【348日目 6/4】ホルンフェルス断層は超スリリング
みなさん、へんじょーこんごーです。道の駅サンピコごうつからの更新第二弾。
道の駅の隣にローソンがあったから、そこでビール買ってこようと思ったら閉まってた。
22時くらいに閉まるらしい。
気を付けなはれや。
さて、今回は吉田松陰先生のお墓にお参りなどして東征するの巻きです。
ここは屋根が凄くしっかりしてるので、多少の雨なら全く濡れないと思う。
テント撤収して食パンで朝ごはん食べていると、車中泊組で犬の散歩をしている
男性から声かけられて少し話しました。
そのワンちゃんに口輪がしてあって可哀そうと思っていたら、噛み癖あるらしく
その男性も目の下と鼻を噛まれたことがあるそう。
どっちもばっちり傷跡が残っていて、相当深く噛まれたみたい。
「処分しろって言われるけど、子供みたいなものだからそれはできない」って言っていて、
愛の深さを感じました。
自転車のブレーキシューを調整したり、壊れたランタンを修理したりして、
8時前に道の駅を出発。
今日は松陰神社など吉田松陰関係の観光した後、島根方面に向かう予定です。
とういうより、松下村塾の隣に神社が造られたんですね。
ここから巣立った人材を考えると、凄い場所なんだなとしみじみ思います。
学問の神様的な存在なのか、学業成就の御守が多かったけどね、今は学問より安全第一。
寄ってみました。
かなり小さくて、とてもここから初代総理大臣が出たとは思えないくらい。
東京にあった家の一部を移築したそうです。
ということはもっと大きかったんだな。
大政治家の家という感じがしました。
次は坂を登って、吉田松陰誕生地に来ました。
この石碑の字は、山縣有朋の絶筆だそうです。
住宅はすでになく、復元された敷石が残っているだけ。
こちらもかなり小さい家だったみたいです。
吉田松陰の像、また横になってしまった。
吉田松陰のお墓は誕生地のすぐそばにあります。
吉田家にも久坂玄瑞や高杉晋作などのお墓もありました。
近所の人がお墓を清掃し、お花を活けていました。
今でも地元の人に愛されてるんだなあ。
吉田松陰関連の観光はこれで終わり、次は島根に向かいながら観光スポットを
見ていくことにします。
最初は世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の萩反射炉。
また横に。。。
西洋式の大砲を製造するため良質の鉄が必要となり、より高熱で製鉄する反射炉が
必要だったそうです。
萩の反射炉は試験的に作られたもので、実際には使われなかったそうです。
この後、恵美須ヶ鼻造船所跡にも行ったんだけど、空き地にしか見えなかったので割愛。
お祭りでもあったのかも。
次はちょっと走って東洋一低い火山と言われている、笠山に寄ってみました。
これはメジナかなー。
あとイシダイも結構見かけました。
こちらはフグの群れ。
観光客がエサを上空に放り投げると、滑空してきて器用にキャッチしていく。
間近でトンビの飛ぶ様を観れるので、迫力ある。
標高112mの笠山へアタックして、何とか登頂成功。
なんとか火口に降りることができるんです。
特に何もないですが。
今日も良い天気ですねー。
日差しが強くてやばいですが、もうすぐ梅雨入りしちゃうと思われるので、
精一杯浴びておきましょう。
これで萩中心部付近の観光は終わりですが、まだまだ見ていないところがたくさんあります。
萩は観光ポイント多くて、全部見て回るの大変ですよ。
2~3泊必要なのかも。
見ていないところはまた来た時に取っておこう。
結構波荒くて、偶にしぶきが飛んできます。
道の駅発祥の地とあって、いつもお世話になっている道の駅発祥なんて凄いと思ったけど、
発祥の地は複数あるみたいですね。
お刺身は歯ごたえ良くて甘みがあって、旨かった。
ご飯もお替りできて、満足。
どこまで進もうか考えながら、暫し休憩。
今日はお風呂に入るのが必達目標なので、近くに温泉がある道の駅田万川をゴールにする
ことはすぐに決定しました。
また、世界遺産でもある大板山たたら製鉄遺跡が近くにあるので行ってみようと出発、
したけど坂が厳しそうで、そこまでして見たいか?と自問した結果、直前でスルーすることに。
ヘタレで結構、坂が悪い。
塩害にも強いってあったし、海沿いでもよく見かけますね。
木与の棚田という看板を見かけて、調べてみると近いみたいなので寄ってみます。
ちょうど田植えをやっている最中でした。
結構きつい坂で砂利道も出てくるので、途中から押し歩き。
途中でタヌキが目の前を横切って行ったけど、カメラ構えるの間に合わなかった。
海辺の棚田もいいですね。
何のバス停かわかりますか?
答えは、トトロのバス停です。
そういえばこんな感じだった気がする。
ということで三脚セットして傘差して写ってみました。
どう見てもトトロ(体形は)。
5月に実家戻った時に用意した三脚を、最初に使ったのがトトロになるとは思わなかった。
途中、クーターで通った地元のおばちゃんの冷たい視線は辛かった。。。
近くにいくことあったら探してみてください。
惣郷川橋梁も雰囲気あって良かった。
後は道の駅に向かうだけかなーと思いながら走っていると、「ホルンフェルス断層」という
何やらカッコよさげな響きの看板が出てきました。
調べてみると、海辺の崖に珍しい断層があるらしい。
Googlemapだと営業時間16:30までとなっていて、あまり余裕はないけども
名前がカッコいいので行ってみることにしました。
坂ないといいなという希望も空しく、50mと90mくらいの結構キツイ坂を2つ、
時間に追われて汗にまみれて何とか登り切って、
ホルンフェルス断層歩道入口に16:25ごろ到着。
あそこまで歩いて行けます。
写真で伝わらないのが悔しいですが、とてもスリリグな場所でした。
手すりも柵もない断崖絶壁の裂け目がある岩の上に乗れるんですが、岩が海の方に
傾いているので先端の方に行くと海に吸い込まれそうで、もの凄く怖かった。
下は波も荒々しく打ちつけています。
このスリルは伝わらないよなー。
もっとスキルがあれば。そしてもっと広角なレンズがあれば。
ところで、ここから落ちる人っていないのかな。
これだけ危なそうなところだと、逆にギリギリまで行く人もいないのかも知れない。
Wikiによると
ホルンフェルスとは変成岩の一種であり、マグマの熱などによって砂岩や頁岩が深成岩と接触変成したもの。
だそうですが、よく分からない。
でもとても面白かったので、超お勧め。
帰りの激坂もクリアして、17:30に道の駅田万川に到着。
近くに田万川温泉があるので、即温泉に直行。
3日振りにお風呂にありつけました。
茶褐色のお湯で効き目ありそうな温泉でした。
古いレコードが飾ってあったり、古着が売ってあったり、錯覚クイズが壁に
貼ってあったり、ちょっと変わった温泉でした。
そのまま東屋にテント張っておやすみなさい。