【380日目 7/6】くま丼と合掌造り集落
みなさん、だちゃかんだわこりゃ。現在、快晴の富山県魚津市のマクドナルドでブログ更新中。
天気良いのは嬉しいですが、それは梅雨前線が西日本に停滞し続けてるということ。
北九州が心配。
今まではこういう災害ニュースあってもどこか他人事だったけど、実際に自分が廻ってきた
地域が災害に見舞われるとあまり遠くのこととは思えなくなりました。
とっとと北上してくれてもいいのよ。
その代わりささっと通り過ぎてください。
さて、今回は白川郷と五箇山の合掌集落見学の巻です。
どうぞー。
目の前にあるコンビニで食パンと納豆巻きで朝ごはんを済ませて、8時頃出発。
合掌造り集落を目指します。
合掌造りの集落として世界遺産登録されているのは、白川郷の荻町集落と五箇山の相倉集落、
菅沼集落の3つなんだそうです。
実際に行くまで、白川郷だけかと思ってました(-_-;)
序盤はそこそこ緩々の道で楽勝。
庄川沿いにはこういう川をせき止めたダムがやたら沢山ありました。
10個以上あったんじゃないかな。
発電所も何か所もあったり、ここまで徹底的に利用される川は初めて見ました。
占めていたように感じます。
車はあまり通らないので怖くなかったんだけど、一度トラックが対向車もないのに
すぐそばを減速なしで通りやがって、それ以来車が来るたびにビクビクするように
なってしまった。
あのクソドライバーに天罰下りますように。
道の駅たいら辺りから坂が坂らしくなって、ひぃひぃ言いながら登りました。
相倉集落
入るのに自動車や二輪車は協力金が必要なんだけど、自転車はタダで良いよってことで、
通してくれました。
自転車で旅してて良かった。
両手を合わせて合掌礼拝する形からその名がついたそうですが、風雪に耐えるための
合理的な構造だそうな。
壁が無くて屋根が地面に接しています。
発見、望遠レンズで撮影。
アナグマのいる場所から10mくらいの距離に観光客いたんだけど、どっちも気づいて
いなかったっぽい。
のどかだね。
合掌造りとその周りの棚田。
こじんまりとして美しい光景だなあ。
曇りがちなのが残念。
しかも一つ10円と激安だったので、茄子を7個買い占めてやりました。
自転車で来る人初めて見たって言ってたけど、日本一周チャリダーも沢山来てますよ~。
で、富山ブラックサイダーは胡椒がかなり効いてて、ピリっと美味しかったです。
途中の集落にもたまに合掌造りの家が残っていたりします。
懐かしい。
くま丼
掲げたお店、高千代を発見。
まだ熊って食べたことないので、入ってみることにしました。
店の主人にご主人が熊捕ってるんですか?と聞いたら、自分が捕った分はもう品切れに
なったので、今は仕入れたものを出してるんだって。
本物のマタギでした。
獣臭さはなかったんだけど結構クセは強かった。
苦味のような後味が野趣あふれていて、自分の経験値上がったのを実感。
激うまではないですが、旨かった。
他にもイノシシとかアナグマとかハクビシンとか、色んなメニューがあって圧巻のお店でした。
菅沼集落
14時前くらいに菅沼集落に到着。
ここも駐車場料金が必要なんだけど、自転車は無料!
現在9戸の合掌造り家屋が残っているそうです。
なんでかなー、家の周りがセメントで固められてたり、駐車場から集落に降りるのに
エレベーターがあったりするからだろうか。
同じようなのが相倉集落にもあったんだけど、作物でも雑草でもなさそうなんで何だろうと
思ってたんですよね。
これを元に茅葺屋根を作ってるんですね。
菅沼集落は割と簡単に通り過ぎてしまいました。
ここから飛越七橋、別名虹のかけ橋という7つの橋を渡っていきます。
7つの橋は色が塗り分けられてるそうですが、虹の7色とは違うらしい。
楮橋(こうずばし)は紫。
宮川原橋(みやかわはらばし)、水色。
小白川橋(こしらかわばし)、緑。
成出橋(なるでばし)、黄色?
飛越橋(ひえつばし)、オレンジ色?
この橋は合掌造りをモチーフとして作られたらしいけど、渡っている時は全く気付かなかった。
そして合掌大橋を越えると岐阜県に入って、ここから越県はなし。
成出橋、飛越橋、合掌大橋辺りをちゃんと塗り分ければ、虹の七色になりますね。
改修に期待。
15:30ごろに道の駅白川郷に到着。
道の駅自体が合掌造りになってます。
合掌造りは釘などを一切使用せず、木材をワラ縄とネソ(マンサクの細い幹)で縛って
組み立てられているそうです。
当分はネギ料理だな。
ちなみに道の駅のレストランでも熊料理出してました。
この辺では日常食なのか。
まずは歩いて展望台へ。
五箇山と比べるとはるかに大規模ですが、普通の家屋もたくさんあります。
五箇山の家屋見学も大体同じ金額でした。
茅葺屋根の葺き替えは「結」(ゆい)といって皆で協力して1日で終わらせるそうです。
こんなに人がたくさん登って壊れないのか。
イナバの物置なみの強度。
1階は居住スペースで囲炉裏があります。
暗いのでピンぼけた。
主人より頭を高くしないようにとのこと。
2階は狭くて、玄関の上くらいしかありません。
今は様々な昔の生活用品が並べられていて、資料館のよう。
燻して丈夫にするとともに、防虫効果を高める工夫が施されています。
もちろん自転車以外で。
相倉集落、菅沼集落、白川郷と3つとも廻った感想ですが、一番良かったのは相倉集落かな。
最初に合掌造りを見た感動というのもあるけど、人々がそこで生活している実感を
感じることができました。
ちょっと道をそれて坂を登る必要があるんだけど、行って良かった。
とり野菜みそが万能すぎる。
バイク旅の若者、ヒデ氏もやってきて、道の駅白川郷で野宿するとのことで心強い。
24時間開いている休憩室があり、ヒデ氏はそこでごろ寝しようとしてたけど、白川郷の
紹介VTRが一晩中上映していて、眠れないので諦めて外でテント張ったそうです。
俺はテント派なので、最初から外にテント張って寝てました。
今日は激坂はなかったけど、延々アップダウンの繰り返しだったので、結構疲れた。
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