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【411日目 8/6】男鹿半島 なまはげよりも熊よりも 私ゃ何より坂が怖い

みなさん、げっぱです。

今回は男鹿半島ほぼ半周の巻です。
知床半島のイメージと被らせてしまったのか、男鹿半島にはクマがいっぱいいるという
思い込みがあったんですが、逆に熊はいない地区らしいですね。
でももっと怖いものがいっぱいいました。
それは坂。

ではどうぞー。

IMGP6340.jpg簡易きゅうりサンドイッチで朝ごはん。
ご飯食べてる間に男鹿半島について調べたら、熊はいない地域とのことなので一安心です。
7時前に道の駅てんのうを出発。

IMGP6341.jpg
久しぶりに国道7号を離れて、国道101号で男鹿半島を目指します。

IMGP6343.jpg男鹿半島の入口辺りには巨大なまはげ。
 IMGP6349.jpg男鹿半島も南側を通ってる間はフラットな海沿いの道で、気持ち良く走れます。
ただし日差しは今日も強烈。
朝から汗かきまくりなので、水分補給と塩飴を切らさないようにして走ります。

IMGP6351.jpg
海も透明度高くて綺麗。

IMGP6352.jpg港建設中みたいですね。
こんな風に堤防建てるのか、初めて見た。


ゴジラ岩

IMGP6353.jpg9時過ぎにゴジラ岩に到着。
北海道の知床、石川の能登半島に続いて3つめのゴジラ岩です。

IMGP6356.jpg巨石や奇岩がごろごろしている海岸を、ゴジラ探してうろちょろしました。

IMGP6357.jpgゴジラ岩発見。
角度がいまいちだったせいか、微妙な感じ。

IMGP6359.jpgでもここはゴジラ岩だけじゃなくて、景観自体が凄い。

IMGP6361.jpg
摩訶不思議にうねる岩の中を歩いていると、地球じゃない感じがしてくる。
ゴジラ岩はそうでもなかったけど、お勧め。


IMGP6367.jpgゴジラ岩過ぎたあたりから、アップダウンが始まります。
ここからが男鹿半島の本気炸裂。
基本的に平坦は姿を消し、半島を出るまで40~50kmくらい延々アップダウンの繰り返し。
アップが厳しい斜度なことも珍しくなく、あっという間に心折られて押し歩き。。。

IMGP6369.jpg「こころ折れたやつはいねがー!」となまはげにもフルボッコにされました。

IMGP6376.jpgところごどころ綺麗な海が垣間見えて癒されるんだけど、多少回復してもあっさりと
次の坂で心身ともに削られていきます。
あと日差しもえぐかった。。。
完全に日焼け終わって真っ黒になってるのに、その上からまた赤くなったからな。
本当に遠火で焼かれてる気分だった。

IMGP6379.jpg途中、軒並み潰れた(と思われる)施設が並ぶ駐車場のトイレで、頭から水を浴びて強制冷却。
ろくに木陰もないから休憩するタイミングも難しい。

IMGP6383.jpg11時過ぎに男鹿水族館GAOに到着。
水族館に興味はなかったんだけど木陰を求め、GAOのエントランス前のベンチで
しばらく伸びてました。

IMGP6384.jpg水族館前にもババヘラアイス売ってたので、

IMGP6387.jpg購入。
この状況でのアイスクリームは神々の食物に等しい美味しさ。
30分くらい休んで、体温を冷ましてから出発。
久しぶりの平地をしばし楽しんでから、また登坂。

IMGP6389.jpg途中の直売所でお昼ごはん。
左端のは赤漬けという秋田の郷土料理で、もち米を紫蘇の葉や漬物などで漬けたもので、
甘酸っぱくて夏にぴったりの食べ物だった。
ねちゃねちゃしてたけど、美味しい。


なまはげ館

IMGP6393.jpg13時前になまはげ館に到着。

ていうかさー、なんでこんなに山の中にあるのさ。
もっとお客さんがアクセスしやそうなところに建てておくれよ。
土地は一杯あるんだからさ、こんな山の中に誰が来るんだよ。
なんて思いながら自転車漕いでたんですが、ついてびっくり第三駐車場まで車ぎっしり、
満員御礼状態でした。
夏休みシーズンの土日とはいえ、こんなになまはげが人気とは思いもしなかった。

なまはげ館となまはげショーが鑑賞できる男鹿真山伝承館の共通入館券800円で入館。
14時に男鹿真山伝承館のなまはげショーがあるので、それまでなまはげ館をブラブラして
時間つぶし。

IMGP6401.jpg職人さんがなまはげのお面を作ってるところが見学できます。

IMGP6402.jpg等身大なまはげ人形。
なまはげ👹とは・・・
語源は「火斑(ナモミ)を剥ぐ」という言葉が訛ったものと云われています。
ナモミとは炉端の前で長時間火に当たっているとできる火型のことで、それを剥ぎ取って
怠け者を戒めるのがなまはげなんです。
運命共同体でもあった昔の農村の中に怠け者を出さないようにするためのシキタリだった
んだろうな、なんて昔に思いを馳せてみたり。

IMGP6405.jpg人形を観ただけで泣きだす子供たち。
そりゃ怖いよねえ、こんな顔して包丁振り上げてるんだから。
この包丁でナモミを削ぎ落して、手持ちの桶に入れて持ち帰るんだとか。
めっちゃ怖い。

IMGP6407.jpg
男鹿真山伝承館の上演時間が近づいたので並びましょう。

IMGP6411.jpgまずはおばさんからなまはげについて解説。
この後、なまはげ訪問の再現劇が上演されます。

IMGP6414.jpg左の白髪のおじさんが家の主。
なまはげを迎え入れ、なまはげとの問答で来年の豊作や家族の健康をお願いします。

IMGP6416.jpg悪い子を探して歩きまわるなまはげ。

IMGP6424.jpg悪い妻も探して荒ぶるなまはげ。
バンバン壁を叩くたびに大人もビクっとして、コントみたいで面白い劇でした。
男鹿真山伝承館は以上。

IMGP6431.jpg
なまはげ館に戻って、なまはげについてお勉強。
男鹿半島のなまはげといっても、85の地区でそれぞれ異なる特徴のなまはげが
伝承されていて、姿形からアイテムまで様々なんだとか。
いうてもそんなに違いないでしょーとか思ってた、この時は。

IMGP6432.jpg
なまはげ全員集合。

IMGP6447.jpg
まじで全然違ってた。

IMGP6446.jpg小学生の工作の時間とかに作れそうなクオリティ。

IMGP6444.jpgん、鬼?
いえ、馬です。

IMGP6437.jpgえ、鬼?
いえ、つのだ☆ひろです。

もうちょっとアクセスしやすさも考慮してほしいということ以外は、満足。


IMGP6448.jpg
なまはげ館を出て、男鹿半島脱出を試みます。
まだ坂は終わらない。

IMGP6449.jpg国道101号に復帰。
信号も歩道も街灯もなく、とても国道とは思えない。
もうアップダウン終わったろうと思ってましたが、まだ地味にアップダウンの連続。

IMGP6450.jpg17時前に道の駅おおがたに到着。
時間早いけど今日の野宿地はここにします。

IMGP6451.jpg近くに温泉があったのでまずはそこに向かいます。
道の駅正面のガソスタには赤い巨星の姿が。

IMGP6452.jpg温泉から帰る途中に、横を通り過ぎた軽トラのおじいさんからメロン貰いました。
今はスプーンがないから、スプーン入手したら頂こう。
おじいさん、ありがとうございます!

IMGP6453.jpg今日の晩ご飯は半額のサラダとホッケ、

IMGP6454.jpg
鶏肉と野菜のコンソメスープ。
ホッケが出てくる辺り、北海道の気配が漂ってきた感。

ここの道の駅には24時間開放の休憩所もあって、夜そこで充電やブログ更新しようと
したんだけど、小虫がやばかった。
自動ドアの前に数百、数千匹の小虫が張り付いていて、ドアが開くたびに室内にも
進入しているので、室内も虫だらけ。
しかも自販機も室内にあるから、暑くて仕方ない。
ちょっと夜は使えないですね。

ベンチ野宿しようとチャレンジしてみたけど、蚊の襲撃を受けて撤退。
テント設営中にお巡りさんが来て、またかと低いテンションで対応したら、
「貴重品は肌身離さないでね」と優しい一言残して去っていきました。
なんかごめん。

しぇば!

走行距離 84.63km
総走行距離 15892.59km
出発地点 道の駅てんのう
到着地点 道の駅おおがた 

 Screenshot_2017-08-06-18-44-37.jpg


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【410日目 8/5】竿燈まつりで夏祭り堪能

みなさん、かまどけぁしそうです。

今回は東北三大祭りのひとつ、秋田の竿燈まつり観光の巻です。
去年は同じく東北三大祭りのねぶた祭り観たから、いつか仙台の七夕祭りも観ることに
決めました。
人生の目標が増えるのは嬉しいですね。

それではどうぞー。

IMGP6194.jpg道の駅の食堂が7時開店なので、早めの5時に起床、5:30にはテント撤収。
この日は秋田市内で行われる竿燈まつりを見学する予定。
食パンとピーナッツバターで朝ごはんを食べて出発。
鳥海山見えるけど、雲多いな。

IMGP6197.jpg道の駅のとなりにひまわり迷路があったので、寄ってみました。

IMGP6214.jpg迷路っぽいけど、迷うことができるほど広大な訳でもない。

IMGP6201.jpg
ひまわりは7分咲きくらい、まだ満開とはいかないようです。

IMGP6203.jpg 
IMGP6202.jpgやっぱりいいなー、ひまわり。
そういえばツールドフランスはフルームが4回目の総合優勝を果たしたそうで。
フルームはまだまだ優勝しそう。

IMGP6211.jpg
クイズが5問あって全問正解したら抽選で何か貰えるらしいので、回答しておいた。
全問正解の自信あり。
北竜町は去年行ったけどヒマワリ見れなかったので、今年リベンジしたかったな。
今から間に合うかな。。。

IMGP6218.jpg今日も国道7号を走ります。
追い風なので快適。
だんだん青空も見えて参りました。

IMGP6223.jpg道の駅岩城に8:30到着。

IMGP6224.jpg
直売所できゅうりとスイカ購入。

IMGP6221.jpgとなりに島式漁港公園があるので、ちょっと釣りしてみよう。

IMGP6225.jpg IMGP6226.jpg釣りの前にスイカ、初物です。
150円とは思えないくらい甘い。

IMGP6228.jpgスイカ果汁100%のスイカジュースも美味しいです(^^)

で、この後1時間くらい釣りしてみたけど、当たりもなし。
隣の若者が小さいアジやサバをめっちゃ釣ってたのに。。。
諦めて出発。

IMGP6229.jpg
ピカソ的なキリン。

IMGP6231.jpg秋田市に進入。

IMG_20170805_120831.jpg秋田市といえば稲庭うどん。
ということで、お昼ごはんは「はなまるうどん」のかけそば。
ここで敢えて讃岐うどんを食べて、稲庭うどんとの違いをより鮮明にする作戦。

IMGP6233.jpg
この辺りは竿燈祭りの会場みたい。

IMGP6234.jpg
すでに場所取りも勃発。
竿灯祭りは夜に見学するとして、それまでにブログ更新しようと秋田駅ビル内の
ドトールを目指します。
マクドナルドかモスバーガーの方がいいんだけど、駅周りにはなかった。

IMGP6236.jpgその途中にある百名城の久保田城に来てみました。

IMGP6244.jpg
外堀ではハスの花が咲き誇ってました。

IMGP6250.jpg 
IMGP6243.jpgハスの花って面白い形してるな。

IMGP6240.jpg
久保田城は石垣や天守がないお城だそうで、ほぼ公園でした。
これは唯一復元されていた御隅櫓、縦撮り写真が縦にならない謎の現象再発中。
石垣も天守もないので、さくっと見て終了。

IMGP6245.jpg
久保田城の正面に竿燈妙技会場があり、竿燈の差し手たちが妙技を披露してました。

IMGP6248.jpg 
片手持ち。

IMGP6246.jpg
額持ち。
面白そうだったけど、暑くて倒れそうだったのでドトールへ向かいます。
この日もとにかく日差しが強くて焦げそうだった。

IMGP6251.jpg秋田駅到着!

自転車置き場が見つからなかったのでしばらくうろちょろして、路地裏に駐輪して
ドトールに13:30ごろ到着。
冷房の効きが良すぎて寒さに震えながら、16時までブログ更新したり、Web観たり。

IMGP6255.jpgお腹もすいてきたので、本日のメイン稲庭うどんを食すために佐藤養助秋田店に
やってきました。
讃岐うどんと並び日本三大うどんに必ず名を連ねる稲庭うどんですが、レトルト以外では
多分初実食。

IMGP6256.jpg醤油と胡麻の両方が楽しめる二味せいろ880円を注文。
麺は二つに分けられてるけど、合わせて一玉くらい。
うどんは想像通りツヤツヤツルツルで美味しい、意外に腰もしっかり感じる。
やっぱり本場で食べると旨い。
愛する讃岐うどんとは全く違うコンセプトだから比べるのは無駄だと思うけど、
コスパ考えると讃岐うどんかなー。
とにかく美味しかったので、相方へのお土産に乾麺購入。


竿燈まつり

IMGP6258.jpgぼちぼちいい時間になってきたので、市庁舎の駐輪場に自転車を置いて、
歩いて祭り会場へ向かいます。

IMGP6260.jpgメイン通りから少し離れたところで出囃子も準備中。

IMGP6261.jpgめっちゃ長い焼台、焼き鳥焼過ぎじゃないか。
ああ食いたい。
けど食ったら飲みたくなるし、まだ自転車乗るから飲めないし、我慢。

IMGP6263.jpg適当なところで地面に座って待機。
暗くなるにつれて段々人も増えてきます。

IMGP6264.jpg19時くらいかな、空に花火が鳴ると開始の合図。

IMGP6267.jpgミス秋田美人?がパレード。
向こう側のミスは撮れなかった。。。

IMGP6270.jpgその後を竿燈やお囃子が続きます。

IMGP6271.jpg IMGP6274.jpg IMGP6275.jpg IMGP6283.jpg
市長挨拶とかの後、お囃子部隊の演奏がひときわ激しくなると、

IMGP6284.jpg竿燈大地に立つ!!

IMGP6286.jpg竿燈が立ってる・・・

IMGP6297.jpgさっきまで何もなかったのに、至る所に竿燈が林立する様子は迫力あります。

IMGP6303.jpg
竿燈を持つ人は色々アクロバティックな持ち方を競い合います。
片手持ち。

IMGP6304.jpg平手持ち。

IMGP6309.jpgこれ凄い、腰持ち。
あとは肩とか額持ちが多かったな。
観客も「ドッコイショ、ドッコイショ」という掛け声で祭りを盛り上げます。

IMGP6316.jpg
場内アナウンスで「転倒することあるので、竿燈から目を離さないでください」って
連呼してあけど、本当に転倒するんだな。
提灯燃えるんじゃないかと思ったけど、燃えてなかった。

IMGP6320.jpg御神輿や山車曳きで団体の技術を競うっていうお祭りは色々観てきたけど、
個人の技術を競うお祭りってのはあまりないのかも知れない。
本日の寝床までの移動があるので、まだ宴はたけなわですが20時頃にお祭りから退散。


IMGP6324.jpgハンドスピナー大人気やんけ。

IMGP6329.jpgババヘラアイス200円を購入。
おばさんがヘラでアイスを盛って提供するから、ババヘラアイス。
イチゴ味で素朴なおいしさ。

IMGP6331.jpg当初8㎞くらいのところにある道の駅あきた港に行こうと思ってたんだけど、
翌日楽をするためにもう一つ先の道の駅てんのうに向かうことに。
もう15kmがんばりまっしょい。

IMGP6338.jpg久々にがっつりナイトランして、22時前に道の駅てんのうに到着。
バーベキュー場とかサッカーグラウンドとかあって、やたら巨大な道の駅でした。
もう閉まっていて入れなかったけど温泉もあるし、今までで一番野宿向きの道の駅かも知れない。
車中泊組の人もたくさんいて、22時すぎなのに散歩している人とか結構いて、結構賑やか。

途中のスーパーで購入した半額総菜で晩酌して、適当にテント張っておやすみなさい。

夜、テントの外をやたら人が歩き回ってました。
寝たのが0時ごろだったので、いくら車中泊組多いとはいえそんなに遅い時間に外を
うろちょろする人がたくさんいるはずないんだけど、夢だったのかな。
テントの外に出てみようと思ったけど、なぜか出る気がしなかったのは覚えてる。

んじゃ!

走行距離 76.45km
総走行距離 15807.96km
出発地点 道の駅にしの
到着地点 道の駅てんのう

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プロフィール

ぐりぐら

Author:ぐりぐら
42歳、体重0.1tのおっさんです。
いい年して会社辞めて自転車で日本一周に挑戦!
札幌から2016年6月22出発⇒2017年8月19日にゴールしました!

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