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【189日目 12/27】球磨焼酎ウッチャンボトルは上手くて安いよ

みなさん、こんにちは。

今回は球磨川遡って内村光良氏の故郷でお馴染み、人吉へGO!の巻です。

朝起きたら昨晩からの雨でテントは半面がびしょびしょ。
どんより曇り空なので干しても乾くわけもなし、諦めて濡れたままテント撤収。
なんの制限もなければ今まで通り海岸沿いをぐるっと回りたいところですが、
年内に沖縄着きたいので海岸沿いを離れ、山越えショートカットルートで
鹿児島港を目指します。

20170206141929646.jpgホルスタイン見るのも久しぶり。

20170206141930951.jpg球磨川到着。
山が近づいてくると気が重くなりますが、本日は球磨川沿いの国道219号線を走るので、
厳しい登りはないはず。
その代わり延々緩やかな登りが30kmくらい続く模様なので、それはそれで不安。

20170206141932ba7.jpg実際に山に入っても、予想通りゆるやかな登りなので快調に走れます。
川沿いの道は走っていて気持ちも良いのでいい気分。

20170206141933a64.jpg道端にごみが落ちていただけで何てことはないんですが、焼酎黒霧島の
1.8Lパックというのが、何となく九州らしいなと。

20170206141935ff4.jpgお昼時に道の駅坂本に到着。

20170206141938883.jpgお昼ごはんやらおやつやら酒の肴やらを購入。
山に入ってからお店が全くなかったので、食料品買いだめしておきます。
道の駅の食堂で猪料理がメニューにあったんだけど残念ながら食堂はお休みでした。
猪食べてみたい。

2017020614193998b.jpg道の駅のそばに荒瀬ダムという幻のダムがありました。
なぜ幻かというと日本で最初に撤去されたダムだからです。
上物はすでに撤去済でダムの面影はありませんが、まだ見えないところの
撤去工事中のようです。
当たり前といえば当たり前かもしれませんが、ダムって撤去できるんですね。
考えたこともなかった。

道の駅を過ぎてもひたすら緩やかな山道が続きます。
ずっと登りという訳じゃなくて、緩やかに下ったりフラットな道が続いたりするので、
肉体的にきついということはないんですが、その内自分が登ってるのか下ってるのか、
よく分からなくなってきて、ちょっと気持ち悪い感じになってきました。
しかも気がついたら後輪のブレーキを引いたらブレーキが戻らなくなるというトラブルも発生。
ブレーキを戻すスプリングを確認したり、ブレーキを組み付け直したりしたけれども改善せず。
後輪のブレーキをかけたら手でブレーキを元に戻すという方法で、先に進むことにしました。

20170206141941a86.jpgそんなこんなで本日最初の観光スポット、球泉洞についたのは予想よりもだいぶ遅い15時頃。
対した標高登ってないのにえらい疲れた。

球泉洞は全長4.8kmという九州最大の鍾乳洞です。
所用時間30分の一般コースと1時間の探検コースがあって、
「ここまで来たら探検コースに行かなきゃダメだろうか。
 でもここで1時間も使ったら、日がある内に山を越えるの難しくなるし、
 さくっと一般コースがいいなあ。
 でも折角なんだから探検しないと許されないだろうか」
などと悩みつつ受付に行ってみると、現在探検コースは別のお客さんが廻ってるので
今は入れないと言われて、上っ面は悔しがりながら一般コースでGO。

20170206141942c93.jpg鍾乳洞の中で球磨焼酎を熟成保存する「球泉洞スピリアル」なるものがありました。
最短3年で1万から最長20年で2万7千円だそうです。
20年ものの球磨焼酎とか超飲んで見たいんだけど、今から20年は待てないなあ。

20170206141944d09.jpgなぜか入り口にはフォードAモデルが陳列されてました。
球泉洞の近くにエジソンミュージアムというエジソン博物館があり、そこが現在
閉館しているのでここに移されたものらしいです。
ヘンリー・フォードとエジソンは一緒に電気自動車の研究もしたことがあるので、
その繋がりでエジソンミュージアムに自動車が置かれたとのこと。
鍾乳洞とは全く関係ないですが、貴重なクラシックカーを見れてラッキー。

20170206141945fce.jpgここが鍾乳洞の入り口。
コウモリの飾り付けで煽ってくれるので、中では常にコウモリに怯えてました。
少なくとも一般コースにはいませんでしたが。

20170206141947c31.jpg 201702061419486a1.jpg 20170206141950bde.jpg 2017020614195125a.jpgもう使われてないらしいいけど。これがコウモリの巣穴だそう。

20170206141953723.jpg仏像かマリア像かに見える石筍が祭られてました。
説明がなかったので詳細不明。

201702061419544be.jpg見事なフローストーン。

201702061420585fb.jpg探検コースはここから枝分かれするようです。

20170206142059969.jpgテラテラと不気味な光沢を放つホマーテ型石筍。
これが一番の奇景でした。

20170206142101ca2.jpg以上、球泉洞でした。

次は20kmほど離れた永国寺を目指します。
幽霊の掛け軸で有名なお寺で、通称幽霊寺。
絵の展示時間が17時までなので、かなり急いで進みます。

20170206142102909.jpg17時5分前くらいに到着。
お寺から出てきた親子連れに声かけられてちょっと会話してたら17時過になってしまった。
焦ってお寺に入ります。

20170206142105906.jpgこれが幽霊の掛け軸(複製)。
本妻の嫉妬に悩んで球磨川に身投げした妾さんが成仏できずに幽霊となって本妻を祟ったため、
永国寺開祖の和尚が幽霊の醜い姿を絵に描いて見せてところ、幽霊は驚いて和尚に引導を頼んで
成仏したという伝説があります。
幽霊の絵は以前見たことあるし、複製ということもあってそんな大層な感じはしません。

201702061421077c1.jpgお堂にあるビデオで現和尚が解説してるれるんですが、その話がとても面白い。
法話とかで話なれてるからですかね、漫談みたいでした。

2017020614210867f.jpg西郷隆盛が西南戦争時にこの寺に本営を張ったこともあり、西郷隆盛の位牌も置いてあります。
でもどの位牌が西郷隆盛のものか忘れてしまいました。

20170206142110fdf.jpg
豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に持ち帰ってきた朝鮮兵の耳鼻を供養した千人塚や、

201702061421110f4.jpg西南戦争の追悼碑などもあり、なかなか歴史を感じさせてくれるお寺です。

2017020614211311a.jpg近くに国宝の青井阿蘇神社があったのでちょっと寄ってみました。
また裏から入ってしまった模様。

20170206142114ee1.jpg萱葺き屋根の立派な拝殿。 
もう日暮れ時でしたが地元とおぼしき人たちが参拝していて、地域に愛されてるなあと
感じました。

201702061421172e4.jpg
ウッチャンこと内村光良氏の実家が、酒屋だかコンビニだかをやっているという話だったので、
記念に酒でも買おうと思ったんだけど、ネットで検索しても中々が出てこない。
人吉駅前のお土産屋さんで聞いてみたところ、すでに廃業してしまったそうです。
残念。

日も沈み辺りも暗くなってきたので、近くの道の駅にいきましょうかと思って距離を調べると、
あと15km弱あって、2~3kmくらいかなと思ってたのでちょっとショック。
気温も3℃くらいまで下がっている上に、風がかなり強くて体感温度は氷点下という感じ。
歯を食い縛るように残り15km弱、登坂基調の道を走り抜きました。

20170206142119409.jpg
19時ごろに道の駅錦町に到着。
凍える手で道の駅の裏手にテントを設営し、中に飛び込みます。
人吉のお土産屋さんで購入したウッチャンの親戚が経営している松の泉酒造の
ウッチャンボトルで一杯。

20170206142120ca1.jpg
酒の肴は道の駅坂本で買った馬刺薫製その他。
焼酎もつまみもえらく美味しくて、また泥酔するまで飲んでお休みなさい。

んじゃ!

走行距離 92.37km 
走行時間 5:37
出発地点 道の駅不知火
到着地点 道の駅錦町

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ぐりぐら

Author:ぐりぐら
42歳、体重0.1tのおっさんです。
いい年して会社辞めて自転車で日本一周に挑戦!
札幌から2016年6月22出発⇒2017年8月19日にゴールしました!

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