【372日目 6/28】能登半島にて二度目のお巡りさん面接
みなさん、おじまです。輪島から3度目のブログ更新。
天気予報見る度に悪くなっていく気がする今日この頃。
今回は能登半島北上、色々見れて能登半島って楽しいじゃん、ね、お巡りさんの巻です。
東屋のコの字型のベンチにテントはぴったしハマりました。
右に映っているのが富山まで自転車旅行中のおじいさん。
同じ旅人同士なのに申し訳ない。。。
工事用のランプはソーラー充電&光センサーで暗くなったら光りだすという優れもの。
キャッツアイのソーラー充電&光センサーの自転車用リアライト付けてるんだけど、光が
弱いんですよね。
こいつは工事用でめっちゃ派手に光るから、超目立つと思う。
ありがとうございます。
おじいさんはこの先の道の駅ころ柿の里しかというところで今日は野宿する予定らしい。
スーパーも温泉もあって野宿にはばっちりとのこと。
方向的には同じだけど、距離的にもっと先に進むかもしれないな。
7時頃におじいさんが出発、遅れて7:30ごろに出発。
制限時速80kmか、オーバーしちゃまずいから抑えめに走るか。
ありがち。
途中、ホームセンターによって、自転車補修用の部品を購入。
何時の間にかなくなってしまいました。
ブレーキーが利かない訳じゃないんだけど、このバネがないとブレーキが戻らなくなって
多分常にタイヤに擦っているような状態になり、結構精神的にストレスでした。
自転車屋さんに聞いてみても、バネだけでの扱いはないのでブレーキごとの交換になるという回答。
小っちゃなバネのためだけにブレーキ全体交換するのは何とも無駄な気がするので、
今回はバネを自作することにしました。
オリジナルとはバネの利きが違うので、今回は左右2つとも交換します。
ついでに前後のブレーキの調整をして、ブレーキ関係はだいぶましになりました。
といっても、お店の人に調節してもらった時ほどばっちりには出来ないんだな。
でも実用には充分なくらいにはなりました。
1時間くらいは費やしてしまったので、出発。
千里浜なぎさドライブウェイ
車の車種は選ばないそうで、大型観光バスも走れるらしい。
砂浜は堅く締まっていて、ほぼ普通に走れます。
道が柔らかい感触はハンドル越しに伝わってきて、ふわふわする感じで走っていてすごく楽しい。
若干ペダルも重くなるけど、斜度1%の緩ーい登り坂くらいの感じ。
どこまでも見通せる眺めも素晴らしい。
砂の一粒一粒が非常に細かくて、海水を含むと堅く引き締まるんだそうです。
ずりずりとドリフトっぽく蛇行しながら走ることになるけど、それも結構楽しい。
全長8km、最高の道でした。
宇宙科学博物館コスモアイル羽咋
千里浜なぎさドライブウェイを抜けて目指すは宇宙科学博物館コスモアイル羽咋。
羽咋市は日本一UFOの目撃情報が多いといわれるそうで、それにちなんで宇宙科学博物館を
作ったそうです。
B級スポットの香りがプンプンして来るね。
ちなみに羽咋は「はくい」って読みます。

12時前に到着。
おお、いきなりロケットが屹立してるじゃないですか。
これはマーキュリー・レッドストーン・ロケットといって1961年に2回有人弾道飛行
打ち上げに使われたロケット。
第1段、第2段部分は実際に飛行したロケット胴体を使用している、つまり本物だそうです。
これは本物じゃなくて、一部を本物と同じ素材で作ったのものみたい。
内部は人間が搭乗するとそれでパンパンで、身動きもできなそう。
こんなんで第一宇宙速度で宇宙に放り出されたくないわー。
球形の宇宙船はZガンダムのコックピットっぽくていいです。
ちょっとボトムズの顔っぽくも見える。
これでガガーリン少佐は宇宙に行ったわけですね。
そしてこの宇宙船は実際に宇宙を飛行して帰還した本物だそうです。
塗装が剥がれたり煤けた感じなのは、実際に宇宙に行った跡なんですか。
どうりで迫力あるわ。。。
当時のロケット技術だと、これくらいの重量を打ち上げるのが限界だったんだろう。
ロシア気前いいじゃないか、どうした。
宇宙だと電池式の時計は使えないそうなので、NASAの宇宙飛行士はスピードマスターを
使ってるそうです。
スペースマスターZ-33欲しいのう。
SETI計画や宇宙服、マーズローバーなどまだまだ展示物はあるので飽きないです。
最後になって何故かというかようやく本筋というか、宇宙人関係の展示がちょっと出てきます。
本物ーーー!!
な訳ないので人形。
他にもUFO写真や資料などがありました。
いやいや、どうしてこんな日本の僻地(失礼)にある博物館に旧ソ連、ロシアが本物を
ポンポンくれるのか?って方が謎だよ。
たまに来てあのデスクで仕事してたら、おもろいなあ。
NASAは映画パロディ風にミッションポスター作ってるらしいですね。
オーシャンズ12が完成度高い。
徹底してる。
宇宙科学博物館コスモアイル羽咋、B級スポットというには展示物が豪華すぎて
侮れない場所でした。
超満足。
たっぷり2時間半ほど堪能して、14時過ぎに出発。
畑の案山子があまりに自然だったので、二度見してしまった。
洗濯機が昔懐かしのからまん棒方式(日立風)。
今はもう見ないね。
お昼時も過ぎてでどやこも終わってたけど、ついに営業中の焼肉屋、大将を発見。
中を覗いたら、女将さんが新聞読んでたけど昼飯用意してくれるとのこと。
1,000円の大将ランチセット、ぺこぺこのお腹に激うまでした。
ありがとうございました。
コインランドリーに戻って洗濯物を乾燥機にかけ、乾いた洗濯物を仕分けていると、ザ・ショック。
またズボンのお尻が破けてるー。
これも履きやすくてお気に入りだったのになー、またどっかでズボン買わねば。
気を取り直して出発。
走っていると前に荷物満載の自転車発見。
追いついて声かけると、日本縦断中10日前に福岡出発の若者でした。
あまり話さずに別れましたが、能登半島一周するらしいのでこの先の道の駅で再会しそう、
と思ったけど、今日前でまだ会っていない。
御祭神は大己貴命(大国主命)。
例によって縁結びの神社でもあります。
残念ながら拝殿は工事中らしい。
入らずの森ってファンタジーっぽくいいな。
どこかに「帰らずの森」もないかな。
富士の樹海かな?
17時前に道の駅ころ柿の里しかに到着。
昨日のおじいさんが野宿すると言っていた道の駅だったので、居たら挨拶だけでも
しておこうかなと思ったら、いたけどベンチに横になって爆睡してました。
ビールの空き缶転がってるから、酔って寝てんのかな?
起こそうかと思ったけどそれも悪いので、そのまま立ち去ることにしました。
巌門
時間が遅いためか、周りのお店も閉まっており観光客も誰もいない。
すると奥の方から微かに女の泣き声のような音が聞こえてきた。
洞窟を吹き抜ける風の音かな、と思いながら足を進めると、
急にけたたましい女の笑い声が聞こえてきて、おしっこちびりそうになった。
先に女性2人連れが入っていて彼女たちの笑い声だったよ。
洞窟は一瞬で終わって、巌門洞窟とご対面。
なぜか石が積んであった。
もっと引いて撮れば良かったな。
これは鷹の巣岩。
昔、鷹の巣があったということだけど、本当にそんな感じがする。
というより、ロック鳥のような巨大鳥の巣という感じ。
他にも見どころありそうだけど、時間も遅いので先を急ぐとする。

強い夕日に照らされ、海面がトロトロになって美しい。
構図が大きすぎて正面からは撮れなかった。
高さ16mの岩が女岩、12mの岩が男岩。
写真じゃわからないけど、女岩のほうには洞窟が開いています。
そういうことか。
長さ460.9mでギネス公認、
途切れているように見える部分もベンチが繋がってます。
誰も座ってないけどな。

舞鶴の引揚記念館で見た岸壁の母がいました。
この辺り出身の方だったそうです。
豆腐と納豆は昨日買ったやつ。
その後テント張っておやすみなさい。
そしたら深夜0時ぐらいにテントの外から声かけられました。
お巡りさん。。。
通報があったのか巡回だったのかわからないけど、テントの外に出されて5分くらい
事情を聴取され、「ここは警察の土地じゃないから良いとも悪いとも言えないけど、
ゴミとか散らかさないでね」って言われて釈放。
京都に続いて二度目の警察アタック。
なんでこういうことって立て続けに起きるんだろうね。
テントに戻って寝ようと思ったら、テントの中に蚊が三匹入ってました。
だってお巡りさんと話している間、テント閉めるのも怪しいと思って開けっ放しに
してたからね。