【357日目 6/13】鳥取砂丘は落書き禁止!
みなさん、あちゃまけほんにけぇ。兵庫県朝来市からブログ更新第二弾。
今回は第一弾とは別のミニストップからの更新です。
こっちには電源席があったので、助かります。
でもブログ更新疲れたなー。
今回は鳥取城跡からの砂の美術館、鳥取砂丘の3ヒットコンボの巻です。
朝ごはんはキャベツと玉ねぎのコンソメスープと食パン。
食パンを浸して食べると旨い。
だけど肉が欲しい。
朝ごはん中に大阪出身、米子市在住の業務用洗剤の営業マンのおじいさんから声かけられて、
おじいさんの話を聞きながらの朝ごはんでした。
ここには温泉の清掃に来たらしいですが、コテコテの関西あきんどという感じの話し方と
考え方で面白かった。
鳥取は他所もの営業マンには厳しい土地らしいです。
その間に蚊に足を3~4か所刺された、と思ったらどうもブヨだったみたい。
次の日から痛痒くなって、今もなんとなく違和感がある。
ステロイド外用剤フルコートが無かったら酷いことになっていたかも知れない。
鈴木さん、ありがとう。
やっぱり「ようこそ」的な看板はない。
山陰地方にはそういう文化がないのだろうか。
ここからは下り基調がずーっと続きます。
山々の合間を縫いながら下るのは気持ちよい。
途中の智頭町辺りは杉の産地らしく、見事に杉が一面に植林された山々を眺めていると、
昔のパソコンゲームで初めて多重スクロールのゲームをやった時の感動を思い出しました。
手前の山と奥の山の流れている速度が違う感じとかがね、何となく。
100円ちょいだったと思うけど、美味しかった。
ここらあたりから平地になってきて、
11:30くらい鳥取県庁に到着。
鳥取城跡
この像は羽柴秀吉の兵糧攻めによって敗北した、吉川経家です。
優れた武将だったそうで、織田信長による中国討伐軍に対抗するために鳥取城に
入城したんですが、秀吉の潤沢な資金と兵力を背景にした徹底した兵糧攻め(近隣の米を
高額で買い占め、農民を鳥取城に追いやり、完全包囲による外部からの補給防止)によって、
城内は4か月後には餓死者が続出し、戦死者を食べる、肉親同士で殺し合うほどまでの
飢餓状態に陥り、降伏をしたそうです。
秀吉は経家を惜しんで命を取ろうとはしなかったそうですが、経家はあくまで自刃を選び、
切腹して果てました。
経家は自分の首桶を持参して入城したほどの決意だったそうですが、結局その首桶も
有用なものになってしまったとさ。
この戦いは「鳥取城渇え殺し」として有名だそうな。
経家は鳥取城を難攻不落の城と賞賛したそうですが、わかってるだけで6回は落城した城らしい。
脆い城というよりも、それだけ要地にあり戦いが多かった、ということでしょうかね。
ちなみに先日お勉強した山中幸盛も2回攻め落としています。
久松山の山裾と頂上に城がある、平山城です。
ちなみに宝珠橋越えたところに仁風閣という洋館があるんですが、ここも良かったです。
写真はない。
石垣を補強するために、半球状の石垣を作ったそうです。
これは港や河川の工事に用いられる手法で、城郭に使われたのは極めて珍しいとのこと。
てっきりこの半球状の石垣から天球丸という名前になったかと思ったんだけど、
天球院という人が済んでいたから天球丸というそうな。
標高200mくらいの登山。
熊看板があったのでスマホで音楽鳴らしながら登りました。
すれ違う人は誰も音出していなかったけど、俺はこういう時は音鳴らしますよ。
こんな感じの山道を登っていきます。
こんな山の上でも水出るんですね。
まさに鳥取平野が一望できます。
そこまで大変じゃないので、鳥取城きたら是非山上の丸まで登ることをお勧め。
作曲の岡野貞一氏が鳥取市出身なようです。
ボタンを押すと曲が流れるというよくあるやつですが、歌い手が異様に多い&豪華。
さだまさしとEXILE ATSUSHIと島谷ひとみを聞きました。
やっぱりさだまさしですよ。
デカ盛りで有名なお店らしい。
大盛りにするとご飯が約4合あり、ルーとかカツを合わせると2kg以上あるらしい。
食べれる自信は全くないけどとりあえず大盛りいこうとしたら、お店の主人からかなり
量多いけど大丈夫か?という確認が入りました。
大丈夫とは言えなかったので、すごすごと中に変更。
中でご飯2合だそうですが中で良かった、ものすごくお腹いっぱいになりました。
大盛りは中のほぼ倍になることを考えると、とても食べきれなかったろう。
ちなみにカレーはスパイシーさはない甘口で、辛いもの好きとしては残念でした。
砂の美術館
この後はマクドナルドに行って、2時間ほど充電&ブログ更新。
本当は1時間くらいで出る予定だったんだけど、気が付いたら17時になっていて慌てて出ました。
砂の美術館が閉まってしまう!
最終入館時間は17:30!
ハリウッド!
砂像は造った時の手の動きというか、ヘラの線が良く見えるからいいですね。
油絵みたいな感じ。
排他的なイメージのあるこの大統領の周りに、アラブ人や黒人、インディアンを配したのは
皮肉かな?
初めて見る砂の美術館は充分満足だったけど、過去のテーマの写真とか見てたら、
人物よりも巨大建築物とか見てみたかった気がするなあ。
でも良かった。
鳥取砂丘
なだらかな砂の描く稜線に人が立っている図はいいなあ。
写真下手でも良い絵になる気がする。
何故かはわからない。
馬の背から見下ろした図。
ここから駆け降りるのが楽しすぎる。
富士山の砂走を思い出した。
もちろん靴の中は砂まみれ。
苦労して足跡ないところ発見、砂紋が綺麗。
自然は芸術家やな。
ちなみに足跡で落書きしたら罰金なので気をつけてね。
けっこう知らずに落書きする人多いみたい。
砂漠じゃなくて砂丘というのがよくわかる。
でも砂丘の真っただ中にいるとその狭さを忘れて、砂漠の中にいるような気にもなる。
面白い場所。
プレハブじゃないか、もっとちゃんとしてても良い気がするけど。
最初はこの先の道の駅きなんせ岩美に野宿しようと思ったんだけど、夕日待ちの間に
ネット見ていたら、鳥取砂丘に横に柳茶屋キャンプ場という無料キャンプ場があることが発覚。
いそいでキャンプ場へと向かいます。
キャンプ場に到着し、自転車を置いて鳥取砂丘にアイルビーバックして、夕日鑑賞。
キャンプ場に戻って隣の施設で受付を済ませて、テント設営。
久しぶりのキャンプだけど、昼のカレーの破壊力で腹は全く減っていないので、
適当にクッキーつまんでウィスキー飲んでお休みさない。