さっきまでは天気予報曇りだったのに、いつの間にか雨マークになってるし。。。
雨が止んだら出発しよう。
今回は当初の目的地の長万部を通り抜けて洞爺湖、昭和新山見学して
伊達市に到着、の巻。
どうぞ。

道の駅YOU遊もりにて起床。
テント撤収して食パンで朝ごはんにして、7:30ごろ出発。
この日は長万部公園キャンプ場をゴールに設定。
距離的には60kmくらいしかないけど、早めについてキャンプ堪能しようという計画。

曇天の下走っていると八雲町に到着。
そういえば北海道にはカントリーサインがあるのを忘れてた。
八雲町は噴火湾のホタテと牧場でしょうか。
蕎麦じゃないのか。

朝から追い風にのって快調に飛ばします。

食パンでは物足りなかったので、途中のセイコーマートで定番の100円ペペロンチーノ。
これだけ鶏肉が入ってて100円は凄い。

ついに札幌が青看板に出てくるようになりました!
本当に「ついに」という感じ。

今日も今日とて走りやすい道路、楽しい。

長万部に到着。
カントリーマークはあやめと毛蟹。
ところで長万部と聞くと、タイムボカンを連想するのはなぜだろう。
長万部とドクロベエ様の語感が似ているからだろうか、それとも他に何か共通項が
あるんだろうか。

こういう只の道の写真多いけど、北海道走ってるなーってつくづく実感してました。
そういえば以前にブログに書いたか忘れたけど、道路脇の矢印は「ここまでが車道ですよ」
サインです。
雪で道路がすっぽり覆われる北海道ならではですね。
青森でも見かけたけど、それ以外の地方では見かけなかったな。

アイヌ語が語源になっている川の名前の説明看板も北海道ならではじゃないかな。
ちなみに川は別に黒くなかったです。
青華堂

11時すぎに通りすがった青華堂のいうお菓子屋さん、「工場直売」の文言に惹かれて
寄ってみました。
入口にペイントスプレーで落書きできるボードなどもあって、なかなかユニーク。

雪花青というチョコレート菓子が有名らしい。
色んな味があるんだけど、全部試食できて素晴らしい。
そして美味しい。
コーヒーも無料で頂けて、最高の補給スポットでした。

EXILE男旅で取り上げられたらしいプリン、ミルキーゴールド。
パンに塗っても美味しいというフレーズは魅力的だけど、EXILEは好きじゃないので
絶対買わない。

お菓子は買わなかったけど、ソフトクリームを購入。
ソフトクリームはねっとり粘度が高くて、なまら美味しい。
コーンにチョコもかかってるし、これで200円は素晴らしい。
あとゆで卵3個100円も購入。
これも安いねー。
青華堂は試食豊富でお菓子以外にも色んなもの売っていて、お勧め。
EXILEファンはミルキーゴールドがお勧め。
あと店員のお姉さんがぶち可愛かったので野郎にもお勧め。

長万部はかにめし推しなんだなー、ちょっと食指が動くけどお金ないのでまた今度。
この日の目的地だった長万部公園キャンプ場まであと数kmのところまで来たけど、
時刻はまだ12時。
確かに早めにキャンプ場インしてまったりするのも魅力的だけど、あまりに時間が
早過ぎたので、先に進むことにしました。
カントリーマークはキツツキか、と思ったらクマゲラだそうです。
この辺りから北海道の海岸沿いの道としては珍しく、標高230m、100m、100m、100mと
坂が4連チャンします。
とは言ってもそこは自転車に優しい北海道、斜度がきつい坂はなくどれも楽勝。
流石に4本目走るころにはくたびれたけど。

坂の途中で豊浦町に突入、カントリーマークは礼文華海岸といちご。
前方を走るは途中で俺を追い抜いて行った、大学生グループっぽい若者たち。
もちろんこの後置き去りにされて、もう見かけることはありませんでした。
この日はやたらと旅人バイカーや旅人サイクリストとすれ違いました。
みんなサムズアップや手を振って挨拶して、やっぱり北海道だなーと実感(しつこい)。
そういえば、本州の太平洋側走ってる時はほとんどバイカーからのサムズアップ
なかったけど、日本海側走っているときは偶にサムズアップ貰ったことを思い出した。
日本海側の方が旅人多いんだろうか。

15時過ぎに途中のセイコマでマイベストセイコマ商品のベーコンおかかおにぎり購入。
ホットシェフ(店内調理)ありのセイコマにしかない商品で、ちょっと高いけど
大き目だし美味しい。
青華堂で買ったゆで卵も2つ食べて、遅いお昼ごはん。
ゆで卵もめっちゃ旨い。
あれかな、汗かいた体に卵に振った塩がダイレクトに染み渡るからかな。
この後道の駅とようらで、今後のルートについてしばし検討。
本当はこの先10㎞もない道の駅あぷたで野宿しようと思ってたんだけど、やっぱり
まだ時間が早い。
洞爺湖ちょっと見てから、道の駅だてまで進むことにしました。
洞爺湖

洞爺湖までちょっと坂がありますが、100mも登らないで無問題。
トンネルを抜けるとそこは洞爺湖。

洞爺湖はぐるっと自転車でも走れる道があるので、観光客に気をつけながらゆっくり走ります。
洞爺湖自体はただの湖だったので、あまり写真も撮らず。

遊覧船がお城風、というかブロックみたい。

洞爺湖周辺には彫刻的なものが点在してました。

これ躍動感があって結構好き。

最近のスワンボートはモーターボート仕様なんですね。
芝生で旅人サイクリストの集団が2組ほど休憩するなか、会釈だけして通り過ぎる。
ここで野宿するのかしら。
放送で20:30から花火があるっていってたけど、遅すぎるので観れないよー。

壮瞥町のカントリーサインは昭和新山とリンゴとブドウ。

昭和新山。
岩肌剥き出しで、とても生々しい。
曇天なのでわかりづらいですが、噴煙上がってますね。
元は平らな麦畑が地震で隆起しはじめ、噴火を繰り返して2年ほどで誕生したそうです。
2年で標高400m弱の山ができるなんて凄い。
もっと凄いのがここが私有地だってこと。
地震が起きた昭和18年は日本は戦争中で資源不足もあって、誰も噴火記録を取って
いなかったんですが、当時郵便局長だった三松正夫氏が一人で記録を取り続け、
最後には昭和新山を含む辺りの土地を購入してしまったんだとか。
現在も三松家の私有地であり、世界でも珍しい私有地にある火山なのです。
全部、ブログ書きながら知った情報ですが。

たぶんこれが有珠山。
有珠山も活動中の活火山で、最近では2000年に噴火しました。
ニュースで見た気がする。
さて、道の駅だてに向かいましょう。

とうきび畑。

このもじゃもじゃの畑はなんだろうと思ったら、

枝豆かな?と思ったけど、大豆畑なのかも知らん。

伊達市到着。
カントリーサインは伊達政宗のかぶとと有珠山と柿。
北海道に伊達正宗?と思ったら、明治時代に政宗の子孫、伊達邦成(くにしげ)が
この地の開拓を任されたことに由来するそうです。

18時ごろ、道の駅だてに到着。
すぐ近くにマクドナルドがあるので、まずはそこで充電しようと思ったら充電不可
(緊急時のみOK)の張り紙。
バッテリー事情がやばいので緊急っちゃ緊急だけど、多分駄目な気がする。
ということで1kmほど戻ったところにあるモスバーガーで充電&ブログ整理。
21時の閉店時間まで粘ってから、ラルズマートで晩ごはんの買い出し。
予想通りお弁当、総菜系は売り切れていたので、もやしとソーセージ買って自炊することに。
道の駅に戻ってテント張る場所物色するも、道の駅は駐車場に面していてあまり
好ましくない。
ネットでは道の駅の裏の広場でテント張れるとか、トイレに隣接している休憩所で
野宿したとかあったけど、広場はあるけど整備されすぎてるし死角がないので
テント張りづらいし、休憩所は自販機コーナーに変っていて休憩所は無くなってるっぽい。
明るいうちにちゃんと物色しておけば良かったと後悔しながらうろうろした挙句、
道の駅の裏の公園にあるカルチャーセンターの裏にテント張りました。
隣に道路が走っていて思った以上に自動車が通るので、警察が来ないかびくびくしつつも、
もやしソーセージ豆腐中華スープを作って晩ごはん。
結局、誰にも邪魔されずに一晩過ごすことができました。
今日もたっぷり走ったけど、あまり疲れもないのは北海道の道が走りやすいから!
とか考えながら、おやすみなさい。