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【329日目 5/16】道の駅阿蘇に集合!

みなさん、えーくりゃーです。

本日5月20日、無事四国に渡れました。
沖縄に続いて、九州一周も完了。
これからは松山市を通り、しまなみ海道で広島行って、山口をぐるっと廻って山陰、
北陸、東北、北海道と進む予定です。
その途中で京都で相方に会ったり、長野から山梨に行ったり(行かなかったり)する予定。
旅が先に進むのは嬉しいし達成感もありますが、寂しい気もする今日この頃です。


IMGP0190.jpg某公園にて起床。
公園の名前伏せてるのは、許可取ったとはいえ私有地だからです。
ばればれですけどね。
火を使えないので朝ごはんはシリアルクッキーのみ。
テント撤収しているとナラザキさんから電話がありました。
用事が終わったので阿蘇名物のあかうし丼を奢ってくれるとのこと。
夕方に道の駅阿蘇集合ということになりました。
うひひ、楽しみ。

IMGP0192.jpgうす曇りの中、8時ごろ出発。
日差しがないのでとても寒く、しばらくはライトダウンを着ながら走りました。
景色もぱっとしないので、青空が欲しいところ。
しかし太陽が照っては暑い、隠れては寒い、と自転車乗りはわがままだな。
俺だけか。

IMGP0194.jpgまずは白川水源にやってきました。

IMGP0203.jpg

IMGP0199.jpg白川吉見神社があったので参拝。

IMGP0201.jpg流石の透明度です。

IMGP0202.jpg多分この辺りからふつふつと水が湧いているだと思われます。

IMGP0204.jpg湧水地の水をお酌で掬って飲むことができます。
神社参拝の時に手水が見つからなくてお清めせずに参拝したんだけど、
多分この水でお清めする方式なんですね。

IMGP0207.jpg自転車に戻る途中に、お食事処があったのでここで朝ごはんをいただくことにしました。
これは試食で貰ったお豆腐です。左はこのお店で作っている醤油、右は酢です。
どっちも美味しかった。

IMGP0209.jpg注文したのはこちら、手打ち蕎麦定食。
名水地の蕎麦が美味しくないわけがないと注文しましたが、案の定美味しかった。

IMGP0213.jpg IMGP0214.jpg熊本地震で阿蘇大橋が落ちてしまったため通行止めとなっており、迂回路を
ゆかなくてはなりません。

IMGP0217.jpg IMGP0221.jpg迂回路でも地震の生々しい爪痕に遭遇しました。
昨年熊本市内を通った時は熊本城以外にあまり地震の影響は見られなかったですが、
阿蘇ははっきりと残ってますね。

IMGP0223.jpgさて、ここからは阿蘇スカイラインという阿蘇の外輪山の上を通る道を走って
みることにしました。
目の前にそびえ立つあの山をまで標高450mくらい登らなきゃいけないので、
行こうか止めようか相当迷ったけど、他にすることもないので行ってみることにしました。

IMGP0225.jpgまだまだ前半戦。
ここまで休み休み登ってきましたが、きつか。
そして車通りが多くて怖い道。
大型車もバンバン通ります。

IMGP0234.jpg
途中、参勤交代の時に通っていた豊後街道というのがあったので寄ってみました。
この道をあの大行列で通っていたかと思うと、昔の人はすごい。

IMGP0238.jpg石畳も九十九折。

IMGP0240.jpg途中から車通りが減って大型車もあまり通らなくなって一安心ですが、今度は自衛隊の
車がどんどん通り過ぎていきます。
自衛隊の車のナンバーって独特ですね、知らなかった。
ちなみにこの坂には斜度10%標識がありました。

IMGP0242.jpg IMGP0244.jpgほぼ頂上、標高965mくらい。
箱根峠の846mを越えて、自転車で来た最高到達地点となります。
3日くらいに分けてきたので、箱根峠ほどの地獄ではなかったけど、充分きつかった。
そして上にでればずっと峰を走る景観の良い道かと思ったけど、意外にこういう
見晴らしのない景色が多い。

IMGP0246.jpgここがラピュタの道の入口。
完全封鎖です。
封鎖と知ってはいたけど、やっぱり通ってみたかったなあ。

IMGP0249.jpg赤牛さん登場。
初めて見る毛色。
牛には悪いけど、いかにも美味しそうな色。

IMGP0251.jpg赤牛は人懐っこくてこっちに寄ってくると聞いたけど、ひたすら草食ってるか
寝てるかで近くに来てくれませんでした。

IMGP0255.jpg
整然と並ぶ水田が気持ちよい。

IMGP0260.jpg快走路!

IMGP0262.jpg14:30頃にレストラン北山到着。
 IMGP0267.jpgここも倍喰丼というあか牛丼が有名です。
夜にナラザキさんからあか牛丼奢ってもらう約束したからここで食べるわけには。。。

IMGP0269.jpg倍喰丼大盛りいただきます!
だってここまで昼飯抜きで走ってきて、限界だったんです。
赤身で肉!という感じで美味しかったです。
ご飯もパンパンに盛られていて、お腹一杯になりました。
が、食べてる最中に気づいてしまったんですが、事前にネットで調べていた金額よりも
値上げしてました。
ネットでは1,400円だったけど、現在1,900円。
確かに「赤牛肉高騰のため値上げします」とは書いてあったけど、500円の値上げって
どんだけやねん。
1,400円なら大満足ですが、1,900円ならもう食べないかな。

IMGP0264.jpg
お店からの展望は最高なので、コーヒーだけとかでもいいかも知れない。
もう二度と自転車で来ることはないでしょうが。
正面右側が阿蘇山なんですが、ちょうど涅槃像スタイルに写ってますね。
左から根子岳、高岳、中岳、杵島岳、烏帽子岳、らしいです。

IMGP0270.jpg倍喰丼シールもらったので自転車に貼ってみました。
曲がっているところが個性。
自転車にシール貼るの初めて。

IMGP0277.jpgあとは下り基調なので楽ちんです。

IMGP0279.jpg

IMGP0282.jpg待望のダウンヒル!
寒かった。。。

IMGP0288.jpg
道の駅阿蘇に向かう途中、中岳が白煙を上げています。
活火山ですねー。
桜島の噴煙は見れなかったので、ちょっと嬉しい。

IMGP0292.jpg16:30ごろ、道の駅阿蘇に到着。

IMGP0294.jpgここの道の駅は充電用にコンセントが解放されていたり、

IMGP0296.jpg炊事場的な流しがあったりと、車中泊大歓迎ムード。

IMGP0299.jpg 道の駅の休憩所にラピュタの道の崩落箇所の写真が貼られていました。

IMGP0297.jpg道の駅には着いたものの、まだまだゴールという訳にはいきません。
何故なら荷台を止めるネジが取れてしまったため、修理をしなくてはならないからです。
幸い近くにホームセンターがあるのでそこに移動してネジを購入、これを付ければ問題解決、
と思いきや、ここで問題発生。
ネジが外れてしまったと思っていたんですが、どうもネジの頭が折れて、自転車側の
ダボ穴に折れたネジが残ってしまったようです。
折れたネジを取り除かないと、ネジを付けることができません。

IMGP0298.jpg仕方ないので、ネジを返品して代わりに針金を購入、きつく縛ってとりあえずの
応急処置としました。
折れたネジを取り外す道具もあるみたいだけど、電動ドリルとか使うみたいで、
流石に旅の最中にやるのは難しい。
どこかで自転車屋に相談してみよう。

改めて道の駅に戻って、ナラザキさんに到着の連絡をしたところ、今日は止めて
明日あか牛丼を食べに行くことになりました。
昼に食べたばかりなので、願ったりかなったり。

IMGP0305.jpg近くにある温泉に入って汗を流しましょう。

IMGP0306.jpgお風呂から出た時には日没時。

道の駅の軒先でテント張ろうとしたら、すでに先着様が2名いました。
一人はカブ旅のおじさんでずっとテントに籠っていたので交流無し。
もう一人はヒッチハイクメインで北海道を目指している22歳くらいの若者、中村くん。
この日で旅二日目というぴちぴちのニューカマーで、挨拶した直後に、
「テント張るの手伝って貰っていいですか?」って聞かれてびっくりした。
結局自分で張ってたけど、それくらいは頑張れ。

IMGP0309.jpgご飯食べようかなーと思っていると、犬のお散歩中の近所のお兄さんから声をかけられてお話。
その人もバイク旅や徒歩で四国巡礼などをしたことのある旅人で、旅トークで
盛り上がりました。
犬三匹連れてたんだけど、みんな人懐っこくて可愛いのなんの。
だっこしても全く嫌がらずにすり寄って来てくれました。
バイク旅の時はバイクの荷台にただのカゴ積んで、そこに犬入れて旅していたそうです。
たまに犬が落ちたりすることもあったとか。。。
見たことないわ、そんなバイク。
そしてお兄さんからここはテントはNGであることを聞いて、軽くショック。
今更どうしようもないので、このまま泊まるけどね。

IMGP0312.jpgコーラ奢って貰っちゃいました。
御馳走様です。

そのうちナラザキさんや中村くんも一緒になり、賑やかな夜になりました。
こういうのは久しぶりなので、楽しかったなー。


そういえば阿蘇はめっちゃ寒かった。
夜みんなで話している時もライトダウンを着こんでいました。
寝るときに温度計見たら10℃くらいになってた。
流石、阿蘇盆地。
そんななかでも半袖のナラザキさんカッコよし。


んじゃ!

走行距離 62.99km
総走行距離 11201.94km
出発地点 高森の某公園
到着地点 道の駅阿蘇

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【328日目 5/15】再びの熊本県、がんばれうまモン

みなさん、いうきゃなしです。

5月20日現在、本日も佐伯市から朝マックとともにブログ更新です。
本日で九州を離脱して四国に渡る予定、長かった九州編も終了となります。
ブログ上ではいつ九州脱出となるかはわからないけれども。。。


IMGP0021.jpg道の駅高千穂にて起床。
夜は結構冷えました、たしか12~3℃だったような気がします。

IMGP0024.jpg自転車は道の駅に置いたまま、高千穂峡を見学に行きました。
昨夜話した車中泊のおじさん、ナラザキさんが自転車を見ていてくれるそうなので安心。

IMGP0027.jpg自転車で登ることを考えると吐きそうな九十九折の道を歩いて降りていくと、

IMGP0040.jpg8:30ごろに高千穂峡に到着。

IMGP0034.jpg池にやたらでかい鯉がいるなーと思ったら、

IMGP0038.jpg鯉じゃなかった。

IMGP0068.jpg元からボートに乗る気はなかったけど、ちょっとボート乗り場まで来てみると、
先日の大雨による増水のためボートは中止になってました。

IMGP0062.jpg
高千穂遊歩道を歩いているとまず出てくるのが有名な真名井の滝。

IMGP0049.jpg
想像よりも小さな滝でした。
ボートから見るとまた違うのかな?

IMGP0069.jpg
鬼八の力岩。
結構絶妙なバランスで立っている。

 IMGP0085.jpg

IMGP0091.jpgそのまま遊歩道を歩いて道の駅に戻ります。
一時間くらいかかったな、結構疲れた。

IMGP0094.jpgナラザキさんがだご汁定食を奢ってくれました、ご馳走様です。
初めてだご汁食べたけど、具沢山で美味しかった。
だごは小麦粉をこねた団子みたいな奴で独特の食感でした。

少しナラザキさんとお話。
ナラザキさんはバリバリの博多弁で喋りまくる、強烈な個性の持ち主。
車で日本中を回っていて、色んな地方のことに物凄く詳しい。
たまに毒蝮三太夫ばりの毒舌を吐くのが面白い。
今回は所用で四国まで車で行った帰りで、まっすぐに帰らずに色んなところを
ブラブラしながら帰ってるらしい。
ここからなら一日で帰れるだろうに、5月中に帰ればいいとか言っていた。
まさに自由。

ナラザキさんも今後阿蘇に向かうとのことで進行方向が一緒だったので、
この日もナラザキさんの目的地である公園で落ち合うことになった。

IMGP0097.jpg11時ごろに道の駅を出発。
今日もひたすら登坂。

IMGP0101.jpg途中、うのこの滝という看板を発見。
聞いたことないけど、そこそこ近そうなので寄ってみる。

IMGP0114.jpg茶畑や畑の続く細い農道を進んで、道に迷ったりして、

IMGP0108.jpgうのこの滝に到着。
突如出現した大きなクレーターのような穴に滝が落ちている。
日本じゃなくてアマゾンのジャングルにでもいるかのような違和感を感じました。

IMGP0109.jpg遠目ながら迫力もあって良か滝ばい。

IMGP0110.jpg13時になっていたので、補給食として高千穂で買った日向夏食べる。
実もわたもしっかりしていて美味しい。

IMGP0116.jpg九州にもスキー場あるんですね、日本最南端のスキー場だそうです。

IMG_20170515_133712.jpg
再びの熊本県上陸。
ちょうど五か月ぶりだな。

IMG_20170515_135105.jpg
くまモンじゃなくてうまモン。
馬見原の非公認キャラらしいけど、公認キャラはいるのか?
名前といい愛を叫ぶというキャッチフレーズといい、パクリ具合が大好き。
応援するよ。

IMG_20170515_135229.jpgそしてここ馬見原は九州のへそと呼ばれています。

IMG_20170515_135246.jpg九州の分水嶺なので、へそらしいです。
分水嶺とか考えたこと一度もなかった、勉強になった。
 IMGP0119.jpg14時くらいにスーパーマーケット発見、昼飯にしよう。

IMGP0118.jpg
日替わり弁当298円、安い。
そしてイートインスペースもただで飲めるお茶もある、素晴らしいお店でした。

IMGP0133.jpg近くの幣立神宮にお参り。
入口の石灯篭が倒れていたりして、熊本地震の被害を垣間見た。

IMGP0129.jpg
ここは参拝すると宮司さんがお祓いをしてくれます。
なんか得した気分。
主祭神は神漏岐命(かむろぎのみこと)、神漏美命(かむろみのみこと)。
あまり聞きなれない神様ですね。

IMGP0128.jpgおみくじが50円と安かったので引いてたら大吉ゲットー。
そしてこの後カメラのレンズキャップを失くしてしまいました。

IMGP0123.jpgここには怪しい神秘的な雰囲気が漂っています。
火の玉神木の立て札にはこのような説明が。
『明治三十六年七月三日、この桧の木から火が出たので「火の玉神木」となり、これは
日露の開戦の証であった。
そこで国越こしの人材が望まれて、「人間樹木出生説」が生まれたのである。
(現宮司もその一人であった)』
全く意味がわからない。。。
人間樹木出生説ってなんだ?

IMGP0144.jpgその後も坂を上り続けて、ついに最高地点(標高810mくらい)到着。
高森峠制覇!
後はひたすら下るだけ~。

IMGP0147.jpg阿蘇に到着した後は、まずナラザキさんからお勧めしてもらった高森湧水トンネル公園に
来ました。

IMGP0150.jpgここは鉄道トンネルを掘っていたら大量の出水のためにトンネル工事中止され、
その後時代を経て親水公園として開放されるようになったそうです。

IMGP0153.jpg鉄道のトンネルって思ったより狭いんだな。
真ん中には奥から湧き出る水の通路になっています。

IMGP0154.jpg何故か近くの企業や幼稚園などの作ったクリスマスツリーが飾られていたりします。

IMGP0165.jpg合わせ鏡とプロジェクションマッピングで幻想的な雰囲気、かな?
プロジェクションマッピングの音楽が薄気味悪いのでやめてほしい。

IMGP0166.jpg久しぶりの自撮り。

IMGP0172.jpg最深部です。

IMGP0175.jpg上手く写真撮れなかったけど、水が噴き出してるのがわかります?

IMGP0176.jpgウォーターパールを初めて実際に見ました。

IMGP0179.jpg水滴がゆっくり流れたり、止まったり、逆流したり。
錯覚を利用したものなんですが、本当にそのように見えて不思議な感覚。
映画グランド・イリュージョンでジェシー・アイゼンバーグがこのトリック使って
天候を操っているようなマジックをやってましたね。
実際には水滴は落ち続けているので、即バレしそうですが。

IMGP0181.jpg湧水をペットボトルに頂きました。
空の2リットルボトル持ってて良かった。

IMGP0183.jpg IMGP0184.jpg18:30にナラザキさんとの待ち合わせ場所である公園に到着。

IMGP0186.jpgここは阿蘇五岳のひとつ、根子岳が良く見えるビュースポットでもあります。
ところで阿蘇山という山はなくて、根子岳、高岳、中岳、杵島岳、烏帽子岳の阿蘇五岳や
外輪山を含めて、阿蘇山と総称しているんですね。
知らなかった。

ナラザキさんにコーヒーを入れてもらいながら少しお話、ナラザキさんは用事が
出来たのでここには泊まらないそう。
そしてナラザキさんから「ここは私有地だから」という言葉を聞いて、びっくり。
公園とは言えど、私有地で勝手に野宿はまずいなーということで、敷地内にある
温泉の人に交渉して、火を使わないという条件で無事テント泊の許可をいただきました。

IMGP0189.jpg
夕焼けの阿蘇山を眺めた後は、近くの高森温泉館まで2kmちょい走って温泉につかり、
火が使わずに食べれる食料がなかったので、温泉の売店でスナックやら菓子パンを購入して
晩ご飯としました。

真っ暗な公園はもの凄く静か。
でも夜は高千穂よりも寒かった。

んじゃ!

走行距離 50.49km
総走行距離 11138.95km
出発地点 道の駅高千穂
到着地点 高森の某公園

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【327日目 5/14】神話の里、高千穂到着!

みなさん、にょん。

現在、大分県の佐伯市のマクドナルドでブログ更新しています。
久々のマクドナルドは快適。
さて、今回は高千穂までの道程です。

IMGP9773.jpg道の駅北方にて6時起床。
車道からも離れていてあまり車の出入りもなく、虫が多い以外は快適に過ごせました。

IMGP9774.jpg朝ごはんは定番のペペロンチーノ。

IMGP9778.jpg夜に気づいたんだけど、いつの間にか腕に傷が出来てました。
全く痛みが無かったので気づかなかったけど、もしかして山ビルの仕業だったりして。
血が流れっ放しとかいうこともなかったので、違うのかも知れない。

IMGP9779.jpg8:30に道の駅北方を出発。
早速始まる登坂。
これが延々続くんですが、それほど斜度がきつくないのでスイスイ進みます。

IMGP9796.jpg
10時前に道の駅青葉橋に到着。

IMGP9798.jpgこの辺りの名物だといううずら焼200円と、塩まみれのカッコが美味しそうだったので、
ゆで卵購入。
うずらは骨ごとバリバリ食べれておいしい。
ゆで卵は特に好きでもないんだけど、塩一杯付けて食べたらめっちゃうまい。
今日も基本登坂で汗かくから塩大量摂取しても大丈夫。

IMGP9800.jpg青葉橋は長さ410m、川面からの高さ137mと東洋一のアーチ橋だそうです。

IMGP9802.jpg青葉橋展望公園に行く途中の橋には鉄琴のようなものがあって、リズムよく叩くと
「うーさーぎーおーいーしー」のふるさとのメロディになります。
結構コツが必要だったけど、それなりに曲っぽく叩けました。

IMGP9805.jpg再び、ゆるゆると続く坂道を登り続けます。
ふと傍らを見るとタケノコが生えてますが、これは成長しすぎで食べれないんだろうな。

IMGP9807.jpgちょっと中二病っぽい名前の天翔大橋。
長さ260m、川面からの高さ143mと、こちらは農道橋そしてコンクリートアーチ橋
としては日本一だそうです。
青雲橋とどっちがすごいのか分かりづらいですね。
青雲橋が東洋チャンピオン、天翔大橋が日本チャンピオンみたいなものかな。

IMGP9810.jpg高さ143mは中々の高度感。

IMGP9811.jpgその後もひたすら国道218号神話街道を進みます。
途中棚田があったりしてのどかな風景が続くこの道は、本当に良い道。

IMGP9812.jpgついに高千穂到着!
まずは天岩戸神社に向かいます。
ここからが辛かった。
道が辛いというより、高千穂着いてゴール気分になったあとに、また登坂しなくては
いけないという心理的な辛さ。
道自体は今までと同じで、緩やかな気持ちの良い道なんだけどね。
向かう途中にやたらロードバイク(ざっくり50台くらい)にすれ違うので何事かと思ったら、
何かのイベントがあったみたいですね。
それくらい自転車で走って気持ちの良い道ということです。

IMGP9813.jpg
12時頃に天岩戸神社西本宮に到着。
天手力男命様が天岩戸を放り投げようとしてます。
この岩戸は長野県まで届いたそうな。

IMGP9857.jpg

IMGP9830.jpg御祭神は天照大御神。
この拝殿の裏に天岩戸があり、宮司さんに申し込めば案内付きで拝観できます。
天岩戸は川越しに見えましたが、残念ながら撮影不可。
入口は樹木が生い茂っていて隙間しか見えませんが、それが逆に神域という感じがしました。
宮司さんのお話では、昔は自然信仰だったので太陽はそのままで神様だった。
2~3,000年前ごろから祖先信仰が始まり、ご先祖様が太陽神と重なっていった。
そして神武天皇が稲作を全国に広めたことから、神武天皇=神となり、神武天皇の祖先として
太陽神が天照大御神として形作られた、ということでした。
一部違っているところあるかもしれないけど、概ねこんな感じ。
天照大御神を御祭神としていながら後から作られた神様としていたり、神武天皇は実在の
人物として語っていた辺り(一般的には神話上の人物)は、興味深かったです。
神話は神話として扱っているのは良いですね。
キリスト教やイスラム教みたいに狂信的になら無い感じは、日本神道の素晴らしい
ところだと思います。

IMGP9831.jpgそのまま歩いて天安河原に向かいます。

IMGP9855.jpg途中のおみやげ屋さんに石臼売っていたけど、買う人いるんだろうか。

IMGP9844.jpg
天安河原も洞窟の中にあります。
八百万の神々が集まったにしてはそんなに広くはありません。

IMGP9853.jpgここには賽の河原よろしく、ところ狭しと石積みがありました。
自分もやってみようと石を探したけど、転がっている石が見当たらない。
ほとんど石積みに使われてる模様。

IMGP9854.jpgようやく石を見つけたので積んでみた。

IMGP9848.jpg川の向こう側まで石積みがあるんだけど、あそこまでいった人凄い。

IMGP9858.jpg天岩戸神社は西本宮と東本宮に分かれているので、今度は川向いの東宮に行ってみます。

IMGP9875.jpg 東本宮到着。

IMGP9859.jpg天鈿女命は天照大御神を誘い出すための踊りを舞っています。
実際にこの像は一定間隔で回転していました。

IMGP9864.jpg西本宮と違い、東本宮はあまり人もおらずひっそりとした感じ。

IMGP9866.jpg拝殿の奥には根本が繋がった七本杉があります。
あれ、九本あるんだけど。。。
ネットで調べたら左の二本は別で、右の七本を指して七本杉と言うそうです。

IMGP9867.jpg七本杉に向かう途中にある御神水。
飲用できるそうですが、あまりこんこんと湧いている感じがしなかったので、
飲みませんでした。

次は高千穂神社に向かいます。
 
IMGP9876.jpg「くろうま」という麦焼酎と作っている神楽酒造。
どこかで飲んだことある気もする。

IMGP9877.jpg天手力男命が野菜を抱えて嬉しそう。

IMGP9878.jpg
小振りな日向夏を購入。
実もかためなので期待。

IMGP9879.jpg IMGP9880.jpg途中にコインランドリーがあったので先に洗濯を済ますことにしました。
その間にファミレスJOYFULLで遅いお昼ごはん。
JOYFULLは西日本に入ってから見かけるようになり、特に四国と九州では
ファミレス=JOYFULLという感じで、ずっと気になっていました 

IMGP9881.jpgペッパーハンバーグ、ライスドリンクセット843円。
普通。

IMGP9886.jpg洗濯物を回収して、16:30ごろ高千穂神社到着。
天孫降臨(天孫の邇邇藝命(ににぎのみこと)が、天照大御神の命を受けて高天原から
日向国の高千穂峰へ天降ったこと)の地に建てられた神社と言われているそうです。

IMGP9889.jpg御祭神は邇邇藝命(ニニギノミコト)など高千穂皇神(たかちほすめがみ)のお方々。

IMGP9894.jpg境内に神楽殿があり、ここで夜に700円で神楽を鑑賞することができます。
19時受付、20時開始らしいので夜にまた来ます。
それまで高千穂峡見て温泉にでも入ろうと途中まで向かいましたが、高千穂峡行ったら
温泉に入る時間なくなりそうなので、高千穂峡は明日にして先に温泉に向かうことにしました。

IMGP9906.jpg綺麗な朱色の虫。

IMGP9907.jpg時間がないので結構急いで高千穂峡温泉に到着。
入浴料500円はいいんだけど、コインロッカーが有料100円なのが不服。
でも二日ぶりのお風呂なのでさっぱりしました。

IMGP9911.jpg IMGP9912.jpg途中、天真名井を見学し、

IMGP9920.jpg19時ちょうどに高千穂神社に戻ってきました。
篝火が焚かれていて雰囲気出てます。

IMGP9926.jpg開演前には結構な人だかりとなりました。
三十三番ある神楽の中から代表的な四番を、20時~21時の1時間の間上演します。
本物は三十三番を一晩かけてやるそうです。

IMGP9934.jpg天手力男命の舞。

IMGP9956.jpg天鈿女命の舞。
女性っぽい優雅な踊りだったけど、神話のように乳房出して(本物じゃなくても)
滑稽な踊りだったらよかったなあ。

IMGP9966.jpg顏真っ赤にした天手力男命の舞。

IMGP9971.jpg天岩戸を掴んで~

IMGP9972.jpg長野まで投げるのかと思ったら、そっと傍らに置いていた。

IMGP9983.jpg最後は伊弉諾・伊邪那美夫婦の舞。
舞というよりコント。
酒を酌み交わし、

IMGP9988.jpg客席に乱入。
お客さんオオウケ。

IMGP0015.jpg神楽が終わり、自転車を押し歩いて高千穂神社そばの道の駅高千穂に到着。

IMGP0016.jpgライトアップされた天鈿女命。

IMGP0018.jpg天手力男命。
どっちも等しく怖い。

IMGP0020.jpgテント張って、黒木本店の麦焼酎中々と高千穂温泉で半額だったお握りセットで晩ご飯。
中々はやっぱり美味しい。
味の解説ができるほど舌肥えてないんですが、麦っぽい香ばしい味わいです。

飲んでいると車中泊のおじさんが話しかけてきて、小一時間くらいお話ししました。
バリバリの博多弁で面白い。
そしてこのおじさんとは今後数日お付き合いすることとなるのでした。。。

んじゃ!

走行距離 50.49km
総走行距離 11086.79km
出発地点 道の駅北方
到着地点 道の駅高千穂

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【190日目 12/28】鹿児島県姶良市で初のお呼ばれ(^○^)

みなさん、こんにちは。

今回は鹿児島県突入!の巻です。

2017020614372264d.jpg
道の駅錦町で起床。
昨晩はえらく冷え込んで氷点下を下回った様です。
テントがバリバリに凍りついていました。
天気が素晴らしく良かったので、道の駅裏の公園でテント・寝袋を干して乾かすことに。
寝袋干すのは久しぶり。

20170206143721369.jpgその間に自転車の整備をしましょう。
昨日発生したブレーキ廻りのチェックのため、再度リアブレーキを外してグリスを
塗り直したりしてみましたが改善せず。
一度ブレーキをかけるとブレーキが戻らないんですよね。
手でブレーキを戻すとまた走れるんですが。
ブレーキを戻すためのスプリング位置を利きが強くなる方に変更すると、今度は強すぎて
ブレーキレバーがまともに引けない。
ブレーキワイヤーの問題だろうか。
沖縄着いたら交換してみるとして、それまでは引き続き一度リアブレーキ引いたら手で戻す
という対処方法でしのぐとします。
ついでに泥だらけのチェーンや車体をお掃除。

そんなことしている間中、道の駅の掃除のおばあちゃんに絡まれまくってました。
「仕事もしないでこんな旅続けらるなんて、あなたは大層なお金持ちに違いない。
ホリエモンのように株で儲けてるに違いない。そのような人生を遅れるのはとても羨ましい」
ということを熊本弁で何度も言われました。
「自分はお金ないので貧乏旅行である、株投資する資金もない」
ということを繰り返し説明しても、ちょっとしたらまたこっちに来てにやにやしながら
同じことを言ってくるんです。
こっちが貧乏なことはわかっててチョッカイ出してくる確信犯に違いない。
天丼してくるとは笑いがわかってるおばあちゃんでした。

色々してたら出発遅くなってしまい、10時前に道の駅出発。
おばあちゃんに手を振って走り出します。
朝ごはんはお弁当のヒライでチキンカツカレー。
500円で十分美味しい。
ここは熊本いったらおすすめのチェーン店です。

この日も昨日に続き、山越えルートです。
標高593mの峠越えがあるのでむしろ今回が本番。
回避ルートがあるなら回避したいですが、どうも国道221号線を走るこのルートが一番
楽なルートっぽいので諦めの境地で登坂します。

2017020614372437b.jpg 熊本には「おかどめ幸福駅」という縁起の良さそうな駅があるらしいですが、
ここは駅じゃなくて何かのお店みたいです。
石鹸とか健康グッズを取り扱ってるぽかったけど興味ないのでスルー。

20170206143725b16.jpg昨日の緩やかな坂と違って、今回はちゃんと坂です。
かといってキツすぎもしないのでマイペースで登っていきます。

2017020614380013d.jpg
人吉ループ橋という道路が立体交差で一周している橋を通りました。
パノラマではわかりづらいかな。
ダイナミックで面白い光景でした。

201702061437274ff.jpg さよなら熊本県。
ということは頂きはもうすぐか。

20170206143728fb1.jpgここが頂上付近。
看板とか何もないのが寂しい。
もちろん汗でろでろで息ぜえぜえで登ったんですが、標高の割りに厳しくはなかった印象。
ここからは待望のダウンヒルゾーン。

20170206143730960.jpgえ、宮崎!?
てっきり鹿児島かと思ったら、この辺は宮崎なんですか。

201702061437312ed.jpgさほど景色は良くなかったけど、天気が素晴らしいので気持ち良く坂を下れました。

20170206143733995.jpg道の駅えびのでに到着。

20170206143734f4b.jpg ランチバイキングがあったので贅沢と思いながらも食べてしまった。
食べ放題には逆らえない。。。
美味しかったけど、宮崎地鶏がなかったのが残念。

201702061437364f6.jpg デザートもがっつり頂きます。

芝生の上で寝転がってたらちょっとだけ寝てしまいました。
強い日差しでポカポカして寒くなかった。

さて鹿児島目指して出発。
ひたすら南下しますが、最大の峠はすでに終わったのであとは楽勝!
と思ったら甘かった。
途中からアップダウンの繰り返しが始まって、これが終わらない。
朝のおばあちゃんよりもしつこく登っては下り、下っては登りが続きます。
四国の南西部を思い出す感じ。
ちょっと心折れそうになりました。

20170206143739c72.jpg
そんな道を20kmくらい走って、ようやく本当の下り坂に到達した時にはもう夕暮れ17時半。
宿泊地にしようと思っていたさえずりの森キャンプ場は、すでに営業終了していて
誰もいません。
予約しておけばよかったと後悔しつつ、受付せずにこのまま一泊して朝お金払おうかとも
思ったんですが、ここから6kmくらい行ったところにネットカフェがあるのでそこに
行くことに。

201702061437404c5.jpgキャンプ場の坂道が思いの外厳しい。

ネットカフェを下見した後、近くに加治木温泉があったので時間潰しがてら入浴。
温泉から出てスーパーで晩飯を買って自転車に股がったところで、おじさんに
「自転車で旅してるの?」と声を掛けられました。
日本一周中なんですよーなんて立ち話していたら、家泊まりに来なよなんて話になって
あれよあれよという間にその方、中山さんの家に泊めていただけることになりました。
日本一周ブログには付き物のイベントですが、まさか自分にも発生するとは
思ってなかったです。

20170206143743815.jpg中山さん家はお子さんは自立していて、奥さんと二人暮らし。
すでに仕事も退職していて、今は農業をやって悠々自適に暮らしているそうです。
勝手に悠々自適なんて言ったら怒られるかもしれませんが、中山さんの生活は
まさにそんな感じ。
ピースボートで世界二周して、その間に日本各地の人と友達になってお互いの家で合宿したり、
日本中旅していたり、料理なんかも全部自家製のもので作っていたり。
色んな人が泊まりに来るらしくて人を泊め慣れているというか、初対面なのに不思議なくらい
緊張せずに過ごすことができました。
テーブルに並んだ料理(一部食べ終わってるけど)もほとんど自家製で、すんごく
美味しかった。

スポーツも好きでロードバイクにも乗っていて、それで声かけてもらったようです。
出会ったスーパーから中山さん家まで山道を5kmちょい走ったんだけど、結構キツくて
途中脚ついて休憩なんかして登ったんですが、中山さんは今でもその坂登ってるそうです。
60歳半ばくらいかな、とにかくエネルギッシュなおじいさんでした。
奥さんもやさしくて、理想の夫婦像を見させていただきました。

仕事探してるんなら近くに空いてる畑たくさんあるから農業やらないかと誘っていただいて、
正直心揺れましたよ。
姶良市は桜島の火山灰があまり降らなくてとても住みやすいらしいです。

20170206143746e5f.jpg 
夕方に温泉入ったけれども薪で沸かしたお風呂まで頂いて、お休みなさい。

んじゃ!

走行距離 81.55km 
走行時間 7:26
出発地点 道の駅錦町
到着地点 姶良市の中山さん宅

2017020614442937d.jpg 


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【189日目 12/27】球磨焼酎ウッチャンボトルは上手くて安いよ

みなさん、こんにちは。

今回は球磨川遡って内村光良氏の故郷でお馴染み、人吉へGO!の巻です。

朝起きたら昨晩からの雨でテントは半面がびしょびしょ。
どんより曇り空なので干しても乾くわけもなし、諦めて濡れたままテント撤収。
なんの制限もなければ今まで通り海岸沿いをぐるっと回りたいところですが、
年内に沖縄着きたいので海岸沿いを離れ、山越えショートカットルートで
鹿児島港を目指します。

20170206141929646.jpgホルスタイン見るのも久しぶり。

20170206141930951.jpg球磨川到着。
山が近づいてくると気が重くなりますが、本日は球磨川沿いの国道219号線を走るので、
厳しい登りはないはず。
その代わり延々緩やかな登りが30kmくらい続く模様なので、それはそれで不安。

20170206141932ba7.jpg実際に山に入っても、予想通りゆるやかな登りなので快調に走れます。
川沿いの道は走っていて気持ちも良いのでいい気分。

20170206141933a64.jpg道端にごみが落ちていただけで何てことはないんですが、焼酎黒霧島の
1.8Lパックというのが、何となく九州らしいなと。

20170206141935ff4.jpgお昼時に道の駅坂本に到着。

20170206141938883.jpgお昼ごはんやらおやつやら酒の肴やらを購入。
山に入ってからお店が全くなかったので、食料品買いだめしておきます。
道の駅の食堂で猪料理がメニューにあったんだけど残念ながら食堂はお休みでした。
猪食べてみたい。

2017020614193998b.jpg道の駅のそばに荒瀬ダムという幻のダムがありました。
なぜ幻かというと日本で最初に撤去されたダムだからです。
上物はすでに撤去済でダムの面影はありませんが、まだ見えないところの
撤去工事中のようです。
当たり前といえば当たり前かもしれませんが、ダムって撤去できるんですね。
考えたこともなかった。

道の駅を過ぎてもひたすら緩やかな山道が続きます。
ずっと登りという訳じゃなくて、緩やかに下ったりフラットな道が続いたりするので、
肉体的にきついということはないんですが、その内自分が登ってるのか下ってるのか、
よく分からなくなってきて、ちょっと気持ち悪い感じになってきました。
しかも気がついたら後輪のブレーキを引いたらブレーキが戻らなくなるというトラブルも発生。
ブレーキを戻すスプリングを確認したり、ブレーキを組み付け直したりしたけれども改善せず。
後輪のブレーキをかけたら手でブレーキを元に戻すという方法で、先に進むことにしました。

20170206141941a86.jpgそんなこんなで本日最初の観光スポット、球泉洞についたのは予想よりもだいぶ遅い15時頃。
対した標高登ってないのにえらい疲れた。

球泉洞は全長4.8kmという九州最大の鍾乳洞です。
所用時間30分の一般コースと1時間の探検コースがあって、
「ここまで来たら探検コースに行かなきゃダメだろうか。
 でもここで1時間も使ったら、日がある内に山を越えるの難しくなるし、
 さくっと一般コースがいいなあ。
 でも折角なんだから探検しないと許されないだろうか」
などと悩みつつ受付に行ってみると、現在探検コースは別のお客さんが廻ってるので
今は入れないと言われて、上っ面は悔しがりながら一般コースでGO。

20170206141942c93.jpg鍾乳洞の中で球磨焼酎を熟成保存する「球泉洞スピリアル」なるものがありました。
最短3年で1万から最長20年で2万7千円だそうです。
20年ものの球磨焼酎とか超飲んで見たいんだけど、今から20年は待てないなあ。

20170206141944d09.jpgなぜか入り口にはフォードAモデルが陳列されてました。
球泉洞の近くにエジソンミュージアムというエジソン博物館があり、そこが現在
閉館しているのでここに移されたものらしいです。
ヘンリー・フォードとエジソンは一緒に電気自動車の研究もしたことがあるので、
その繋がりでエジソンミュージアムに自動車が置かれたとのこと。
鍾乳洞とは全く関係ないですが、貴重なクラシックカーを見れてラッキー。

20170206141945fce.jpgここが鍾乳洞の入り口。
コウモリの飾り付けで煽ってくれるので、中では常にコウモリに怯えてました。
少なくとも一般コースにはいませんでしたが。

20170206141947c31.jpg 201702061419486a1.jpg 20170206141950bde.jpg 2017020614195125a.jpgもう使われてないらしいいけど。これがコウモリの巣穴だそう。

20170206141953723.jpg仏像かマリア像かに見える石筍が祭られてました。
説明がなかったので詳細不明。

201702061419544be.jpg見事なフローストーン。

201702061420585fb.jpg探検コースはここから枝分かれするようです。

20170206142059969.jpgテラテラと不気味な光沢を放つホマーテ型石筍。
これが一番の奇景でした。

20170206142101ca2.jpg以上、球泉洞でした。

次は20kmほど離れた永国寺を目指します。
幽霊の掛け軸で有名なお寺で、通称幽霊寺。
絵の展示時間が17時までなので、かなり急いで進みます。

20170206142102909.jpg17時5分前くらいに到着。
お寺から出てきた親子連れに声かけられてちょっと会話してたら17時過になってしまった。
焦ってお寺に入ります。

20170206142105906.jpgこれが幽霊の掛け軸(複製)。
本妻の嫉妬に悩んで球磨川に身投げした妾さんが成仏できずに幽霊となって本妻を祟ったため、
永国寺開祖の和尚が幽霊の醜い姿を絵に描いて見せてところ、幽霊は驚いて和尚に引導を頼んで
成仏したという伝説があります。
幽霊の絵は以前見たことあるし、複製ということもあってそんな大層な感じはしません。

201702061421077c1.jpgお堂にあるビデオで現和尚が解説してるれるんですが、その話がとても面白い。
法話とかで話なれてるからですかね、漫談みたいでした。

2017020614210867f.jpg西郷隆盛が西南戦争時にこの寺に本営を張ったこともあり、西郷隆盛の位牌も置いてあります。
でもどの位牌が西郷隆盛のものか忘れてしまいました。

20170206142110fdf.jpg
豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に持ち帰ってきた朝鮮兵の耳鼻を供養した千人塚や、

201702061421110f4.jpg西南戦争の追悼碑などもあり、なかなか歴史を感じさせてくれるお寺です。

2017020614211311a.jpg近くに国宝の青井阿蘇神社があったのでちょっと寄ってみました。
また裏から入ってしまった模様。

20170206142114ee1.jpg萱葺き屋根の立派な拝殿。 
もう日暮れ時でしたが地元とおぼしき人たちが参拝していて、地域に愛されてるなあと
感じました。

201702061421172e4.jpg
ウッチャンこと内村光良氏の実家が、酒屋だかコンビニだかをやっているという話だったので、
記念に酒でも買おうと思ったんだけど、ネットで検索しても中々が出てこない。
人吉駅前のお土産屋さんで聞いてみたところ、すでに廃業してしまったそうです。
残念。

日も沈み辺りも暗くなってきたので、近くの道の駅にいきましょうかと思って距離を調べると、
あと15km弱あって、2~3kmくらいかなと思ってたのでちょっとショック。
気温も3℃くらいまで下がっている上に、風がかなり強くて体感温度は氷点下という感じ。
歯を食い縛るように残り15km弱、登坂基調の道を走り抜きました。

20170206142119409.jpg
19時ごろに道の駅錦町に到着。
凍える手で道の駅の裏手にテントを設営し、中に飛び込みます。
人吉のお土産屋さんで購入したウッチャンの親戚が経営している松の泉酒造の
ウッチャンボトルで一杯。

20170206142120ca1.jpg
酒の肴は道の駅坂本で買った馬刺薫製その他。
焼酎もつまみもえらく美味しくて、また泥酔するまで飲んでお休みなさい。

んじゃ!

走行距離 92.37km 
走行時間 5:37
出発地点 道の駅不知火
到着地点 道の駅錦町

 20170206142121957.jpg


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プロフィール

ぐりぐら

Author:ぐりぐら
42歳、体重0.1tのおっさんです。
いい年して会社辞めて自転車で日本一周に挑戦!
札幌から2016年6月22出発⇒2017年8月19日にゴールしました!

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