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【354日目 6/10】月山富田城で山中鹿介に感動し安来節を踊ってみた

みなさん、だんだんねー。

Youtuberの中では瀬戸弘司さんが好きなんだけど、この間バーバーしずえを観て、
しずえの声を初めて聞きました。
天然そうな素晴らしい声だと思いました。

さて、今回は月山富田城で山中鹿介に感動し安来節を踊ってみたの巻です。

IMGP2116.jpg
本日は道の駅広瀬・富田城からの出発となります。
朝5時くらいに起きたんだけど、どこからか祝詞のような歌のような声が聞こえてきました。
裏に尼子神社があったみたいだからそこからかな?
普段聞く機会ないので、ちょっと得した気分。
朝ごはんは昨晩購入しておいた半額弁当ですませて、8:30出発。

IMGP2117.jpgまずはすぐ近くの月山富田城へ向かいます。
少し坂を登ったところにある駐車場に自転車を止めて、あとは歩き。

IMGP2122.jpg富田城は難攻不落の山城だったそうで、三方を急斜面で囲まれていて本丸への道は、
正面からしかなかったようです。

IMGP2123.jpg
山中御殿跡から本丸方面を見上げた図。
本丸へ続く唯一の道、見事な九十九折ですねー。

IMGP2145.jpg見下ろした図。
これなら攻めてくる敵を蹴落とすのも容易そう。

IMGP2137.jpg本丸からの展望。
大して標高ありませんが(標高197m)、安来の集落が結構見渡すこtができます。
この日も風が強くて、旗がばたばたとはためいて雰囲気ありました。

IMGP2141.jpg天守閣は残っていませんが、勝目高守神社という大国主命を祀る神社がありました。
戦国時代に富田城を治めていた尼子氏の守り神だったそうです。

IMGP2149.jpg画像検索した結果、これはホタルブクロという花。

IMGP2153.jpg本丸から1km弱くらい歩いて、山中鹿介幸盛の像を見に来ました。

IMGP2154.jpg毛利氏に滅ぼされた主君尼子家を再興させるために活躍した武将です。
尼子家再興のために「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈った逸話で有名。
実はここに来るまでこの人のこと知りませんでした。
「我に七難八苦を~」というセリフは聞いたことあるけど、誰が言ったのかも知らなかった。
この人は戦国武将の鑑、まさに悲運の英雄ですね。
詳しくはWikipediaなりGoogleなりで調べて貰いたいんですが、まず武力値高すぎ。
やたら一騎打ちしては敵将を討ち取ってる。
そのうえ知力も高い。
尼子家再興運動は三回に渡って続くんだけど、潰されるたびに諸国廻ったり、織田信長に
仕えたりしてしぶとく復活してくる。
馬鹿じゃできないよね。
最後は毛利に負けて殺されてしまうんだけど、その最期もカッコいい。
こんな凄い武将を知らずに今まで生きてきたなんて、悔しい。

IMG_20170610_100517.jpg山城はいいですね。
満足したので道の駅に戻ったら、道の駅の中が藍染工房みたいになっていてびっくりした。
そして隣の安来市立歴史資料館に200円で入ったら、見るものなにもなくて5分で
出てきてしまった。

IMGP2158.jpg
次は3kmくらい走って安来節演芸館に向かいます。

IMGP2160.jpg11時過ぎに到着。

IMGP2161.jpg IMGP2162.jpg何故かゲゲゲの女房記念館があった。

IMGP2163.jpgもちろん観てないので、ピンとこない。
クドカン主演の映画もあるみたいなので、そっちは観てみたい。

IMGP2166.jpg安来節演芸館では安来節の唄と踊りを観ることができます。
中に入ったらお土産物のレジに「きゅっきゅ」ちゃんがいたので一緒に写真撮ってもらった。
きゅっきゅちゃんは安来節演芸館の生きたゆるキャラ。
ホームページにも出てたのでいるのは知ってたけど、レジ打ちしてるとは思わなかった。
写真見て自分の黒さもびっくりしました。
ちなみに俺が持ってるのはうなぎのオモチャです。

IMGP2167.jpg11:40の公演を観ようとホールに入ったら誰もいなくてびっくり。
貸し切りやん。
係の人も驚いてました。
「今日は安来節の家元が来てるのでラッキーですよー」と言って貰ったんだけど、
そんなトップの人が出てきて観客俺一人なんて、気まずすぎる。
希望すればどじょうすくい踊りの体験をすることができるんだけど、俺一人しか
いないので半強制的に体験することに。
係の人に半纏や豆絞り、びくなどを着せてもらいながら、自転車日本一周中であること
なんかを話したりしているうちに、お客さんが2名入ってくれたので貸し切り脱出できて
ちょっとホットしました。

IMGP2170.jpg最初は安来節の唄や銭太鼓を鑑賞。

IMGP2172.jpgこの方が安来節の家元、四代目渡部お糸さん。
プロフィール見たら昭和20年生まれだそうで、そうすると御年72~3歳?
見えないわー。
ちなみに安来節は「やすき」ではなく「やすぎ」と濁るのが正しい。

IMGP2173.jpg次はどじょうすくい踊り。
農作業の合間に田んぼのどじょうを掬って、夜そのどじょうを肴に酒を飲むときに
踊っていたという起源のほかに、掬っているのはどじょうではなく土壌(土壌=砂鉄)と
いう説もあるそうです。
出雲はたたら場があるから、なるほど。

IMGP2185.jpg次は体験コーナー、師匠の後について踊ります。

IMGP2187.jpgどじょうを掬って、

IMGP2192.jpg魚籠に入れて、

IMGP2194.jpgさようなら。
ちゃんと膝を曲げていたつもりだけど、こうしてみると腰が高い。

IMGP2196.jpg最後に家元と師匠と記念撮影。
写真は係の人が撮ってくれました。
阿波踊りに続いて、良い記念になりました。
 IMGP2202.jpgとなりのどじょう亭でお昼ごはん。
まるごと安来丼大盛りを注文。
野菜たっぷりのあんかけ丼、上に刺さっているのはどじょうの天ぷら。

IMGP2203.jpg地元野菜がふんだんに入っていて、タケノコとかなめたけが旨い。
そして量が半端じゃない。
一人前くらい食べたと思うけど、まだ半分以上残ってる。
もちろん完食してお腹いっぱいになりました。

IMGP2204.jpg追い風に乗っかって14時過ぎに道の駅あらエッサに到着。
まだ全然走ってないんだけど、今日はここで店じまいすることにしました。
夜雨が降る予報だったことと、風邪気味なのか鼻水が止まらない状態だったので、
確実に屋根の下でテント張りたいなーと思ったからです。

IMGP2205.jpgそれでもビールは飲む。

休憩所でダラダラとテレビ見ながらブログ更新して、ラーメン作って晩ごはん。
Amazonプライムでダウンロードしておいた動画みたりして、22時ごろにおやすみなさい。

んじゃ!

走行距離 18.64km
総走行距離 12747.13km
出発地点 道の駅広瀬・富田城
到着地点 道の駅あらエッサ

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【353日目 6/9】水木しげるロードを舐めるとケガするぜ

みなさん、ばんじまして。

今日は早めに店仕舞いして、道の駅あらエッサの休憩室でブログ更新中。
風邪ひいたのか鼻水が止まらないのと、雨降りそうだったので早々にリタイヤしました。
そろそろ晩飯買いに行ってこよう。

今回はちょっと鳥取先取りして水木しげるロードに行ってきたの巻です。

IMGP1878.jpg道の駅本庄の前の広場にて起床。
キャンプ場のように快適な野宿だった。
しかしかなり結露していたので、乾かすのに時間がかかってしまった。

IMGP1880.jpgその間に朝ごはん、コンビニで買ったサラダとコーンツナ缶でツナサンド。
食パン4枚食べれました。
その後道の駅の隣のファミマで充電しつつブログ更新。

IMGP1881.jpg
そのうち道の駅が開いたので、入ってみました。
しまねSuper大使の吉田くんが島根をディスるのはいいけど、鳥取まで巻き込んでる。。。
俺も実際に来るまで曖昧だったけどな。

IMGP1882.jpg色々買い物しちゃいました。
枇杷が280円、どうやら枇杷が高級果物というのは勘違いだったようだ。
だけど、この枇杷はあまり美味しくなく、とてもm食べれないものも混じってた。
値段なりでした。

IMGP1883.jpg武蔵坊弁慶はこの辺りで誕生したという伝説があるそうです。
山伏に身を変えた天狗と弁吉(弁慶母の名前)の間に生まれたらしい。
天狗の子供だから弁慶は強かったのか、と思いきや母弁吉も妊娠中に鍬を食べたって。
人間じゃないじゃん。
名前が男みたいとかいうレベルじゃない母。
あと「優しい一面もあり」って書いてるじゃないですか?
優しくない一面がどんなだったかというと、鍛冶屋である叔父が弁慶に薙刀を打って
くれたんですがその出来があまりに素晴らしかったので、他にもこんな素晴らしい刀剣を
造られては困ると切り殺したんだって。
まさしく鬼畜。

IMGP1886.jpg弁慶が悪戯ばかりしていたために怒った弁吉に置き去りにされたという弁慶島。
その時に天狗である父から兵法を学び、また泳ぎが不得意だったので袂から砂や石をだして
橋を作って母の元に帰ったそうです。
他にも弁慶ゆかりの名所はたくさんありましたが、寄りませんでした。
因みに弁慶生誕地は和歌山にもあるそうです。

IMGP1888.jpg中海を通る海上道路を走って、江島に渡ります。
かなり強い追い風なのでらくちんだったけど、帰りは向かい風になるのでつらい。

IMGP2062.jpg
江島から江島大橋を渡って、鳥取県境港市へ向かいます。
写真じゃあんまりわかりませんが、この江島大橋が橋とは思えないくらい
そびえ立ってるんです。
高さ約45メートルもあり、ベタ踏み坂と呼ばれてダイハツのCMでも使われたんだとか。
斜度がきついわけじゃないけど、橋というよりも坂でした。

IMGP1890.jpgジョジョ好きなら取らずにはおられない店名。
普通のスーパーマーケットのようです。

IMGP1907.jpg10:30過ぎに境港駅に到着。

IMGP1927.jpgここから約800mの水木しげるロードが始まります。
ゲゲゲの鬼太郎メインに水木しげるキャラクターの銅像などのオブジェが設置されており、
その数なんと153個。
お父さん全部写真撮っちゃうぞー。

IMGP1920.jpgスタンプラリーもあるので、観光協会で台帳120円を購入していざ出発。
スタンプは37個で早い人は1時間ちょいで廻るそうです。

IMGP1891.jpg水木しげる先生と鬼太郎、目玉のおやじ、ネズミ男からスタート。

IMGP1892.jpgポストの上では鬼太郎が一反木綿じゃなくて、普通はがきに乗ってたり。

IMGP1901.jpg
銅像はこんな感じ。
マイナーな妖怪も多数出演、「たにぐく」は日本神話に出てくるヒキガエルの神様。

IMGP1900.jpgぬらりひょん。
妖怪のボス的なイメージ強いけど、鬼太郎からのイメージだよね。

IMGP1931.jpgねこ娘。

IMGP1937.jpg
鬼太郎と目玉のおやじ。

IMGP1963.jpg
ねずみ男。
などなど。

舐めてたけど、全銅像撮影とスタンプラリーは結構大変な作業でした。
写真撮るとき大抵半腰にならないといけないし、日差しが強くて黒っぽい
銅像がうまく映らないし、スタンプは銅像とリンクしていないし、
日差しは強いし風も強いしで、後半バテバテ。
たかが800mとバカにしないほうがいいよー。

IMGP2041.jpg銅像だーと思ってふらふら寄って行ったら、水飲み場だったり。

IMGP2030.jpgロード内のお店は鬼太郎を絡めた店舗がほとんどだったんだけど、ゆっくり店を見る
余裕はとてもなかった。
今写真見て思ったけど、電線のカバーが黄色と黒なのは鬼太郎のちゃんちゃんこを
イメージしてるのかな?
上のは違うかもしれないけど、色々と工夫して水木しげるロードを作っているのは
感心の一言。

IMGP1958.jpg
ロードの中の電話ボックスは鬼太郎ハウスになっていたり、

IMGP2043.jpg街灯が目玉のおやじだったり、

IMGP1993.jpgマンホールがカラーだったり。
これ盗難されたらしいですよね。

IMGP1990.jpg一反木綿は2枚も盗まれたのに、

IMGP1999.jpgこなき爺だけ1枚無事だったそうです。
確かに人気的には一段劣っているというか、ドリフターズで言えば仲本工事的な
ポジションの気はする。
それにしてもカラーのマンホールは欲しくなる。。。

IMGP1998.jpgちなみに一番のヒットはサラリーマン山田。
いたね、こんなキャラ。
 IMGP2059.jpg2時間半くらいかかってスタンプラリー制覇し、完走証をゲット。
名前書いてくれないのね。

銅像も全部撮ったと思って、ガイドブックで照らし合わせてみると、こなき爺の一角の
7体を撮り逃していることに気づき、疲れた足に鞭打って引き返してみたけど、
銅像自体がありませんでした。
観光協会で聞いてみたら、世界妖怪会議のための移設中で6月20日ごろまで銅像見れないんだって。
こなき爺とか砂かけ婆とかろくろ首とか泥田坊とか百目とかろくろ首とか、
良いやつばっかりの一角だったので残念。
次来たら、そこだけ写真撮ろう。

IMGP2060.jpg鬼太郎電車を横目に、13:30ごろ出発。
また島根に戻ります。

途中、ほっともっとののり弁でお昼ごはんを食べて走りますが、超逆風。
中海を横断する道を走っているので、風を遮るものもないのでもろに風を受けながら
じりじりと走ります。
最近、逆風が多いので、下ハン持って走るのに少し慣れてきた気がする。

IMGP2064.jpg16時前に八重垣神社到着。

IMGP2065.jpg伏見稲荷大社にもいたけど、この仁王像のポジションにいる弓持った人は誰なんだろう。

IMGP2069.jpg八重垣神社の御祭神は須佐之男命と櫛名田比売。
八岐大蛇退治の際に須佐之男命が八重垣を作って櫛名田比売を隠した場所であり、
結婚して夫婦生活を始めた場所となるため、縁結びの神社として有名らしいです。

IMGP2070.jpg「八雲立つ 出雲八重垣 妻込みに 八重垣造る その八重垣を」
須佐之男命が詠んだ日本最初の和歌。

IMGP2073.jpg社務所で占い用紙を100円お供えして取って、

IMGP2079.jpg鏡の池に行って、

IMGP2074.jpg占い用紙を水の上に浮かべて、その上にそっと10円玉か100円玉を載せます。
10円玉がなかったので、泣く泣く100円玉を載せました。
この紙が早く沈めば婚期が近く、また近くで沈むと身近な人遠くで沈むと遠方の人と
結ばれるとか。

IMGP2075.jpgイモリがじっと見守る中、運命の時を待ちます。
2分くらいですぐそこで沈みました。
周りも近くで大体2~3分くらいで沈んでる感じだったけどね。

IMGP2077.jpg
30分以上かかるとかありえないと思う。
1円玉とか載せない限り。
ちなみにこの池に携帯とか財布とか落としても、拾っちゃいけないそうです。
神の池だから。
気を付けなはれや。

IMGP2080.jpg更に10㎞ほど走って、出雲国一之宮 熊野大社に到着。

IMGP2081.jpg出雲来たら、出雲大社と熊野大社には来たかった。
出雲国つくりの主役、大国主命と須佐之男命の神社だからね。

IMGP2083.jpg拝殿。
御祭神はもちろん須佐之男命。

IMGP2084.jpgこっちもしめ縄が太い。
出雲大社の方が太そうだけど、知らなかったから驚いたし嬉しかった。

IMGP2086.jpg横っちょから本殿も拝見しました。

IMGP2092.jpg静かで落ち着けるし、何となく神殿もカッコいいし、素晴らしい神社でした。

IMGP2093.jpgここにもさざれ石がありました。
鹿島神宮以来だな。

IMGP2095.jpgこの辺りのマンホールの蓋が、何をデザインしてるのかわからなかったのでググってみたら、
ホタルを表してるらしいです。

熊野大社を17:30ごろ出発、今日の野宿地予定の道の駅広瀬・富田城へ向かいます。

IMGP2097.jpg途中、ちょっと寄り道して黄泉比良坂にやってきました。
日本神話の中で、伊邪那岐命が黄泉の国の伊邪那美命に会いに行って、約束を破って
伊邪那美命の姿を見たために伊邪那美命に追いかけられて逃げ帰って来るときに、
ここ黄泉比良坂の大きな岩で道をふさいだ、というあそこです。

IMGP2099.jpg意味ありげに大きな岩が置いてありますが、これが黄泉の国との道を塞いだ岩かな?
岩は後から持ってきたという話もあるようですが。
ちなみに左端にあるポストは、黄泉の国へ行ってしまった人への手紙を投函するポストです。
ここで撮った写真は心霊が写りやすいそうですが、どうかな?

IMGP2101.jpgこの山道、伊賦夜坂が黄泉比良坂だそうです。
もう18時廻っており、薄暗いのでちょっと薄気味悪いけど歩いてみました。

IMGP2109.jpgただの山道といえば山道。
でも夜に一人では絶対に来たくない。
といっても、どんな山道でも夜一人はごめんだけどね。

IMGP2106.jpg5分くらい歩くと、賽の神に行き当たりました。
道は山を登る道と下っている道に分かれて続いていたけど、ここで日没を迎えたくないので
黄泉比良坂探索はここで終了。

何か特別なところがあるわけではないぱっと見ただの山道が、なぜ黄泉比良坂になったのか、
謎は深まるばかりでした。

IMGP2111.jpg
1時間ほど走って、道の駅近くの鷺の湯温泉に到着。

IMGP2112.jpg安来節の巨大お面がかかっている安来苑で温泉いただきます。

入湯料400円と安い。
そして加水も加熱もしていない100%源泉かけ流し。
洗い場狭く、施設はかなり古びてましたが、たっぷり寛げました。
手作り感満載の温泉だったので、面白かった。
ロッカーないので貴重品は受付で預かって貰いました。

IMGP2114.jpg途中のスーパーで半額弁当買って、20:30ごろ道の駅広瀬・富田城に到着。
ビール飲んで弁当食べておやすみなさい。

虫が異常に多いことろでした。
まさに虫乱舞。
こっちにはあまり来なかったので、特に問題はなかったです。

んじゃ!

走行距離 79.85km
総走行距離 12728.49km
出発地点 道の駅本庄
到着地点 道の駅広瀬・富田城


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【352日目 6/8】荒神谷博物館のミニジオラマも小泉八雲記念館の怪談朗読もレベル高すぎ!

みなさん、あばかんです。

今日は水木しげる観光しに行こうと思うんですが、境港市は鳥取県なんですね。
まだ島根県の観光終わってないのに、ちょっとだけ島根県に入ってしまうことなってしまった。
今日も良い天気なので、気にせず行きましょう。

今回は荒神谷博物館、小泉八雲記念館、松江城観光の巻です。

IMGP1783.jpg道の駅湯の川からのスタートです。
6時に起床し、24時間開いている休憩でプログを更新しつつ、食パンで朝ごはん。
更新終わって、今日は天気悪そうだなと外を見ると、ぽつぽつ雨が降ってきました。
走れない雨ではないんですが、予報は曇りなのですぐ止むだろうと待機。

IMGP1784.jpg道の駅も開いたのでぷらぷら中を見ていましたが、特に買いたいものもなし。
外の売店でたい焼きを頂きました。
四角いたい焼きって新鮮、そしてアンコがぎっしり入っていて美味しかった。

IMGP1782.jpg10:30過ぎに外に出ると雨も止んでいたので出発。
そういえんばこの辺りの温泉は湯の川温泉といって、日本三大美肌の湯らしいです。
なんでも大国主命の最初の奥さんである八上比売が、大国主命を追いかけてはるばる
鳥取県の因幡から旅をする途中で、ここの温泉に入って疲れを癒してより美しくなったんだとか。
その後やっと大国主命に会えたと思ったら、大国主命には須勢理毘売命という妻がいたので、
結局子供を残して因幡の国に帰ってしまったそうな。
あはれ。

IMGP1788.jpg
まずは道の駅から5km弱のところにある荒神谷史跡公園にやってきました。
ここは昭和58年に358本の銅剣が発掘された場所です。
昨日訪れた古代出雲歴史博物館に並んでいたやつですね。
358本はそれまでに発見されていた銅剣よりも多いんだとか。

IMGP1815.jpg

IMGP1790.jpg無料コーナーには本物と同じ重さの銅矛、銅剣、銅鐸が置いてあり、実際に持つことができます。
よくある持つことはできるけど動かすことは全くできないやつじゃなくて、鎖とかついて
ないので自由に振り回せるところがナイス(振り回さないけど)。
左が銅剣、右が銅矛ですが、銅矛がずっしり重くてときめきました。

無料コーナーでは発掘のことが全くわからないので、205円払って有料ゾーンも見学しました。
大型スクリーンで発掘の状況を詳しく説明してくれて、とてもよくわかった。

IMGP1795.jpg銅剣はこんな風にまとまって埋められていたそうです。
最初4本だけかと思ったら後から後から出てくるので、さぞテンション上がったでしょう。

IMGP1796.jpg少し離れたところから銅鐸と銅矛が発見されたんですが、この2つが一緒に埋められていた
例は今までないそうな。
2,000年前に何故青銅器が大量にこの場所に埋められていたのか、はっきりとした答えは
まだないそうですが、古代のミステリーっぽくてそそられます。

IMGP1797.jpg発掘現場のミニチュアジオラマもあって笑った。
完成度高すぎて、ここに力入れるかと思った。

IMGP1799.jpgすごく良くできてるジオラマでした。

IMGP1801.jpg荒神谷遺跡も見てきました。

IMGP1802.jpg途中に二千年ハスの池がありました。
このハスは昭和26年に千葉県で発見された種子を発見者の大賀博士から譲り受けたもので、
大賀博士が亡くなった昭和40年6月15日その日に大田市で初めて開花したそうです。
泣ける話や。

IMGP1806.jpg残念ながらまだ開花してませんでしたが、広大なハス池一面に花が咲乱れる様は壮観だろうな。

IMGP1804.jpgここが荒神谷発掘現場。

IMGP1813.jpg
他にも竪穴式住居の復元などもされていました。

この後どこにいこうか決めかねていたので、セブンイレブンで休憩しながら思案。
宍戸湖の南側を通って、八重垣神社や熊野大社から先に回るか、北側を通って松江城を
先に回るか。
どっちも行きたいんだけど、ルートが悩ましい。
結局、宍戸湖の北側の方が景観が良いというブログを見て、北側ルートで進むことに決定。
セブンイレブンを出発したのはすでに13時。
今日はのんびりポタリングになりそうです(いつもだけど)。

IMGP1816.jpg

IMGP1818.jpg宍戸湖そばを通る途中で松江市に入りました。
このころにはすっかり良い天気になりました。

IMGP1821.jpg追い風ということもあって、宍戸湖北側ルートは超快適。
鼻歌交じりでのんびり進みます。

IMGP1823.jpg途中の道の駅秋鹿なぎさ公園で遅めのお昼ごはん。
ハンバーグとんかつセット定食。
ハンバーグは島根和牛入りだそうで美味しかった、とんかつは普通。

IMGP1824.jpg宍戸湖名産のしじみお味噌汁も美味しかった。

IMGP1826.jpg
15:35に松江城下の小泉八雲記念館に到着。
小泉八雲は日本に帰化した「怪談」の作者というぐらいしか知らないので、行ってみたかった。
中は撮影不可ですが、とても綺麗でお洒落で落ち着いた雰囲気で、小泉八雲=ラフカディオ・
ハーンについてよく知ることができました。
あと佐野史郎による怪談の朗読が5編あって、全部聞いたんだけどゾクゾクしてきました。
小豆とぎ橋が一番怖かったかな。
怖い話の他にも、小説や随筆など様々な本を出していたので、いつか読んでみたい。

IMGP1828.jpg次は松江城にやってきました。

IMGP1830.jpg江戸時代に建てられたにしては結構荒々しい石垣。

IMGP1831.jpg天守閣は現存天守閣、入場料は560円と高めですが登ってみます。
天守閣らしい天守閣ですね、入口が飛び出してるのが珍しいかな。

IMGP1835.jpg地下1階には井戸があります。
天守閣内に井戸があるのは珍しいと。

IMGP1839.jpg柱に鎹や帯鉄が打たれていたので寄席木なのかと思ったら、これは包板というものらしいです。

IMGP1841.jpg柱の周りに補強の板を添えているものでした。

IMGP1844.jpg後は時代ごとのジオラマがあるのが面白い。

IMGP1842.jpg 
んえいIMGP1843.jpgじっくり見れば昭和に入ってからの街の繁栄の推移とかわかりそう。
平成版も欲しいね。

IMGP1848.jpg最上階からの展望。
平城ということもあって、そこまでの景観ではない。

IMGP1856.jpgなんじゃもんじゃの木。
なんじゃもんじゃという呼び方は見慣れない木に対して、「なんじゃこれは」と
言っているうちになんじゃもんじゃと呼ばれるようになったそうで、ヒトツバタゴだけの
呼び名ではないそうです。

IMGP1857.jpg松江城の目の前に松江歴史館という立派なお屋敷があって、入場無料だというので
中に入ったら展示室は有料(510円!)だったのでそのまま出てきた。
なんじゃもんじゃだよ。

この時点で18:30近くなっていたので、そろそろ今日の野宿予定地に向かわないといけない。
10㎞ちょい離れたところに道の駅本庄というところがある。
水木しげるロードに近いので、今日はそこに野宿して翌日水木しげる観光して、
八重垣神社の方に戻ってくることにしよう。
道の駅本庄の野宿状況を検索すると、小さい道の駅で24時間コンビニが隣接していて
テント張れる場所がないという複数の情報があった。
不安だけど道の駅ならなんとかなるだろうと出発。

IMGP1858.jpg途中の自転車屋さんでブレーキシュー購入。
ブレーキシューにドライとウェットという種類があることを初めて知った。
ウェットは雨の日でもシューが摩耗しにくいらしいのでウェット購入、980円。

IMGP1860.jpg19時過ぎに道の駅本庄到着。
確かに絶妙にテント張るスペースがない。
張ろうと思えば張れるけど、喫煙スペースの前だったり駐車場からトイレに移動する通路上
だったり、邪魔になりそうなところしかない。
辺りをぶらついてみると、道路挟んで向こう側にベンチ付きのちょっとした展望スペースの
ようなところがあり、人もあまり立ち寄ら無そうだったので暗くなってからそこに
テント張ることに決定。
ファミマで充電&ブログ更新して時間つぶし。

IMGP1862.jpg弁慶生誕の地らしいですね、詳しいことは知りませんが。

IMGP1863.jpg目の前は中海、海水の約1/2の平均塩分濃度を持った汽水湖らしいです。

IMGP1871_result.jpg月が綺麗だったので、夜景に挑戦。
三脚使ってみたけど、夜景は難しいすな。
月とファミマの明かりで充分明るかったので、テント張ったそばのテーブルで
柿ピーつまみに酒飲みながらお月見しました。

静かできれいな夜でした。

寝ようとすること、道の駅では若者が大はしゃぎしていたので、あそこにテント張らずに
良かったと心底思いながらおやすみなさい。

んじゃ!

走行距離 49.24km
総走行距離 12648.64km
出発地点 道の駅湯の川
到着地点 道の駅本庄

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【351日目 6/7】一日雨だったけど出雲大社に参拝

みなさん、おんぼらー。

ついに北陸、東北以外は梅雨入りしましたね。
今朝も朝からぽつぽつ雨降っていたので、道の駅で雨宿りしながらブログ更新中。
農業関係の人には悪いが、空梅雨希望。

今回は雨の中、出雲大社に行ってきましたの巻です。

快活CLUBを7:30前に出発すると、外はぽつぽつ雨。
とりあえず近くのマクドナルドで何時ものごとく朝マック食べながらブログ更新するかー、
と思ったらなんとWifiも電源席もない。
どっかの施設内に入っているわけでもない、それなりに大きな店舗なのに。。。
仕方ないので朝マックだけ食べて出発。
出雲大社方面に向かいつつコインランドリーを探して、あれば雨宿りしつつ洗濯しよう。

するとぽつぽつ雨が本気雨になってしまい、ずぶ濡れになりながら走行、
途中コンビニで雨宿りするも全く弱まる様子はないので、再度雨の中出発。
幸いすぐにコインランドリーが見つかったので、飛び込んで洗濯&ブログ更新。

洗濯終わった後も11:30ぐらいまで居座って、雨が弱くなってきたので出発。

IMGP1687.jpg本日最初の観光スポットは旧大社駅。
1990年の大社線の廃止ともに使われなくなった駅ですが、現在も当時の姿で保存されてます。
和風駅舎で、どことなく道後温泉本館を思わせる重厚な雰囲気。

IMGP1692.jpg IMGP1695.jpg 
IMGP1698.jpgあまり人もいなくて静かで落ち着ける場所ですね。

IMGP1697.jpg屋外には蒸気機関車D51が展示されていました。
実家に通称SL公園というSLが展示されいてた公園があったので懐かし。
あれはD51じゃなかったけど。

IMGP1700.jpg旧大社駅の近くにある道の駅大社ご縁広場にやってきました。
昼ご飯にありつこうと思ったら、レストランない道の駅だった。
外観が出雲大社っぽい。

IMGP1713.jpg
近くには歌舞伎の創始者、出雲阿国の像がありました。

IMGP1702.jpg道の駅の中にはかなり大きな無料展示室があり、古の出雲大社の模型やら、神楽の衣装やら
色んなものが展示されてました。
この出雲大社模型を高校生が造ったとは凄い。

IMGP1704.jpgなんだっけな、これ。
大国様じゃなかったと思うけど、うっすら笑いに6点乳首が怪しさ満点。

IMGP1705.jpg IMGP1706.jpg IMGP1708.jpg

展示室の奥に休憩室があって、そこに置いてあった子供向けの日本神話の漫画を
読みながら雨宿りしていましたが、どうにも止まないですね。
天気予報では昼過ぎに止むようだったけど、さっき見たら夕方まで雨になっていたので、
自転車は置いて歩いて出雲大社にいくことにしました。

IMGP1716.jpg大鳥居をくぐって神門通りを歩きます。
出雲そばが三大蕎麦の一つだそうで、蕎麦屋さんがたくさん並んでいました。
ただ定休日のお店も多かった。
適当なお店に入ってお昼ごはんにしよう。

IMGP1717.jpgお寿司と割子蕎麦のセット。
うーん、普通。
名店で食べればまた違ったかも知れないけどね。

IMGP1721.jpg出雲大社に行く前に隣の古代出雲歴史博物館に寄ってみました。
ここは博物館にしては珍しく写真撮影可でした。

IMGP1726.jpg IMGP1728.jpg 
IMGP1733.jpg古代の出雲大社の巨大模型。
大国主命が国譲りをした際に、高天原の神殿と同じくらい大きな神殿を作って
祀ってもらうことを条件にしたので巨大な神殿になったそうです、神話的には。
平安時代の神殿は伝承では48mあったそうです。

IMGP1731.jpgでも実際に姿はわかっていなくて、48mは大げさという意見もあるそうで、
こんなに色んなパターンの予想復元模型がありました。

IMGP1734.jpgこちらは神在月(10月)に日本中の神様が出雲に集まって、相談をしている図。
なんの相談してるのかと思いきや、縁結びの相談をしているんだそうです(諸説あり)。
縁結びも重要だろうけど、もっと重大なことで集まってるのかと思ってた。
さすが縁結びの神社。
ちなみに全ての神様が出雲に集まるわけじゃなくて、蛭子、釜神、金毘羅様などは、
地元に留守番するところもあるみたいです。

IMGP1737.jpgずらっと並んだ銅剣カッコいい。
千本桜景厳みたいだ。

IMGP1738.jpg銅鐸もいいね。

IMGP1743.jpg
倭風大刀もロマンですねー。
上が捩り環頭大刀、下が円頭大刀。
無限の住人に出てきそう、ていうかあった気がする。

IMGP1745.jpgおもしろ土器。

IMGP1747.jpgウルトラマン。

IMGP1749.jpg手形があるじゃないですか、あれば自分の手を合わせて大きさ比べてみるじゃないですか。
合わせたらビビった。
なぜビビったかは秘密にしておきます。

IMGP1722.jpg博物館の周りには因幡の白兎にちなんで、兎の石像がいくつかありました。
可愛いね。

IMGP1724.jpg IMGP1725.jpg IMGP1750.jpg
排泄中かな。

IMGP1751.jpg多分、これでコンプしたと思う。


IMGP1752.jpg改めて出雲大社を参拝。

IMGP1755.jpg下り参道は初めてな気がする。
大抵、階段上がって見上げる形になるよね。

IMGP1758.jpg出雲大社に兎はいる。

IMGP1761.jpg拝殿。
参拝は二礼四拍一礼なので注意。

IMGP1763.jpg巨大しめ縄、凄い迫力!
と思ったけど、すでに色んなメディアで見た絵なので、そこまで感動はなかった。IMGP1765.jpg
本殿でも参拝。

IMGP1766.jpgこの紋いいですね。

IMGP1767.jpgこちらは神在月に八百万の神々が集まる宮だそうです。
一度で八百万の神々に参拝できるなんてお得なので、お参りしておきました。

IMGP1775.jpg
17時前ごろ、出雲大社を後にしました。
この頃には雨も止んでくれました。
なんだかんだ、博物館と出雲大社で3時間くらい過ごしました。
出雲大社で一番良かったのは、下り参道かな。
巨大しめ縄とかは事前の期待値が高すぎて、それを越えれなかった感じ。
この神門通りを見下ろす構図もいいですね。

IMGP1776.jpg IMGP1778.jpgところで何で高浜川って真ん中で仕切られてるんですかね。
と思ってググってみたら、高浜川と古内藤川と違う川なんだって。

IMGP1779.jpg道の駅大社で野宿しようかなーと思ってたんだけど、雨も止んだし温泉も入りたいし、
ということで20km弱先の道の駅湯の川まで走ることにしました。

平坦道なので何事もなく辿り着き、そのまま近くの温泉に入ってコンビニで買い物して、
20時前に道の駅湯の川にイン。
キャベツの千切り入りペペロンチーノで晩ご飯食べて、おやすみなさい。

んじゃ!

走行距離 29.74km
総走行距離 12599.4km
出発地点 快活CLUB 出雲店
到着地点 道の駅湯の川

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【350日目 6/6】石見銀山ねずみ捕りは石見銀山じゃなくて、笹ヶ谷鉱山で産出された殺鼠剤

みなさん、だらくそです。

雨に降りこめられて出雲市のコインランドリーからブログ更新中です。
夕方まで止まない悪寒。。。
でも雨に降られるのも久しぶり、5月24日のしまなみ海道以来。
2週間も雨に降られずに走れたなんて、今までがラッキーだったな。
九州も梅雨入りしたみたいだし、これからは雨が続く覚悟を決めなくちゃ。

さてさて、今回は石見銀山観光の巻です。

IMGP1634.jpg昨日は道の駅サンピコごうつにて野宿。
本当はトイレの裏がテント張るのに良さそうだったんだけど、燕の巣があったので
糞害を避けるためと夜明け間に燕に起こされそうだったので、道路に面した正面に
テント張りました。
偶にトラックの出入りあったけど、そんなに騒がしくなかった。

IMGP1635.jpgこの辺りは神楽が盛んなんですねー。
見たいところだけど、基本的に土日にやるみたいでどれも日程が合わない。

道の駅隣のローソン&ポプラの特盛カレーで朝ごはん。
思ったほどご飯の量が多くなくて、こんなもんだっけ?と思いながら完食。
島根に入ってからコンビニのポプラ率が非常に高くなったな。
本社がある広島よりも多い気がします。
ローソン&ポプラはローソンの店舗にポプラのお弁当が売られている感じで、個人的には
最強のコンビニ。

休憩所でプログ更新して、ゆっくりめの9時前に道の駅出発。

IMGP1638.jpg最初に向かうは、日本三大鳴り砂の一つである琴ヶ浜。
途中に温泉津温泉という、回文か?と思うような地区を通ります。
温泉津温泉。
頭痛が痛い的な感じもするな。
ちなみに「ゆのつおんせん」と読みます。

IMGP1639.jpg10時過ぎに琴ヶ浜に到着。
雨の日はならないらしい。
梅雨に入る前に来れて良かった。

IMGP1640.jpg砂浜自体も優雅に弧を描いていて、のどかで良い感じです。
看板の注意書きに従って、波打ち際近くの白く乾いたところを歩き回ってみるも、
特に音がしませんでした。
あれ?と思って、5分くらい色んなところを歩き回ってみたけど、全く音がしない。
日本三大鳴き砂もこんなもんか、と思って戻ろうとしたときに「キュ」と初めて砂が鳴きました。
試行錯誤の結果、普通に歩くとほとんど音しないけど、靴底を滑らすように歩くと
面白いようにキュッキュッ音がすることがわかりました。
ちょっと楽しかった。

IMGP1642.jpgお次は本日のメインディッシュ石見銀山へ向かいます。
山の中に入っていきますが、それほど坂の傾斜はきつくなかったです。
トンネルの左上にあるのは石州判銀のレリーフです。

IMGP1644.jpg12時前に石見銀山世界遺産センターに到着。
右下のキャラは石見銀山のゆるきゃら、らとちゃん。
江戸時代の鉱夫はランプ代わりに螺灯(らとう)というサザエの殻に油を入れて火を灯す
明かりを使っており、その螺灯が元になっています。
手に持っている「26日」という看板は、あと26日(平成29年7月2日)で世界遺産登録
10周年を迎えるということです。

IMGP1645.jpg IMGP1647.jpg世界遺産センターには無料ゾーンもあるんですがそこだけではイマイチ石見銀山がどういう
ものかわからなかったので、有料展示室に行ってみました。
有料展示室はとても充実していて、石見銀山の歴史や銀の精錬法(灰吹き法)について
とても勉強になりました。
30kgの銀塊を触ることもできて、持ち上げてみたら超重かった。
187万円超(グラム62.43円換算)の銀塊に触れたことよりも、自分の自転車に積載している
荷物の量が35kgくらいあるので、この銀塊よりも重い荷物積んで走ってるのかと愕然とした。
有料展示室は撮影不可だったので写真はありませんが、石見銀山行ったら入ってみることを
お勧めします。

IMGP1671.jpgかつての間歩(坑道)に実際に入れる、龍源寺間歩に行ってみることにしました。
世界遺産センターから3~4kmくらいあり、自動車は途中で進入禁止ですが
自転車は入っていいらしいので、自転車で向かいます。
重要伝統的建造物群保存地区になっている町並みを通り抜けて、緩やかな坂を登っていきます。
レンタルの電動自転車で登っている人がたくさんいて、羨ましい。

IMGP1649.jpg
道すがらところどころにこのような間歩があります。
全部で600以上あるそうですが、龍源寺間歩と大久保間歩以外は立入禁止になっています。
大久保間歩は土日祭日のみガイド付きツアーで入れますが、山を登らないといけないみたい。

IMGP1652.jpg龍源寺間歩に到着。
江戸時代の中頃に開発された代官所直営の坑道で、大久保間歩に次いで長く約600mあります。
そのうち一般に公開されているのは273mです。

IMGP1653.jpg
それでは入ってみましょう。
入口付近からすでにひんやりとした冷気を感じます。

IMGP1654.jpg中は結構天井低いところもあって、ところどころ中腰にならないと進めない感じ。
壁の手彫り感が生々しい。
ここは大人がギリギリすれ違えるくらいの広さはあるので、そんなに閉塞感は感じなかった。

IMGP1656.jpgちょくちょく横穴もあります。
横穴は四つん這いにならないと進めなそう。
立入禁止だけど、ここは絶対に入りたくない。

IMGP1660.jpg途中に広間があって、そこで左折して出口に向かいます。
出口に向かう通路は、新しく掘られた坑道らしく、手彫り感はない。

IMGP1662.jpg足元にあったこいつは、鍾乳石の赤ちゃんでしょうか。

IMGP1663.jpg出口付近には石見銀山絵巻の一部がパネルになっていて、当時の様子を見ることができます。
やっぱり穴を掘ると出水があったみたいで、竹製のポンプで排水していたらしい。

IMGP1665.jpg坑内に新鮮な風を送る装置なんかもあったようです。

IMGP1668.jpg
外には鉱石が置いてありました。
係のおじさんの話では、これは銅の鉱石らしいです。

IMGP1667.jpgそして貴重なものだよと言いながら、小屋の中から銀鉱石を持ってきて見せてくれました。
ここからどれくらいの銀が精製できるんだろう。
 IMGP1670.jpg入口と出口は違う場所になるので、歩いて自転車まで戻ります。
途中、佐毘売山神社で参拝。
鉱山の守り神で、精錬の神「金山彦命」を祀る神社だそうです。

IMGP1673.jpg
再び保存地区を通って、石見銀山を後にします。
銀山がどんなものかわかって、結構楽しめました。

IMGP1675.jpg保存地区にある銀行。
これは景観を配慮した外観というより、完全に民家。
この中に銀行あるなんて、ちょっと信じられないなー。

石見銀山の後にしたのが14時くらい。
これから出雲に向かうんですが、やばいお腹空いて死にそう。
石見銀山の保存地区にもお店はあったんだけど、観光客向けで高そうだったので
スルーしてしまいました。

IMGP1678.jpgふらふら走っていると太田市に入ったところでポプラを発見したので、迷わず飛び込みました。
焼サバ弁当の特盛を購入。
店の外で蓋を開けたら、ご飯が盛られすぎてオカズが隠れてしまっている状態。
これだよ、ポプラの特盛は!
納豆も買ってきて、納豆ご飯で食べてみました。

IMGP1679.jpg納豆1パック分ご飯を食べても、全然ごはん減った気がしないww
結局納豆3パック使い切って完食、超満腹。
しかしコンビニの前で納豆コネコネするのは、ちょっと恥ずかしかったです。

IMGP1681.jpg神話の里、出雲市に入りました。
カントリーサイン?は須佐之男命の八岐大蛇退治かな?

IMGP1685.jpg
17時前に道の駅キララ多岐に到着。

IMGP1683.jpgなぜかスパイダーマンがいました。
近くに温泉もあるし最初はここがゴールでいいかな?と思ったんだけど、ちょっと
テント張れそうな場所がいまいち。
明け方から雨の予報だったので、屋根下にテント張りたいんだけど難しそう。

先の道の駅、大社ご縁広場に行こうかなとも思ったんだけど、写真で見る限りそんなに
屋根広くなさそうなので、久しぶりにネットカフェに泊まることにしました。

IMGP1686.jpg
須佐之男命の奥さん、櫛名田比売。

途中GEOで漫画立ち読みしたりして、19:20に快活CLUBに到着。
押見修造のハピネス面白い。
最初っからバッドエンディングしか想像できない流れが良い。

んじゃ!

走行距離 81.35km
総走行距離 12569.66km
出発地点 道の駅サンピコごうつ
到着地点 快活CLUB 出雲店

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プロフィール

ぐりぐら

Author:ぐりぐら
42歳、体重0.1tのおっさんです。
いい年して会社辞めて自転車で日本一周に挑戦!
札幌から2016年6月22出発⇒2017年8月19日にゴールしました!

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