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【306日目 4/23】飫肥城下町で600円の町歩き

みなさん、ひんだりー。

千葉県で停滞中の0.1tです。
再会は5月10日になる予定。
ぼちぼちブログ更新していきましょー。


IMGP8927.jpg朝起きるとテントのフライシートの内側が結露でぐっちょり濡れてました。
エアマットが空気漏れしているので地面の冷気が伝わってきてめっちゃ寒かったけど、
気温も結構低かったみたいですね。
最近結露なかったので忘れてたけど、去年の年末は毎日結露発生して頭悩まされたなあ。
と懐かしみながら、青空の下テントと寝袋を干します。

IMGP8925.jpgその間に朝ごはん。
新たまねぎを入れた味噌ラーメン。

IMGP8928.jpgそして紅甘夏と日向夏。
日向夏は激うまってわけじゃないけど、わたの独特の食感がくせになる。

今日は飫肥城跡を見学して、道の駅酒谷に行こうかなと考えてます。
移動距離は25kmくらい、急ぐ理由は何もないのでのんびりと準備をすすめます。
といっても9時過ぎには準備完了したので出発。

IMGP8934.jpg日南駅前の伊東マンショ像。
島原・天草辺りで勉強したような気がする。
天正遣欧少年使節の一員としてローマ法王に謁見したお人。
宮崎県出身。

IMGP8935.jpg10時ごろにマクドナルドに入って、朝マック食べながらブログ更新。
12時近くなると席が埋まってきたので、マクドナルドから脱出するとすぐ傍に
コインランドリーがあったのでこれ幸いと洗濯実施。

IMGP8936.jpg洗濯中に近くのスーパーでチキン南蛮弁当300円(安!)を食べたり、ちょこちょこ
写真整理したりしながら、まったり過ごす。
洗濯終わったのは14時前くらい。

それでは飫肥城跡に向かいましょう。
百名城の一つなんだけど、名前にあまり馴染み無いですな。
さらっと見て終わりかなー。

IMGP8938.jpg飫肥駅到着。
なんか踊りの像が立ってますが、帯刀していてカッコよい。
泰平踊りというらしいです。

IMGP8942.jpg
城下町の碑がありました。
結構大きな城下町なのかな?

IMGP8950.jpgこの辺りが城下町らしいです。
電柱もないし旧い建造物が残ってるし、本格的に城下町ぽいなーと思っていたら、
伝統的建造物群保存地区になっていました。
日曜とはいえ観光客もたくさんいたし、俺が知らないだけで飫肥城は結構有名な観光地なのか。

IMGP8981.jpg
左手前にはクリーニング店があるんですが、こんなに恰好良いクリーニング店見たことない。

IMGP8951.jpg飫肥城の券売所。
チケット買おうかと思ったけど城跡に入るだけなら無料らしいので、とりあえず行ってみよう。

IMGP8955.jpg大手門。

IMGP8958.jpg石垣が非常に滑らかで綺麗。
大阪城とか名古屋城レベル。
そして城の至る所に杉が植えられています。

IMGP8966.jpg
 IMGP8971.jpg旧本丸跡は杉林になっています。
飫肥の杉は飫肥杉というブランドで有名らしいです。
そういえば、屋久島にも飫肥杉が植林されているってガイドの人が隣のグループに
説明しているのを小耳に挟んだような。。。
その時は「オビ杉」としかわからなかったけど、「飫肥杉」のことだったんだね。

城跡には歴史資料館とかの有料施設があったけど、入らず。

IMGP8961.jpg代わりに食べ歩き町歩きチケットを600円で購入。
600円で購入した地図に5枚のチケットが付いてきて、城下町のお店で品物と交換できる
というものです。
プラスあまり人気のない有料施設(チケット売り場のおばちゃん談)の3箇所に
入ることができます。

IMGP8962.jpgチケットと品物を交換できるお店はこれだけあります。
5枚あるとはいえ、目移りするなー。

IMGP8976.jpgという訳で、飫肥城下町食べ歩き出発!

IMGP8978.jpg一軒目は元祖おび天本舗さんで、

IMGP8980.jpgおび天ゲット。
おび天は飫肥の郷土料理で魚などの練りものを揚げたものだそうです。
夜の楽しみに食べずに取っておきます。

IMGP8983.jpg町の用水路の一部が鯉放し飼いになってました。
涼し気でいいです。

IMGP8985.jpg二軒目は有料施設の旧山本猪平家に行ってみます。

IMGP8986.jpg IMGP8989.jpg冷たくないけど麦茶が用意されてました、助かる。

IMGP8991.jpg子供の日が近いせいか、鯉のぼりや鎧兜が飾られていました。

IMGP9007.jpg
ここでは寿太郎巻をいただくことができます。

IMGP9009.jpg三軒目は安藤商店さんで、

IMGP9010.jpg醤油小瓶ゲット。
丁度醤油切れかけてたし、九州の甘い醤油欲しかったので超嬉しい。
お店で買おうと思うと、結構大きい瓶しかないんだよね。

IMGP9011.jpg続けて四軒目、岡本商店で南天長寿箸。

IMGP9014.jpg五軒目、こだまさんで卵焼きゲット。

食べ歩きは素晴らしい企画ですね、協力店舗多いし、お店が密集しているので
無理なく回れるし。
飫肥を堪能した満足感。

IMGP9033.jpg
飫肥城に四半的射場という弓矢の射的みたいのがあってやってみたかったけど、
係の人がマンツーマンで付くようで順番回ってくるまで時間かかりそうなのでパス。

IMGP9034.jpg IMGP9036.jpg泰平踊りは武士も踊ることを許されたものなので、武芸十八般が取り入れられた
踊りだそうです。
ちょっとYoutubeで見たけど、盆踊りとは思えない動きだったな。

IMGP9038.jpgさて道の駅酒谷へ向かいましょう。
水田の中をひたすら緩ーく続く坂道を越えて、

IMGP9039.jpg日南ダムを越え、

IMGP9046.jpg
17時ごろに道の駅酒谷に到着。
藁ぶき屋根が素敵。
昨日今日と20周年のお祝いやってたみたいですね。
着いた時には終わってたので残念。

IMGP9044.jpg草だんごが名物らしいですが売り切れ。
明日買おうっと。
道の駅は18時まで営業しているので、閉店するまでの時間つぶしに棚田を見に行きます。

道の駅からまた3kmほど坂道を登って、坂元棚田に向かいます。
日本棚田百選に選ばれた棚田ですが、田植えは6月なので今は休耕中のようです。

IMGP9053.jpgここから先は激坂っぽいので歩いて行きます。

IMGP9057.jpg棚田展望台に到着。

IMGP9068.jpg坂元棚田です。
いいですねー、夕日に照らされる棚田。
坂元棚田は馬で耕すことを前提として作られたので、幾何学的で整然とした形の
田んぼが特徴的。

IMGP9070.jpgしかしこの辺りは植林された杉ばかり。
さすが飫肥杉。

IMGP9074.jpg道の駅には18:30過ぎに戻ってきました。
公園が併設されているので、どこにでもテント張れますねー。
ちょうどいい東屋があるので、そこにテント張りました。

定年後に軽自動車で日本全国回っているおじさんと仲良くなって、しばらく談笑。
西国三十三か所を歩いて回ったり、結構な冒険をしているおじさんでした。
 IMGP9078.jpg
そしてお待ちかねの晩ご飯。
まずはおび天。
さつま揚げみたいなものかなと思ってたけど、さつま揚げよりもふっくら柔らかく
ほんのり甘くて別物ですね。
美味しい。

IMGP9076.jpg
卵焼き。
かなり甘くて食感もつるっとしてて、まるでデザートみたいな卵焼き。
卵焼きはだし巻きというかショッパイ系が好きなんだけど、これは美味しいです。
おかずにはなりそうもないけど。。。

IMGP9080.jpgメインはパスタ。
出来合いのパスタソースに高菜炒めを混ぜて高菜パスタにしました。
自分でいうのもなんだけど、激うま。

山の中の道の駅だから静かに過ごせるかなーと思ったら、意外に車の出入りが
あって落ち着かなかった。
さっき話したおじさんも車中泊しているし。昨日の無人のキャンプ場に比べると
安心感が半端ないです。

でもやっぱりやたらと寒くて熟睡できず。
マットめ。。。

んじゃ!

走行距離 24.23km 
出発地点 猪鼻崎キャンプ場
到着地点 道の駅酒谷

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【305日目 4/22】猪鼻崎キャンプ場で昼ビール

みなさん、こえちょるです。

IMGP8859.jpg道の駅なんごうにて起床。
どんな嵐でも雨を防いでくれそうで、かつ駐車場も遠く誰も入ってこない素敵な場所、
静かで熟睡できました。

IMGP8860.jpg空は曇天なれど、乳白色の空と霧が海に溶け込むようで幻想的は風景。
写真でそれを表すことができないのは腕のせい。

IMGP8862.jpg本日の朝ごはんはペペロンチーノ。
このふりかけ、大学時代(20年前。。。)に愛用していたやつで、旅の途中ちょいちょい
探していたんだけど見つからなかったやつです。
鹿児島市のスーパーでようやく再会できました。
分量が自由自在なので凄く使いやすい。
買いだめしとけばよかった。

IMGP8870.jpg あとは道の駅なんごうで買った日向夏。
キヨミヤさんのブログ見て食べてみたくなったんです。
見よう見まねで皮を剥いてカットしていただきます。
確かに白いわたがほの甘く、果実部の酸味と一体となって美味しい。
わたの部分の食感も面白い、くせになりそう。

IMGP8868.jpgキヨミヤさんから貰ったスイートオレンジ。
ストレートに甘くて美味しい。

IMGP8866.jpgキヨミヤさんはこれから都井岬に向かうとのこと、進む方向が逆なのでここでお別れ。
本当に昨日は天使でした、ありがとうございます。

IMGP8872.jpg道の駅なんごうは植物園が併設されているので、ちょっと回ってみることにしました。

IMGP8886.jpg結構な階段を上ったりして、ちょっとしたハイキングコース。

IMGP8875.jpg南国の鳥のようなこの花はストレリチアっていうそうです。

IMGP8878.jpg IMGP8882.jpgとりあえず展望広場まで来てみました。
全部回ったら2~3時間かかりそうなので、あとはジャカランダの森見て帰ります。

IMGP8884.jpg多分これがジャカランダの木だと思うけど。。。
花が咲いてないとよくわからないすな。

IMGP8888.jpg帰りはトロピカルガーデンを通ってみます。

IMGP8892.jpgそれにしても広い。
道の駅付属の植物園と思ってると足元掬われますね。
ちょっとのつもりが30分以上歩いたと思います。

IMGP8894.jpg 
IMGP8864.jpgそれでは道の駅なんごうを後にして出発。
この日の予定は、何もなし。
というか何もしない予定。
なぜならまた実家の千葉に一旦戻る予定なので4月25日に宮崎空港発のチケットを購入済み
なんですが、ここから宮崎空港までは63kmくらいしかなくて行こうと思えば一日で余裕で
ついてしまうからです。
そのためちょうど25日に宮崎空港に着くように調整しながら進むことにしました。

IMGP8895.jpgというわけで、道の駅なんごうから10㎞ほど離れた猪崎鼻園地にやってきました。
ここに無料のキャンプ場があるので、良さそうならここにテント張ろうかなと。

IMGP8897.jpgキャンプ場到着。
芝が伸び気味だったり、水はけが悪くてヌカルんでいるところがあったりするけど、
無料キャンプ場だから文句は言えません。
トイレと炊事棟があるので充分。
展望が全く良くないのが難点だけどここに一泊することに決定。

IMGP8904.jpgとりあえずテント張って、荷物置いて、買い出しに出かけます。

IMGP8906.jpg1時間半後戻ってまいりました。
まだ13時過ぎですが、早速ビールで乾杯。
昼間っから飲むビールは最高。
手前のは「ふかゆがき」。
名前的に牡蠣の一種かと思ったけどそうではなくて、フカ(サメ)を茹でた
宮崎の郷土料理です。
酢味噌で食べるんだけど、食感ふかふかで美味。

IMGP8907.jpg天然ブリの刺身。

IMGP8909.jpg地鶏のタタキ。
鶏タタキはどこで買っても安定して美味しいな。

IMGP8912.jpg底が抜けたカバンを布テープで補修したり、

IMGP8914.jpg泥だらけの自転車を、

IMGP8916.jpg綺麗に拭いたり(空拭きしただけ)。

キャンプ場でのんびりビール飲んで過ごすのが夢だったけど、やってみると存外にヒマ。
他にキャンプする人誰もいないし、見晴らしは絶望的に良くないし。
Amazonプライムでダウンロードしていた動画を観たりして、時間を殺す。

IMGP8921.jpg晩ごはんはピーマンの醤油炒め。
昔からの好物。

IMGP8919.jpg数日前に道の駅錦江で買った野沢菜の持ちが心配だったので、醤油で炒めてみました。
これでもうちょっとは持つでしょう。

街灯一つないので、日が沈むと辺りは真の闇
星が綺麗ですが余りに真っ暗なので落ち着かず、とっととテントの中に戻って
おやすみなさい。

んじゃ!

走行距離 23.91km 
出発地点 道の駅なんごう
到着地点 猪鼻崎キャンプ場

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【304日目 4/21】 都井岬で御崎馬と戯れ、南郷にてあのダンボーくんと遭遇

みなさん、いやしんごろうです。

現在は関西国際空港のバーガーキングでブログ更新中です。
またまた所用で千葉に一旦帰るので、宮崎から一旦大阪までやってきました。
宮崎空港から羽田空港まで直行便もあるんだけど、高いんですよね。
それなら大阪経由して大阪でまた美味しいもの食べることにしました。
宮崎戻るのはゴールデンウイーク明けになると思います。
それじゃあ、この隙にブログ追いつきます!

IMGP8719.jpg道の駅くにの松原おおさきにて朝5:30起床。
すぐそばの観光案内所が朝6:00から開放と記載あったので早めに起きましたが、鍵が
開くだけで営業はしていなかったので、もうちょっとゆっくりしても良かったな。

IMGP8721.jpg
朝ごはんは紅甘夏とたんかん。
紅甘夏→たんかんの順で食べると、紅甘夏の酸味がたんかんの甘みを引き立ててめっちゃ甘い。

IMGP8728.jpg道の駅のシンボルでもあるこのカブトムシ、すごく良くできてる。

IMGP8723.jpg特にこのお尻のぷっくり具合は秀逸。

空は曇ってますが雨は降っていません。
6:45ごろに出発。
今回は宮崎県に突入し、宮崎県最南端の都井岬へ御崎馬を見に行きます。

IMGP8731.jpg鹿児島県志布志市の志布志市役所志布志支所へ来ました。
平仮名で書くと「しぶしししぶしちょうしぶしのしぶししやくしょしぶしししょ」。
ナイスな看板もあって、見事なB級スポット。
志布志市はこれだけ見て駆け抜けましたw

IMGP8734.jpgバス停かと見間違いそうな無人駅があったので、覗いてみました。

IMGP8735.jpg日南線は一時間に一本もないんですね。
田舎のJRはこんな感じ。

IMGP8736.jpg線路にも草が蔓延っていて、いかにも田舎の鉄道という感じ。

IMGP8739.jpg国道220号と448号の重複区間を走ります。
国道の重複って初めて見た気がするけど、結構色んなところにあるみたいですね。
通はこの標識を「だんご」と呼ぶらしいです。

IMGP8740.jpg俳人の山頭火もこの地を訪れたそうです。
残念ながら「この木」は見当たりませんでしたが。

IMGP8744.jpg宮崎県突入!
さよなら鹿児島、こんなに長居するとは思いませんでした。
北海道、沖縄に次ぐ滞在期間となりました。

IMGP8748.jpg坂を上っていると馬の像出現。
まだ都井岬に入っていないので馬はいませんが、気分を盛り上げてくれます。

IMGP8749.jpg坂の途中に三連の橋が出てきました。
これは第一の橋、野猿橋。

IMGP8753.jpg第二の橋、天馬橋。

IMGP8756.jpg第三の橋、漁火橋。
間をおかずに橋が出現するので、いちいち止まって写真撮るの大変だった。

IMGP8761.jpg一面に広がる水田。
もうちょっと苗が育って青空の下だったら素敵だろうな。

IMGP8763.jpg都井岬で9km。
ここからはアップダウンの連続となります。
そして最初の坂から傾斜が厳しくて、あっさり諦めて自転車降りて押し歩き。
緩やかになったら自転車乗る、厳しくなったら降りるの繰り返して登りました。

IMGP8764.jpgついこの間土石流があったかのような荒れ具合。

IMGP8769.jpg
無理せず押し歩いたおかげであまり苦労せずに駒止めの門に到着。
与那国島のようはテキサスゲートを想像していたんだけど、本当の門でした。
自動車は400円、二輪車は100円の協力金が必要ですが、自転車は無料。
地味に嬉しい。
この門は24時間通行可能で、夜間無人の間は自分で門を開閉して通るそうです。
万一閉め忘れちゃったら、馬が外に出てしまうかも知れないので責任重大。

IMGP8773.jpg駒止めの門を抜けてすぐ左にある小松ヶ丘で、さっそく馬発見。

IMGP8774.jpgひたすら草食べてます。

IMGP8791.jpg更に先に進むと、遠目ですが続々と馬が現れます。

IMGP8793.jpg馬っていうと平原を駆け回るイメージですが、都井岬に丘になっていて平らな場所は
あまりありません。
馬は結構な急斜面に立って、ひたすら草食べてます。

IMGP8795.jpg
ソテツロード。
それにしても路上には馬いないし、馬糞も落ちてないし、御崎馬は道路には降りてこないのかな?

IMGP8796.jpgとか思いながら都井岬ビジターセンターへ行こうとすると突然、路上に馬出現。

IMGP8798.jpgじゃれてるのか喧嘩しているのか、頭をぶつけ合う馬。

IMGP8840.jpg大きい図体で乳を求める馬。

IMGP8799.jpgこっちを警戒するそぶりもなく、

IMGP8800.jpg近寄ってきて、

IMGP8801.jpg通り過ぎていく馬。
触ろうと思えば触れたけど、怖くて手が出なかったw

ビジターセンターは後回しにして、まずは嫌なことから先に済ませることにしました。
それは都井岬灯台へ行くこと。

IMGP8816.jpgせっかく登ったのにまた一旦下ってから、登坂。
かなりな急坂だったので、もちろん押して登ります。

IMGP8804.jpgひいひい言いながらようやく到着。

IMGP8813.jpgまずはご褒美コーラで自分に乾杯。

IMGP8808.jpg都井岬灯台。
200円で灯台に登れましたが、特にそそられ無かったので眺めるだけ。

IMGP8807.jpg IMGP8815.jpg
景色だったら灯台駐車場からでも見えるしね。

IMGP8817.jpgそして都井岬ビジターセンターに戻ってきました。
ここは入場料310円かかりますが、絶対入った方がいいですよ。

IMGP8823.jpg中に入るとセンターの人が一人ついてくれて、御崎馬に馬について色々と説明してくれます。
この人が御崎馬については何でも知っているというか、馬が好きでこの仕事しているんだ
ろうなーと勝手に想像してしまうような人で、馬の話をしている時本当に嬉しそうでした。

御崎馬は江戸時代の初めに軍馬・農耕馬育成のために都井岬に放牧された馬の子孫で、
当初から年一回馬を集めて全頭数を検査したり、オスの若馬を搬出する「駒追い」以外は
ほとんど管理しない方法を取っていたため、再野生化したそうです。
現在でも年一回ダニ駆除の薬を飲ませたり血液検査する以外は、基本的には人為的管理は
行っていません。
そのため冬を越せなかったり、ケガして死んでしまう馬もいますが、毎年の出産数と
大体釣り合っているので、100頭前後の頭数を維持しているそうです。
ちなみに都井岬に生息できる馬の上限数は120頭だそう。
死んじゃった馬も回収したりせずに、森の中に置いてタヌキやアライグマ、虫たちが
処理するに任せるんだとか。

他にも馬は一日18時間草を食べるとか、冬になるとふわふわの冬毛になるとか、
冬には丘の芝が枯れるので山に入って木の枝をかじったりするとか、記憶力が良いので
近親交配はほとんど行わないとか、色々教えてくれました。
あと馬が耳を後ろにペタっと伏せているときは、怒っているときなので直ぐに逃げた方が
いいそうです。

IMGP8827.jpg 
IMGP8829.jpg IMGP8835.jpg他にもいろいろ展示物があり、御崎馬に詳しくなれるのでオススメ。

そしてビジターセンターのおばちゃんと話していると、国道448号土砂崩れでこの先
全面通行止めになっているので、一旦串間市まで戻ってから迂回する必要があると
教えてもらいました。
本当は国号448号を通って道の駅なんごうへ行ってゴールにしようと思っていたんだけど、
串間まで戻ってから道の駅なんごうへ行くと、倍の50kmくらい走らないといけない
ことになります。
どうしようか考えた結果、とりあえず串間まで戻って公園とかの野宿地を探しながら、
道の駅なんごうへ向かい、野宿地が見つかり次第そこでゴールにすることにしました。

IMGP8844.jpg IMGP8845.jpg
帰りは行きほど苦労せずに、串間まで戻ってスーパーで晩ご飯とビールを購入。
これでいつでも野宿可能。
17時前くらいに串間出発。
途中で野宿地が見つからなかったら、道の駅なんごうまで後30km弱走らないといけません。
国道220号を使って東へ向かいます。

IMGP8847.jpg坂を上ってる途中でちょっと和ませてくれてありがとう。
ライ麦畑で捕まえて+私をスキーに連れてって的な?

結局、途中で野宿してもいいなと思う場所は見つけられませんでした。
今までほとんどゲリラ野宿してこなかったから、そういう場所を見つける嗅覚が無いんだな、
きっと。
そして田舎になるほど公園らしい公園はなくなるよね。

IMGP8848.jpg道の駅近くのファミマで休憩。
ヨーグルッペは南九州のご当地ドリンクかと思ったら、北海道でも販売している
らしいですね。
見かけた記憶はないけども。

IMGP8850.jpg19時前に道の駅なんごうに到着。
しかし残念ながらロープが張られていて中には入れそうもない。。。
辺りにはトイレと駐車場しかなくて、ポツポツ降ってくる雨を凌ぐ屋根はない。
ファミマからここに来る途中に大きな運動公園あったからそこ行ってみようかな、
とかしばらく考えたけど、もう辺りは真っ暗になっていたので諦めて荷解きをしている時に、
道の駅から天使が登場しました。

「自転車で日本一周ですか?」と声をかけてきたその天使は、日本ブログ村の自転車
日本一周ランキングで度々1位になっているJapanNomadのキヨミヤさんでした。
キヨミヤさんは昨日から道の駅に野宿していて、道の駅の人からテントOKの許可も
貰っていたそうです。
道の駅から出てきたので道の駅関係者の人かと思って、最初はちょっと警戒しちゃいました。
キヨミヤさんのおかげで道の駅の中に入って、大きな屋根の下に無事テント設営することが
できました。

IMGP8851.jpgお昼ごはん食べてなかったので、待望の晩ごはん。
串間で買っておいたご飯はかなり豪華、地鶏のタタキに鶏のから揚げ、きびなごの天ぷら。
これを心の頼りに頑張って自転車漕いできました。
ところで宮崎県のお酒といえば芋焼酎みたいですが、度数が20度のものが多かったです。
普通の焼酎は25度が多いので、ちょっと不思議。

IMGP8853.jpgJapanNomadのマスコット、ダンボーが俺の芋焼酎を狙ってる!

この後、何度かパラパラと雨が降ってました。
キヨミヤさんがいなかったら寒いテント泊になってたな。
まじ天使。

んじゃ!

走行距離 101.46km 
出発地点 道の駅くにの松原おおさき
到着地点 道の駅なんごう

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【303日目 4/20】雨に打たれて温泉入れず、鮭で酒を飲むくにの松原

みなさん、ナントンシレンヤッです。

道の駅フェニックスから第二弾。
屋久島のレインラン以降、ヘルメットをかぶると額に擦れるみたいで額の皮がむけて
カサブタができるようになってしまいました。
そのため最近ヘルメットは荷台にくくって、ノーヘル走行中の0.1tです。
そして走行中に荷台からヘルメットが落ちること数回。
ヘルメットは落とすと中のクッションが潰れて保護機能が落ちるらしいんですが、
大丈夫かな。
このまま行くつもりだけど。。。


 IMGP8689.jpg
大泊野営場で6時頃起床。
大泊の海岸はとても綺麗とは言い難い。
そして今日は午後から雨の予報。

IMGP8690.jpg大泊野営場ではこんな感じで横一列にテント張ってました。
一番手前が徒歩の外人さん。
グッモーニンぐらいしか話しかけられませんでした。
テントが今まで見たことないやつで凄い軽そう。

IMGP8691.jpg朝ごはんもパスタ。
振り掛けタイプのペペロンチーノ。
充分美味しい。

IMGP8692.jpgそして道の駅錦江で買っていたプチトマト。
トマト久しぶり。

IMGP8693.jpgテント撤収していると、スーツの男性が俺の名前を呼んできたので、びっくりしながら
返事すると、昨日ホテルのフロントで購入した最南端証明書を持ってきてくれました。
そういえばお風呂に入る前に購入して、お風呂から上がった後に取りにいくはずだったのを
すっかり忘れていました。
わざわざキャンプ場まで届けてくれるなんて、なんて素晴らしいホスピタリティ。
そして後日ゆーたくんのTwitter見て、徒歩・自転車は無料で証明書貰えるらしいことが
わかってちょっとショック。

IMGP8694.jpgもし佐多岬にまた来ることあったら絶対泊まるよ、ホテル佐多岬。
お風呂直しておいてね。

IMGP8695.jpg佐多岬をぐるっと回る道のりはマップを見るからに厳しそうだったので、昨日来た道を
戻ることにします。
途中の展望台から佐多岬灯台見えないかなーとか思ったけど、

IMGP8696.jpg島影で全然見えず。
開聞岳拝んで先に進みます。

IMGP8697.jpg

IMGP8698.jpgこの辺りはタヌキも出るらしい。
サルはもういいけど、タヌキなら見たいな。
タヌキは四国の道路で昇天しているのを2回見ただけ。

IMGP8700.jpg来るときも気になっていた無人直売所。

IMGP8699.jpg試食したら美味しかったので、100円のたんかん購入。
たんかんはポンカンとスイートオレンジの交配でできたものらしいです。

IMGP8701.jpg海沿いのこんな狭い土地を良く田んぼにしたものだ。
海水飛んできたりして塩害にあわないのかな。

IMGP8702.jpgここで屋久島で一緒になったゆーたくんと再会。
ゆーたくんはこれから佐多岬に向かうとのこと。
雨にならないことを祈って、お別れ。
その直後にぽつぽつと雨が降ってきた。
雨男はどっちだ。

IMGP8703.jpg来るときには気づかなかった台場公園。

IMGP8705.jpgこの岩は、島津斉彬公が使用した手水鉢だそうです。
中に溜まっている水はめっちゃ汚かった。

IMGP8708.jpg薩英戦争に備えて設置された砲台跡があります。
実際に使用されたことはないそうです。

IMGP8709.jpg北海道では良く見かけた薄い信号機は積雪対策の信号機と聞いていたけど、なぜ鹿児島に

IMGP8711.jpg川を渡ってたなびく鯉のぼり。
このころには結構な雨になってきました。

IMGP8712.jpg黒毛和牛、かな?

IMGP8713.jpgそれほど危険はカーブにも見えませんでしたが。

道の駅錦江を過ぎ、鹿屋市に入り国道269号に乗って右折、宮崎方面を目指します。
雨に打たれながら走っているうちに、急激に力が入らなくなり、頭もぼうっとして来ました。
昨日買った菓子パンをちょくちょく食べんていたので、ハンガーノックじゃないと
思うんだけど、明らかに体調がおかしい。
風邪ひいたのか?
それとも屋久島のヤクシカタタキでE型肝炎?
怯えながら目についたリンガーハットに入り、いつものチャンポン麺2倍食べて
しばらく休んでいたら回復しました。
やっぱり空腹だったのか。

近くのネットカフェに避難することを考えていたんですが、リンガーハットから出たら
雨止んでいたので複雑な気持ちで先に進みます。
目的の道の駅くにの松原おおさきへ後数kmとなったところで、コンビニで休憩。
立ち読みなんかしてちょっと時間たってから外に出ると土砂降り。
ゴール間近で休憩なんかした天罰かと再び雨に打たれながら走り、17時に道の駅到着。

IMGP8714.jpg道の駅道の駅くにの松原おおさきはかぶとむしの像がトレードマーク。

IMGP8715.jpg
道の駅を散策すると衝撃の張り紙。
ネットで道の駅くにの松原おおさきに野宿したって書き込みが複数あったから
大丈夫だと思ってた。
でもこの雨の中を移動して次の宿泊地を探すのは体力的に無理。
遅くなるまで待ってテント張ろう。

IMGP8717.jpg
とりあえず併設されている温泉で温まって時間潰そうとしたけど、なんと昨夜温泉施設が
故障して当分の間温泉は休業とのこと。
悪いことは重なるもんだ。
ここは宿泊施設もあるみたいなんだけど、宿泊客はどうしてるんかね。

仕方ないので10分ほど歩いてパチンコ屋さんに行って、休憩所でブログ更新して時間潰し。
(パチンコはやってない)
21時頃に道の駅に戻ると、目を付けていたスペースにはすでにカブとテントが
陣取っていてショック。
仕方ないのでトイレ横にテント張りました
休憩したコンビニで買った半額の鮭味噌煮缶詰2つを肴にして、晩酌してお休みなさい。

んじゃ!

走行距離 75.66km 
出発地点 大泊キャンプ場
到着地点 道の駅くにの松原おおさき

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【302日目 4/19】佐多岬到達、日本本土の端っこ制覇

みなさん、てげてげです。

現在4月24日は宮崎県の道の駅でブログ更新中です。
4月21日にJapanNomadのキヨミヤさんと道の駅なんごうで出会いました。
先方はすでにブログアップ済みなので、こっちも早く追いつかねば。


IMGP8645.jpg道の駅たるみずで起床。
広い芝の広場の片隅にテーブルがあり、そこにテント張ってました。
テーブル使えるし、テーブルが目隠しになって目立たないし、野宿にはうってつけの場所。
ただし朝6時過ぎに工事の人が来て何やら話し合っていましたが。
「うるさくてスイマセン」て謝られたけど、こちらこそ邪魔してすいません。

IMGP8644.jpg今朝は桜島もくっきり見えます。
鹿児島市側から見るとすらりとしてあまり噴火中の火山ぽく見えないですが、こっちから
見ると火口がもろに見えて、火山っぽいです。

IMGP8646.jpg島津斉彬がこの辺りに軍艦の造船所を作り、また日本船と外国船を見分けるために日の丸の
掲揚を幕府に進言したため、ここが日の丸となっているそうです。
島津斉彬はまじ名君。

IMGP8648.jpg朝ごはんは夜のうちに道の駅で買っておいた半額お握りとかるかん、紅甘夏。
かるかんと言えば猫まっしぐらですが、鹿児島名物のかるかんは蒸しパンのようなお菓子。

IMGP8650.jpg自販機に天然アルカリ温泉水が売っていたので買ってみました。
うーん、ただの水。

7時ごろに道の駅を出発。
今日は日本本土最南端の佐多岬まで行く予定。
走行距離もそれなりにあるし、難所の一つにも数えられる岬なので、覚悟を決めて走ります。

IMGP8652.jpgそういえばもうすぐ端午の節句ですね。

IMGP8651.jpg沖縄で見慣れたバナナの木発見。
鹿児島にもあるんですね。
この先、大隈半島では結構見かけました。

IMGP8653.jpg結構な追い風に後押しされてグングン進んでいると、桜島そばで通行止めを喰らいました。
桜島経由しないと南下できないようです。

IMGP8654.jpg
橋を渡って一旦桜島に上陸。
養殖団地って看板の通り、漁船がいっぱい浮かんでました。

IMGP8655.jpg桜島経由して国道220号に復帰、南下を続けます。
遠くなる桜島。
結局、噴煙を上げる姿を観れなかったのは心残り。

IMGP8656.jpg IMGP8659.jpg荒平天神に到着。
白い砂浜に立つ赤い鳥居が綺麗です。

IMGP8657.jpgこの辺りは映画の撮影地だったらしいけど、観てないからわからず。

IMGP8660.jpg11時くらいに道の駅錦江に到着。

IMGP8661.jpg巨大カレーパンが200円と安かったので購入。
美味しくはなかったけど、噛み応えと食い応えはありました。
結局これがお昼ごはんとなりました。

IMGP8662.jpg
富士山のような開聞岳の美しいシルエット。

この辺りから風の向きが怪しくなって、順風はここまで。
逆風になってしまいましたが、朝ほどの勢いはないので許す(既視感)。

IMGP8664.jpg道の駅ねじめに到着。

IMGP8666.jpg宮崎発の乳酸炭酸飲料、スコールを飲んでみました。
ほぼカルピスソーダだけど、こっちの方が元祖らしい。

IMGP8669.jpg本土最南端のAコープ到着。
ここから先は食料品店がおそらくないので、最終補給地点となります。

IMGP8670.jpg補給食として200円の菓子パン詰め合わせを購入。
ここからすぐに峠が始まるので、気合を入れて出発。

IMGP8671.jpg最初にして最高峰の峠を越えトンネルを抜けたところ、涅槃城なる怪しげな看板出現。
もちろん寄っていくような余裕はないのでスルー。

IMGP8672.jpg涅槃城看板の下に標高220mってあるけど、そんなにないと思うんだけど。。。
トンネル無かったら220mあったってことかな?

IMGP8673.jpg気持ちよく下ってる最中、サルに注意看板がありました。
ヤクザ(ル)を思い出して、ちょっと警戒。

IMGP8674.jpg何度か出てきた登り返しに苦しみながら、佐多岬ゲートの到着。
といってもあと8kmある(涙目)。

IMGP8675.jpg
ここでいったん道路を左にそれて、大泊野営場に到着。
野営場の名前の通り、無料のキャンプ場です。
炊事場やシャワーがあるキャンプ場なんですが、トイレの場所がわからなかった。
先に来ていたバイカーの人に聞いてもわからず。

IMGP8676.jpgここでテント設営、荷物を置いて身軽になって佐多岬に挑みます。

IMGP8677.jpgキャンプ場の先から近道があって、ここからだと佐多岬まで5km弱。
ただし斜度20%を余裕で越えそうな激坂が待っています。
荷物ないとは言え、とても自分に登れるような坂じゃないので早々に手押し。
荷物ないと手押しが楽ちん。

IMGP8680.jpg途中に大きな第二駐車場があって、トイレもあったので借りようと思ったら全部施錠されてた。
ケチ。
佐多岬の案内看板があったので見てみると、先端に行くにはガイドが必要と書いてあるけど、
どういうことなんだろうか。
佐多岬には無料で行けるみたいだから、ガイドも無料なのかな?
佐多岬はこの先の坂の上なので、もうひと頑張り。

IMGP8678.jpg本土最南端の碑に到着!
といってもここはまだ最南端ではありません。
この先に駐車場があって、そこから徒歩で最南端へ行く必要があります。

IMGP8679.jpgここでまさかの通行止め。
展望台の工事か何かでここから先には進めず。
佐多岬灯台も見ることは叶わなかった。
と思ったら、この辺りの展望台から灯台見えたみたいですね、気づかなかったw
何はともあれ、これで日本本土の東西南北端制覇。
北(北海道 宗谷岬)、西(長崎県 神埼鼻)、南(宮崎県 佐多岬)、
東(北海道 納沙布岬)。
特に感慨は湧きません。

IMGP8684.jpg帰りは近道ではなくて通常のルートで戻ってきました。
通常ルートも結構な坂でしたー。
道路沿いにガジュマルが何本も立っていて、垂れ下がった気根がバッサリ切られている様は
あわれ。
サルは一匹だけ藪に入っていく後ろ姿を見ただけでした。

IMGP8687.jpg無事テントまで戻って晩ごはん。
コンビニで半額で買った小エビと柚子胡椒のソースを絡めたパスタ。
そしてもちろん芋焼酎。
ご飯食べ終わったら、近くのホテル佐多岬でお風呂。
お風呂入口のドアが外れかけていたり、結構老朽化が来ていたけど、久々の独り占め
だったので浴槽で泳いだり楽しかった。

キャンプ場に戻っておやすみなさい。

キャンプ場にはバイカー2人と徒歩の外国人が泊まっていたけど、挨拶以外は特に交流なし。

んじゃ!

走行距離 94.51km 
出発地点 道の駅たるみず
到着地点 大泊野営場

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【301日目 4/18】垂水のハマチが旨い!

みなさん、おんじょです。

IMGP8605.jpgネットカフェを8:30に出発、まずは近くの公園で自転車のお手入れ。
屋久島で豪雨に見舞われたので泥だらけの車体を拭いて、チェーンに注油。
ハトがわらわらと集まってきたけど、カメラ構えると散っていきました。
本当はもっとぐいぐい来てたんですよ。

IMGP8607.jpg
自転車整備してしばらくぼーっとしてから出発。
そういえば鹿児島市電を撮っていなかったような気がしたので、とりあえず記念撮影。
もう路面電車も珍しくなくなってきたな。

IMGP8610.jpg IMGP8612.jpg国道10号を北上して、錦江湾をぐるっと廻ります。
もの凄い追い風なので快適に進むけど、湾を廻って南下する時には向かい風に
なるんだろーなー。

IMGP8613.jpg霧島市内に入ったところで、濃い建物出現。
いかにも軍国主義的な風貌なので右翼の建物かしらと思ったけど、どうも看板のメニューを
見ると居酒屋っぽい。
こんな入りづらい居酒屋初めて見た。

IMGP8614.jpgその先にはこれもインパクトのあるお酢屋さん。

IMGP8615.jpg庭?がタイガーバームガーデンのようになっていました。

IMGP8616.jpgその向かいには焼肉屋さん。
外観は普通だけど、イノシシ専門店らしい。
ここは入りたかった。
この一帯だけちょっと不思議な空間でした。

霧島市に入ってしばらくする国道10号も狭くなり、その割に大型車がぶんぶん通って
ストレスがたまるようになったので、海側に道を外れてみると、

IMGP8622.jpgがらっと変わってのどかな道になりました。
天気も良いし平和にポタリング、幸せ

IMGP8621.jpg近くに池があったので、お昼ごはん。

IMGP8617.jpg鹿児島市内のスーパーで買ったお握り焼きそばセット。
180円。

IMGP8619.jpg IMGP8623.jpg錦江湾の東側に移り、国道220号線を走っていると、酢醸造所がちらほら出てきました。

IMGP8624.jpgあの壺の中で黒酢が熟成してるんですかね、やずやの黒酢のCMでみたような風景。

案の定逆風になってきたけど、風の勢いは朝より弱いので許します。

IMGP8625.jpg無人直売所があったので、紅甘夏200円を購入。
出発しようとしたら中からおばあちゃんが出てきたので、しばし立ち話。
おばあちゃん的にはグレープフルーツの方がお勧めらしいけど、グレフルは砂糖ないと
食べれない派なので、紅甘夏にしました。
甘い夏みかんという感じで、酸味と甘みのバランスが美味しい。

IMGP8634.jpg18時前に道の駅たるみずに到着。

IMGP8629.jpgここには全長60mの長ーい足湯がありますが、

IMGP8635.jpg温泉もあるので、そっちに入ります。
温泉は毎週水曜定休らしいです。
この日は火曜日だったのでギリギリセーフ。

IMGP8637.jpg道の駅でビール売っていたので、まずは乾杯。

IMGP8638.jpgビール片手に観光地図見ていたら、幻の芋焼酎 森伊蔵で有名な森伊蔵酒蔵を気づかずに
通過してしまったことが発覚。
まあ森伊蔵は店頭販売していないらしいし、いいか。。。

IMGP8640.jpg
日没近くなると急に空が曇りはじめ、桜島も半分雲で覆われるようになった。
天気予報では晴れなんだけど、雨大丈夫かな。。。

IMGP8639.jpg
19:30ごろまでは休憩所が開いているので、19時過ぎまでここでブログ更新。
この後温泉に入ってから、道の駅に隣接している広場にテント設営。
 IMGP8641.jpg今日のごはんはさつま揚げと、ハマチのお刺身です。
この辺りはブリの養殖が盛んだそう、ブリは半身で1,300円以上したので自制して、
ハマチ一切れ520円で我慢。
そしてプリの小さいやつをハマチと呼ぶことを知った夜。

IMGP8643.jpgこのハマチ、歯ごたえがしっかりして脂も適度に乗っていて、激うまでした。
こんなに美味しいなら、奮発して大きいの買えばよかったと交換しながらも、
焼酎がぐいぐいすすんじゃいました。

いい気分で寝袋に包まったんですが、夜中に強風と雨が吹き荒れペグ打ってなかった
テントが風に煽られてうるさくて眠れず。
仕方ないので、雨の中ペグを打って何とか寝ることができました。

んじゃ!

走行距離 65.24km 
出発地点 ネットカフェ ミューズクラブ
到着地点 道の駅たるみず

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【300日目 4/17】屋久島、また来るよ!

みなさん、いったきもんで。

IMGP8578.jpg民宿海楽園にて6:30に起床。
8:10発のフェリーで鹿児島に戻るので、7:10までにフェリー乗り場に行かないといけません。

IMGP8579.jpg
民宿のトースターでマヨネーズトーストを作って朝ごはん。
やっぱりマヨネーズパンも焼いた方が美味しいね。
バーナー買おうかな。

IMGP8580.jpg宿のお兄さんは寝ていたので、そのまま出発。
前日の予報だと朝も雨だったんだけど、宿出ることには晴れてました。
宿にはキャンプ場もあるので、今度はキャンプしに来たい。
宿のお兄さん面白かったし。

IMGP8582.jpgフェリー乗り場に7:15ギリギリに到着して、切符購入。
行きと同じく、はいびすかす号で帰ります。
時間までうろうろ時間潰しして、

IMGP8588.jpg出航。
さよなら、屋久島。
色々あって充実した4日間でした。

IMGP8591.jpg靴が全然乾いてなかったので、ゆーたくんの真似して中敷き外して、少しでも乾くように
してみる。
無駄だったけどね。
種子島経由して、14:40に鹿児島到着。
船の中でブログ更新を試みるも、画面見つめると気持ち悪くなって断念。
ずっとゴロゴロしてました。

IMGP8594.jpgまずはフェリー乗り場近くの物産館にある、ざぼんラーメンでお昼ごはん。
ざぼんラーメンは鹿児島人の心の故郷的なラーメンらしいです。

IMGP8595.jpg食べ放題の大根の漬物を食べながら待っていると、

IMGP8596.jpgざぼんラーメン、餃子、ライスセットが到着。
ざぼんラーメンは単品でも830円と高めだけど、セットにすると1,000円になるので、
高く感じなくなります。
麺の底にタレが沈んでいるので、かき混ぜてから食べるのがルールみたい。
普通の豚骨ラーメンだけど、キャベツが入っているのでボリュームはある。

ゆーたくんは鹿児島市街のゲストハウスに泊まる予定だったけど、俺は
ネットカフェに泊まるつもり。
途中のDIY店まで一緒に移動して、そこでお別れ。
こんなに長い間誰かと一緒に行動したのは初めて、屋久島が楽しかった理由の半分は
ゆーたくんのおかげだと思います。
またどこかで会うかもしれないけど(実際会ったけどw)、気をつけて!

今回は今まで泊まったコミックバスターとは違うネットカフェに行くことにして、
夜になるまで近くのマクドナルドでブログ更新。

IMGP8600.jpg夜になって店から出てみると、大雨。
ネットカフェまで歩いて行ける距離で良かった。

IMGP8603.jpg今回泊まったミューズクラブはカレー食べ放題が魅力。
当然ライスも食べ放題、おかず持ち込んじゃえば可能性は無限大。。。
残念ながらチェーン店ではないそうなので、もう行くことはないだろう、
今まで作ってネットカフェの会員カードを数えてみたら、ここで11枚目になってました。
多いのか少ないのか。。。

NARUTOを読みふけって、半徹夜。

んじゃ!

走行距離 15kmくらい 
出発地点 民宿 海楽園
到着地点 ネットカフェ ミューズクラブ

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【299日目 4/16】西部林道はサファリパーク

みなさん、なごぶい。

今回は屋久島一周編です。
といってもぐるっと一周するわけじゃなくて、残りの西半分を周る旅程です。
雨の屋久島の本気を喰らったり、ヤクザ(ル)に絡まれたり、色々ありました。

IMGP8442.jpg7時くらいに起床。
何食べたか忘れましたが、朝食を食べたりコーヒー飲んだりしながら、ゆっくりと撤収準備。
今日の走行ルートは西部林道という峠はありますが、走行距離自体は50kmくらいなので、
時間的には余裕があります。
昨日抜けたカバンの底もダメもとで修理してみたりもしました。
100円ショップで買った万能ボンドで接着してみたんですが、数日後には剝がれてしまった。
今度は布テープかなんかで修理してみよう。

IMGP8443.jpg
不安なのは天気。
夕方から雨の予報。
持ってくれればいいけど。。。

IMGP8444.jpg久々に米軍Cレーションのスポーツドリンクを作って準備万端、9時過ぎに出発。
ゆーたくんも同じルートですが、先に準備できて30分ほど前に出発済み。

IMGP8445.jpgキャンプ場を出て割とすぐのところに大川湧水があったので、水道水が入っていた
ペットボトルを空にして天然水補給。

IMGP8448.jpgその先に大川の滝があるので寄ってみます。
なんとなく激坂が待っている気がして自転車はここに止めて歩いて行きましたが、
それほどではありませんでした。

IMGP8449.jpg大川の滝到着、落差88m、結構大きな滝です。

IMGP8451.jpg2つに分かれてますが、デカい!
滝のそばにいる観光客がいますが、なぜか合成写真のように見える。

IMGP8463.jpg行けるだけ近くに寄ってみました。
この辺にくると水しぶきが凄くてあっという間にレンズが水滴だらけになってしまう。
防滴のK-50で良かった。
滝って大抵山の中にあるのであまり見ていないですが、ここは道路からすぐのところに
あって気軽に見に行ける割に大迫力なので、おすすめ。

IMGP8467.jpg西部林道に差し掛かろうかというところで、先行していたゆーたくんが自転車止めて
道路脇に向けて写真撮ってるので、何かと思ったらヤクザルがいました。
ヤクシカもいたけどうまく撮れなかった。
このころは動物に会えた感動で、しばらく立ち止まって写真撮っていました。
この後、いやというほど出てくるんだけどね。

IMGP8475.jpg西部林道に入ったところで早速ヤクザル出現。

IMGP8479.jpg近づくと道路わきに避難するヤクザル。

IMGP8480.jpgカメラ越しに思いっきり目が合ってしまった。
可愛いなあ。

IMGP8487.jpgヤクシカも発見。

IMGP8490.jpgお尻かわゆすw

IMGP8493.jpgヤクザルの群れとヤクシカ。
何匹いるんだか。。。

IMGP8496.jpg近づいてもグルーミングに夢中で全く逃げようとしないヤクザル。
ちなみにグルーミングはノミ取りではなく、仲間の体毛についた汗の結晶=塩を取って
食べる行為らしいですね。
塩分補給は大事だと思うけど、なんかイヤだな。

IMGP8499.jpg親子ザル。

IMGP8503.jpgそして問題のサル1号。
こいつが自転車の後ろの荷物を狙っているらしく、こっちが前を向いてるとそーっと
忍び寄ってくるんです。
振り返るとちょっと下がるんだけど、目を反らすとまた近寄ってくる。
最初は面白がってたんだけど、だんだん近づいてくるし、歯を見せて威嚇して
くるようになりました。
幸い緩い登坂だったので、ダッシュで登ることで引き離すことができました。
後ろの荷台には着替えとかしか積んでいなかったんだけどねえ。

IMGP8508.jpg またヤクシカ。

IMGP8509.jpg鹿見橋を通り過ぎた直後に、

IMGP8514.jpgまたヤクシカ、だけど角つきなのでレアなやつや。
エゾシカと違ってヤクシカの角は小振りで大人でもこんなものらしいです。
宿のお兄さんが言ってました。

IMGP8517.jpg動物注意の看板が出てきたけど、遅すぎないか。
もう散々見たよ。

IMGP8530.jpg
ヤクザルバージョンもあります。

IMGP8518.jpg一車線の細い道路に入って、ここでヤクザルの群れと遭遇したら逃げ道ないからいやだなー、
と思っていたらヤクシカとその向こうにサルの群れ。
幸い道路脇の避難スペースにいたので、無事クリア。

IMGP8527.jpgと思ったら、またいる。
とっとと通り過ぎようと傍らを走っていたその時に、問題のヤクザル2号に襲撃されました。
ヤクザルは小柄なんだけど、ニホンザルと変わらないくらい大きなサルが、突然道路脇から
飛び出してきて、また自転車の後ろの荷物に手を伸ばそうとして来ました。
立ち止まってヤクザルの方を向いて追い払うと一旦は下がるんですが、すぐに手を
伸ばしてきます。
さっきのヤクザルよりもすぐ近く、自転車から1mもないところをうろうろして、歯を剥いて
声を上げて威嚇してきます。
デカいし近いし、怖い。
さっきのようにダッシュでも逃げられそうになく、それどころか前向いて自転車漕いだら
その瞬間に襲われそうな感じ。
まさにヤクザルヤクザ。
足元に落ちていた枝を拾って振り回して追い払おうとしても、こっちを舐めていて全く
離れません。
にっちもさっちもいかなくなったその時、前方から対向車が近づいてきてヤクザが
その車を警戒して離れたすきに、ダッシュで逃げました。
あのヤクザは20~30mくらいは追いかけてきたと思いますが、ここも傾斜は緩かったので
逃げ切ることができました。
あそこで車が来なかったら、もしくは坂がきつかったら、逃げ切れなかったかも。。。
写真撮る余裕もなかったので、画像はありません。

ヤクザルが人間恐れずにヤクザ化するのも、きっと頭の悪い観光客がエサ上げたり
するからだと思うんですよね、まじやめてほしい。
この後もたびたびヤクザル、ヤクシカでてきたけど、もう食傷気味になっていて、
カメラを構えもしなかったw

IMGP8531.jpg IMGP8533.jpg屋久島灯台の看板発見、600mほどらしいので行ってみることにします。

IMGP8537.jpg600mは過酷な坂道でしたが、屋久島灯台到着。
鉛筆型の塔じゃないのは、今時珍しく常駐職員がいるためかな?

IMGP8544.jpg
ここで補給職、昨日の残りのバナナを食べていると、雨が降ってきました。
レインウェアを着こんで出発、本降りになる前に山を抜けたい。
繰り返すアップダウンに苦しみながらも、何とか西部林道脱出。

IMGP8548.jpg永田いなか浜に到着。
ここは海亀の産卵地だそうです。

IMGP8549.jpgきれいな砂浜。

IMGP8557.jpgとか写真撮っていたら、雨が土砂降りになってしまいました。
とても自転車乗れるような雨ではない。。。
雷もゴロゴロなりっ放し。

IMGP8555.jpg仕方ないので永田いなか浜のバス停で雨宿り。
雨に濡れて寒いので、お昼ごはんでラーメンでも作ろうと用意しましたが、
お湯沸騰する前にガス切れ。。。
食べるものないので自販機で缶コーヒー買って空腹を胡麻化しますが、雨は全く勢いが
衰えません。
結局12:30過ぎから14:30過ぎまで、2時間ほど雨宿りする羽目になりました。
その後雨が弱くなった隙に、同じように近くで雨宿りしていたゆーたくんが永田いなか浜まで
やって来たので、連れ立って出発。

結局雨は止まず、雨の中宮之浦まで走ることになりました。
雨の中繰り返すアップダウンがつらかった。。。

IMGP8567.jpg17時前に、初日遅い昼飯を買ったスーパーマーケットの看板を見て、ゴールに着いたことを
知りました。
泣きそうになった。

IMGP8568.jpgスーパーで晩ごはんの買い出しして、予約していた海楽園に到着。

IMGP8575.jpg熱いお風呂に入ってから、宿のお兄さんと一緒に焼肉パーティ!
宿のお兄さんも昔カブで日本中走り回った人で、色んな土地に詳しくて話が面白かった。
そして色々ぶっちゃけトークしてくれてありがとう!

IMGP8572.jpgゆーたくんがヤクシカの外もも肉を買ってきていたので、

IMGP8577.jpgタタキで頂きました。
臭みは感じなかったし、肉の弾力と血の味がめちゃめちゃ美味しかった。
生食は自己責任で!

飲みすぎて倒れこむように布団に入っておやすみさない。

んじゃ!

走行距離 49.93km
出発地点 屋久島青少年旅行村
到着地点 民宿 海楽園

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【298日目 4/15】広島弁のおじいさんと話して考えさせられたこと

みなさん、やっせんぼです。

さて今回は白谷雲水峡、縄文杉とハードな日々が続いたので、30km先の屋久島青少年旅行村
キャンプ場まで自転車で移動するだけの半休養日の巻です。
慣れない山道歩いたおかげで足ガチガチだし、夜中に足攣るし、お風呂入れてないし。
テントの中で足攣ると、狭くて足伸ばせないし痛くてテントから出れないし、大変なんだよね。

IMGP8360.jpg朝ごはんはたんかん。
たんかんだけはたくさんあったので6個くらい食べてお腹を膨らませました。
やっぱり100円とかで買ったたんかんは、そんなに甘くない。
今にしてみると奄美大島で買った500円のたんかんは非常に甘さが詰まっていて
美味しかったなあ。
やっぱり値段で出る差ってありますね。

IMGP8362.jpgそして朝ごはん食べ終わったら、テント・寝袋干し。
昨夜の豪雨のせいでテント内部に雨が染みてきて、寝袋までちょっと濡れてしまってました。
朝から快晴なので、1時間程度で乾いてくれて助かった。
というか、夜まで雲一つなくて深夜に豪雨になって朝には快晴って、どんな天気やねん。
乙女心か。

IMGP8364.jpg今日も暑くなりそうです。

ゆーたくんは平内海中温泉までは行くけど、そこから先はまだ決めていないとのこと。
平内海中温泉は屋久島青少年旅行村に行く途中にあるので、そこでまた再会するかもね、
と言って、お先に9:30ごろ出発。

IMGP8366.jpgあまりの日差しの強さに、途中で日焼け止めを塗ったりしながら走ります。

IMGP8370.jpg焼酎川とはいい名前。

IMGP8371.jpg猿川ガジュマル見に来ました。
この建築現場みたいな空き地に自転車止めて、

IMGP8374.jpg
林の中を5分くらい歩くと、

IMGP8372.jpgガジュマル出現。
看板とかなかったけど、これで間違いないでしょう。

IMGP8373.jpg中々広範囲に気根が広がり複雑に絡まり合って、何が何やらわからない状態に。
ガジュマルは沖縄でたくさん見たからなーとあまり期待していなかったんだけど、
結構見応えありました。
 IMGP8375.jpg IMGP8376.jpgたんかんの旬は過ぎてしまっていたのか、残念

IMGP8377.jpgやっぱり朝食べたたんかんだけではとても持たないので、食べ物探しにぽん・かん館へ。

IMGP8378.jpgメロンパンと名前忘れた芋のお餅を購入。
ここで関西から25年前に移住してきたという老夫婦に話しかけられましたが、旦那さんが
やたら話しまくる人で、買ったパン食べる隙もないので途中でトイレに逃げてしまった。
その旦那さんが言うには、貨幣価値は下がり続けているので貯金してもしょうがない、
浪費しなさい、とのことでした。
100万円で家建てられた時代から比べると確かにそうかも知れないけども、それは
違うんじゃない?

IMGP8380.jpgぽん・たん館の目の前にトローキの滝というものがあるので寄ってみます。
遊歩道をちょっと歩くと、

IMGP8381.jpgトローキの滝出現。
海に注ぎ込む滝は珍しい気がする。
遊歩道をさらに進むと海辺まで降りれるってネットに書いてあったけど、白川雲水峡や
縄文杉を思い出させる山道になっていたので、あっさり引き返しました。

IMGP8388.jpg橋の上から見たトローキの滝。

IMGP8391.jpg無人直売所で100円のバナナゲット。

IMGP8393.jpg IMGP8395.jpg20kmほど走って、12時過ぎに平内海中温泉に到着。
あっさり書いているけど、結構つらい道のりでした。
細かいアップダウンの連続、何より昨日からの疲労が脚に重く残ってる感じ。
だからこそ温泉入らねば。

IMGP8396.jpgこの温泉は干潮時の前後2時間だけ海辺に出現する温泉らしいです。
入浴料は100円。

IMGP8397.jpgこんな感じに岩場に浴槽が掘られています。
この日の干潮時間は14:30くらいだったけど、12時過ぎの時点で十分入れる状態になってました。
下着、水着着用不可なので、全裸入浴が基本。
入浴衣はOKらしいです。

IMGP8398.jpg温泉入る前に、途中の個人商店で買った焼うどんでお昼ごはん。
屋久島はコンビニがほとんどないので、補給食くらいは常備したほうがいいかも。
スーパーとか個人商店はあるので行き倒れることはないだろうけど。

IMGP8399.jpgデザートは100円バナナ。

どこで着替えるのかとか、体洗っていいのかとか、温泉の入り方がよくわからなかったので、
近くの旅館の人に聞いてから温泉へごGO。
着替えは浴槽近くの岩場で適当に、体洗うのも浴槽そばで適当に、って感じです。
お湯は熱めで、立ち込める硫黄の香り。
浴槽によって温度が結構違うので、好みの浴槽を見つけると良いです。
太陽も暑い、太陽に晒された岩も暑いけど、とても気持ち良かったです。
ち〇ち〇に日光浴させるなんて、そうそうできることじゃないしね。
入浴中に何度か観光客が見学に来てたけど、気になったのは最初の方だけで途中からは
全く気にならなくなりました。
時間が早めだったせいか、俺が入っている間は地元のおじいちゃんが一人入浴しただけで、
他には誰も入浴まではしませんでした。

たっぷり40~50分くらい温泉を満喫、温泉から上がって30分くらい木陰で涼みながら、
ゆーたくんを待ってみたけど来なかったので14時過ぎに出発。
後から聞いた話だと、彼は14:30くらいに温泉に到着したようで、すれ違いだったらしい。
彼が温泉に入った時には、女性客もバスタオル巻いて入浴していたそうで、うらやましい。

キャンプ場まではあと10㎞ほど、余裕は充分あるのでゆっくり進みます。

IMGP8400.jpgプラネタリウム的な外見だけど、普通の家っぽい。

IMGP8401.jpgこの辺になるとアップダウンも緩やかになって、快適に走れます。
温泉効果もあったのかも。

IMGP8403.jpg海辺の牧場。

IMGP8406.jpg走っているスクーターを誰かが道路脇から飛び出して止めているところを目撃
ネズミ捕りに引っかかったのかな、かわいそうにと思って近づくとどうも違うっぽい。
呼び止めていたのは警察官ではなくてただのおじいさんで、今度は俺の方に「ちょっと待って」
と言ってきたので、思わず停止。
その間にスクーターは走り去っていきました。

IMGP8407.jpgおじいさんは道端で屋久杉の使ったアクセサリーショップをやっている人だったんだけど、
一風変わった強烈なおじいさんでした。
劇的に幸せになれるような話があるので話を聞いていかないか、アクセサリーを
売るわけじゃない、アクセサリーは後でプレゼントする、お金は一切いらいない、
というようなことをコテコテの広島弁で熱く流れるように話しだしました。
活字にすると怪しいことこの上ないけど、悪い人ではなさそうなので、お金は払わない
ことを念押ししたうえで、おじいさんの話を聞くことにしました。

結局1時間半くらいたっぷりお話しました。
概要だけ纏めると、
・地球も人間も全ては水からできている
・水にポジティブな言葉を聞かせて凍らせると綺麗な結晶になるが、ネガティブな言葉を
聞かせて凍らせると崩れた結晶になる
・だからいつもポジティブなことを考えて信じることで。自分や周囲の分子が良い状態に
なって世界に調和が訪れる
ということでした。
活字にすると更に怪しさ満点、典型的な似非科学っぽくてとてもそのまま受け入れることは
できませんが、このおじいさんは決して悪い人じゃないと思うんですよね。
要は周囲に思いやりと感謝を持って生きなさいって言っているだけなので、理論は
別にして内容は至極まっとうです。
他には頭寒足熱にすればどんな病気も治るとも言ってましたけど、これもまっとうな
健康法ですよね。
最後にひと昔前に流行った雲消しをしだしたので、またちょっと怪しくなりましたが。

IMGP8409.jpg
おじいさんからお勧めされた本です。
氷の結晶云々は、この本で勉強したみたい。
ちょっとググったら有名な人みたいですね。

おじいさんとの話で印象に残ったのは、氷の結晶とかではなくて、「何が正しいか、
自分で勉強して考えて見つけなさい」という言葉でした。
普通の言葉だけど、おじいさんの実感を感じた。
おじいさんは自分の選択として氷の結晶云々を信じ、それを皆に広めることが世のため
人のためだと考えて、俺にも話をしてくれたんだと思います。
そのこと自体がありがたいと感じました。

IMGP8408.jpg最後にはちゃんと杉のいい匂いがする屋久杉アクセサリーをくれましたよ。
俺との話の最中にも車が通るたびに大きな身振り手振りで呼び止めたり、徒歩で通りがかった
女の子に髪留めプレゼントしたり、とにかくパワフルで強烈なおじいさんでした。
ちなみにアクセサリーは売り物で必ず無料で貰えるわけじゃないと思うので、貰えなくても
怒らないでね。

IMGP8417.jpg次は中間ガジュマル群を見学。

IMGP8419.jpg
ガジュマルが門になっていて、実際に開いた部分を道が通っているんです。

IMGP8418.jpg
偶然できたのか、そのように育てたのか知りませんが、ちょっと呆気に取られるような
光景でした。
これは観るべき。

IMGP8422.jpg中間ガジュマル群から去ろうとしたときに、カバンの底の方に入れいてた洗剤がなぜか
道路に落ちてしまいました。
まさかと思ってカバンの底をみたら、ぱっくり空いてるじゃん。
まだ半年くらいしか使ってないのに、耐久度無いな。。。
この場では何もできないのでカバンを外して荷台に乗せて走ります。

中間ガジュマル群からすぐに屋久島青少年旅行村に到着。
チェックインを済ませてテント設営後、近くのスーパーに食材買い出しに行ったところ、
見慣れた自転車が止まっていました。

IMGP8423.jpg
ゆーたくんと再会。
相変わらずよかにせじゃっどな。
結局、彼も屋久島青少年旅行村にテント張ることにしたそうです。

IMGP8435.jpg IMGP8436.jpgこの日は自炊する気しなかたので、お惣菜で晩ご飯。
明るいうちにご飯食べれるって幸せ。
精神的な余裕もあるし、真っ暗な中で食べると何食べてるかわからなくて美味しくないからね。

IMGP8438.jpg IMGP8439.jpg夕日を拝んで、夜は星空を堪能しておやすみなさい。
周囲が暗いので満点の星空が見えました。
夕日と星を見せてくれたお天気に感謝!

んじゃ!

走行距離 35.36km 
出発地点 番屋峰キャンプ場
到着地点 屋久島青少年旅行村

Screenshot_2017-04-18-01-43-38.jpg 

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【297日目 4/14】縄文杉は遠かった(色んな意味で)

みなさん、おやっとさあ。

今回は縄文杉と対面の巻です。
縄文杉はこの旅を始める目的の一つでもあったので、いよいよ来たかという感じ。
屋久島来る前は下降気味だったテンションも、屋久島で好天に恵まれたせいか、
旅の道連れに恵まれたせいか、楽しくなってきました。

IMGP8215.jpg日帰りで縄文杉へ行くには早起きする必要があります。
登山口から往復10時間前後かかりますから。
当然他の登山客も早朝に集中するので、朝の渋滞に巻き込まれないために、
始発のバスで登山口まで行くことにしました。
3:30に起床、4時頃のキャンプ場出発。
もちろん今日もゆーたくんと同行です。
4時過ぎに前日に予約しておいたお弁当屋さんでお弁当を購入し、自転車で
登山バスの乗り口である屋久杉自然館へ向かいます。
キャンプ場から距離5km、標高180mくらい走りますが、荷物はテントに
置きっぱなしなので自転車軽い(^^♪

IMGP8220.jpg5時に始発のバスが到着、バスは補助席も使っての満員となり、列の後ろの
人たちは乗り切れませんでした。
乗れなくても20分後に次のバスが来るので問題ないと思います。

IMGP8226.jpg真っ暗で何も見えない道を揺られて、登山口に到着。
寒い。
山の上ということもあってかとても寒いので、雨具としてもってきたゴアテックスを
着て耐えます。
そしてまずはお弁当で朝ごはん。
美味しいけどちょっと物足りない。
昼まで持ちそうもないので、チョコレートのお菓子を持ってきて良かった。

IMGP8232.jpgお弁当食べ終わることには外も明るくなってきました。
月と山桜。

IMGP8223.jpg6時頃出発。
まずはトロッコ道を歩きます。
ちなみにここから先はスマホ圏外。

IMGP8236.jpgまだトロッコ走ってるんでしょうね。
トイレ運搬用ということ?

IMGP8241.jpgひたすら線路の上を歩きます。
繁忙期は渋滞になったりするみたいですが、この時期はそんなこともなかったです。
トロッコ道も最初のうちはスタンドバイミーみたいで面白かったけど、
割と早い段階で飽きてきました。
ひたすら緩い登坂を歩くのみ。
枕木の間隔がバラバラなので、歩きづらかった。

IMGP8246.jpg木橋で川の上を渡るところが何か所かあったけど、手すりとかないので地味に怖い。
途中から枕木の上に板が敷いてあって、これがあると快適に歩ける。

IMGP8247.jpg IMGP8256.jpg食虫植物的な感じだけど、なんなんすかね。

IMGP8260.jpg IMGP8261.jpg
トロッコ来るとランプ光るらしいです。
やっぱり今でもトロッコ走ってるのか。

IMGP8263.jpg小杉谷小中学校跡地に到着。

IMGP8262.jpgただの空き地で携帯トイレ用のブースがある他は何もなかった。

IMGP8264.jpgこの辺りには小杉谷集落という屋久杉伐採のために作られた集落があったそうです。
自然保護の機運が高まり、昭和44年にトロッコの材木運搬が終了、集落も解散と
なったそうな。

IMGP8267.jpg途中でトロッコ道から外れて川の傍で一休み。
岩の上に寝転んで背筋伸ばすのが気持ち良すぎる。
 
IMGP8273.jpg他の登山客のガイドさんの話を小耳にはさんだところでは、この穴は防空壕として
掘られたけど実際には物置とか貯蔵庫として使われたそうです。

IMGP8275.jpg
ひたすら上ります。
ゆるい傾斜とはいえ、だんだん辛くなってくる。

IMGP8280.jpg IMGP8279.jpgところどころにこんな感じでビュースポットがあります。
今日も雲一つない快晴。

IMGP8285.jpg大株歩道入口付近のトイレ。
ここでトロッコ道は終了、登山道へと続きます。
ここまで3時間近く歩いてきたので、充分に休憩を取ります。
湧き水もあるので水補給も可能。

IMGP8283.jpg大株歩道へGO。

IMGP8286.jpgのっけから厳しめの登山道だけど、トロッコ道から解放されたので少し嬉しい。
すぐにヒーヒー言うけど。

IMGP8295.jpg翁杉。 

IMGP8296.jpg平成22年に折れてしまうまでは、縄文杉に次ぐ太さ12.6mの屋久杉だったそうです。
折れる前に見たかった。

IMGP8299.jpgおそらく縄文杉の次に有名なウィルソン株に到着。

IMGP8300.jpgウィルソン株といえばこのアングル、意味あげるとハートに見える空洞。
豊臣秀吉の命により大坂城築城のために伐採されたそうで、残っていれば縄文杉と
同格の樹齢、大きさだったそうです。
もったいない。

IMGP8331.jpg
世界自然遺産地域に入ることを知らせる看板出現。
縄文杉まであと30分らしい。
 IMGP8321.jpg
縄文杉に到着。

IMGP8328.jpg縄文杉はこんな展望デッキに上って遠くから見ることしかできません。

IMGP8325.jpg 
遠くても相当に大きい樹木だというのはわかるんですが、やっぱり近くで見るような
迫力は伝わって来なかった。
ふーんていう感じ。
途中にあった大王杉とかの方が近くから見上げられる分、迫力感じました。
縄文杉保護のためには仕方のないことなんでしょうが

ここで昨日一緒に白谷雲水峡に上ったあきちゃんにばったり再開。
あきちゃんはこの先の山小屋で一泊して、明日九州一高い宮之浦岳にアタックするそうです。
ここまで来るのに疲れ切ったおじさんからすると信じられない体力。
頑張ってください!

IMGP8329.jpg
まだ12時なってなかったけど、待望のお昼ごはん。
ご飯がおかずの下まで敷き詰められていて、とってもボリューミーでした。

IMGP8330.jpg
昼ごはん食べたすぐ隣にあるこの倒木が魚の頭に見えるということで、ガイド連れの
登山客が入れ替わり立ち替わり記念撮影していました。
言われなければ気づかなかったな、いい場所で昼ごはん食べた。
 
たっぷり休憩を取ってから、復路へ出発。

IMGP8333.jpg屋久杉ではないと思うけど、これでもかというくらい枝を伸ばしてる様子は見事。
白谷雲水峡にも同じような木あったけど、こっちの方が凄い。

アップダウンの激しい登山道を戻ったら、あとはトロッコ道。
緩い下り坂なので、ものすごく楽に歩けたけど単調な道をひたすら戻るのは精神的にきつい。
速足、無表情で先を急ぎました。
 IMGP8349.jpg行きには寄らなかった小杉谷休憩舎で一休み。
中は小杉谷集落の紹介がされていました。

IMGP8350.jpg枕木に敷かれている板の終点。
ここからは枕木を跨いだり踏んだりしながら歩かなきゃいけない。
ちょくちょく躓いてしまいます。

IMGP8352.jpg出発から9時間20分後、15:20前くらいに登山口へ戻ってきました。
自然と歓声上げちゃいましたね。

IMGP8354.jpg15:30の登山バスで屋久杉自然館まで戻ってきました。
ここから自転車なんだけど、ほぼ下り坂なので楽ちん。
登山口に一番近い番屋峰キャンプ場に泊まっていて良かったと心底思いました。

IMGP8355.jpg途中の無人販売所でたんかん100円だったので、前のたんかん残ってるけど追加購入。

IMGP8356.jpg帰る途中のスーパーで食材買って、キャンプ場に戻ったらすぐ晩ご飯。
今日は茶美豚肉とネギ入り味噌ラーメン、さば節。
ゆーたくんと健闘を讃えて乾杯。
彼も相当疲れてたみたいで、まだ外明るいうちに寝てしまいました。

正直縄文杉は期待外れだったけど、9時間20分山道を歩き通したという達成感は、
それなりのものがありました。
体力的には昨日の白谷雲水峡の方が厳しかったように感じたけど、昨日は登山
終わった後の自転車がきつかったのでそのせいかな。

21時前くらいまで星空を見たりゆっくりしてからお休みなさい。
と思ったら夜中の2~3時くらいに強烈な雨が振ってきました。
天気予報では降水確率0%だったのに、さっきまで一面の星空だったのに!
島の天気予報はあてにならないな。
ゆーたくんがフライシートかけてなかったので寝ぼけた頭の片隅で心配しつつも、
寝袋から出る気力はなく、また眠りの世界へ。。。

んじゃ!

走行距離 9kmくらい 
出発地点 番屋峰キャンプ場
到着地点 番屋峰キャンプ場

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プロフィール

ぐりぐら

Author:ぐりぐら
42歳、体重0.1tのおっさんです。
いい年して会社辞めて自転車で日本一周に挑戦!
札幌から2016年6月22出発⇒2017年8月19日にゴールしました!

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