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【332日目 5/19】鶴御岬に行ってきた

みなさん、すもつくれんです。

現在道の駅多々羅しまなみ公園でブログ更新中。
夜から朝にかけて実に12日振りに雨に遭遇しました。
念のため屋根の下にテント設営したので全く濡れなかったんだけど、まさか降るとは
思わなかったからびっくした。
天気予報では曇りだったし。
それにしても12日間も雨に降られないなんて、今まであっただろうか。
あったかもしれないけど覚えていないなー。

それでは今回は九州本土の最東端、鶴御岬に到達、再び道の駅やよいで野宿の回です。

IMGP0514.jpg道の駅やよいを7時前に出発、最初に向かったのは、安定のマクドナルド。
いつものように朝マック&充電&ブログ更新。
10時過ぎにマクドナルドを出発して、鶴御岬に向かいます。
今日も雲一つない晴天。

IMGP0515.jpg番匠川を越えて、

IMGP0516.jpg海沿いの県道604号線を走ります。

IMGP0517.jpgなぜかシャッターに富永一朗のイラストが描かれている家があったりして、
なんで急に一朗?と思っていると、

IMGP0519.jpg鶴見地区センターには富永一朗 海のまんが館までありました。
富永一朗は少年時代をこの辺りで過ごしたそうです。

IMGP0518.jpg展示室はワンフロアだけですが、子供のころによく観ていたお笑い漫画道場を
思い出して、懐かしかった。
入場料は無料。

IMGP0520.jpgそれにしても海が綺麗。

IMGP0521.jpg沖縄のような絵の具を溶いたようは鮮明な美しさじゃないけれど、いかにも
魚介類が美味しそうな綺麗さ。

IMGP0524.jpg

IMGP0525.jpg 大島という小島を臨む展望台で休憩していたら、地元のおじさんに声をかけられました。
おじさんは大島出身、今は別府市に住んでいるそうなんですが、大島の子供時代を
色々話してくれて面白かった。

IMGP0528.jpgここまでずっと平坦だったんだけど、ここから登坂の始まり。
というか、ここまで平坦だったのが凄い。
本当ならそれなりにアップダウンがありそうな道だったけど、ことごとくトンネルが
ここからの道中、白い蝶みたいなのが乱舞していてちょっと幻想的な光景。

IMGP0530.jpgでも木に止まっているところをよく見ると、蝶ではなくて蛾だった。
さっきまで幻想的だった光景が急に気味悪く見えてきた。

IMGP0533.jpgうねうねと曲がりくねる道に打ちのめされながら、鶴御岬自然公園に到着。
でも先端まではまだ坂があるんだなー。
 IMGP0535.jpg鳥羽一郎の「男の港」碑。
どんな歌かはしらないけど、鶴御岬の歌らしい。

IMGP0540.jpg 最後に結構きつい坂をクリアして、到着!

IMGP0539.jpg鶴御岬灯台。

IMGP0538.jpg富永一朗まんが館は当初灯台の下にあったのが、先ほどの地区センターに
移転されたらしい。
そりゃそうだ、こんな大変なところまで来る人はそうそういないだろう。

IMGP0542.jpg対岸にうっすら見えるのは、四国なんだろうな。

IMGP0543.jpg 
IMGP0546.jpgここは戦時中海軍望楼だったらしい。
灯台の土台部分が妙にものものしいのはその時代の名残だろうか。

IMGP0545.jpg最東端まではもうちょっと歩く必要あり。

IMGP0547.jpgはい、最東端ゲットー!

IMGP0549.jpg昨日買ったゆでもちでエネルギー補給して、15分くらい山を登ったところにある、
鶴御岬展望ブリッジに寄ってみることに。

IMGP0550.jpg途中、明らかに人の手が入った洞窟なんかがありました。
昔の防空壕かな?

IMGP0551.jpg足元から急に蛇が逃げ出して、超ビビった。
どこにいるか見つけられるかな~。

IMGP0552.jpg IMGP0555.jpg展望ブリッジ到着。

IMGP0556.jpg豊後水道を一望できる絶景。

IMGP0557.jpg鶴御岬灯台も見えます。

IMGP0553.jpg
これが砲台跡かな?

IMGP0559.jpg中に入ることもできます。

IMGP0561.jpg帰り途中のトンネルでタヌキ発見。
最初犬かなと思って近づいたらタヌキだった。
トンネル内で逃げるタヌキをちょっと追いかけたんだけど、タヌキ遅いw
余裕で横に並べました。
車来たら怖いので追跡やめて、撮影。

IMGP0563.jpg16:30ごろ鶴見海望パークというレストランの近くを通りかかり、ネットで調べたら
評判まあまあだったし、営業時間内だったので寄ってみたら閉まってた。
おかしいなーと思ってうろうろしてたら中から人が出てきて、今日は早めに
店閉めちゃったとのことで、大ショック。
お昼ごはんはゆでもちだけだったので相当腹ペコだったし、豊後水道の海鮮食べたかったのに。
でも店の人は「野宿するんだったら店の裏使っていいよ」とびっくりするようなことを
言ってくれました。
どうやら先日自転車旅行の人に頼まれて野宿許可したことがあって、それで俺の恰好見て、
申し出てくれたらしいです。

有難い提案でしたが食材ないしまだ走れる時間なので、お断りして先に進みます。
途中のすき家で牛丼食べたり、スーパーで食材買ったりして、

IMGP0564.jpg19時前に道の駅やよいに舞い戻ってきました。
さっき牛丼食べたばかりだけどあれは昼ご飯、晩ご飯は佐伯産のアジの刺身とトビウオの刺身。
どっちもめっちゃ美味しかった。

この日は温泉入らずに寝ました。

んじゃ!

走行距離 75.11km
総走行距離 11383.65km
出発地点 道の駅やよい
到着地点 道の駅やよい
 
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【331日目 5/18】自分の旅が自転車に取って如何に過酷かを知りました

みなさん、ひねくされです。

松山のマクドナルドから第二弾めのブログ更新です。
ここで晩飯にしてしまうか、我慢するかの葛藤中です。
今のところソフトツイスター一つしか頼んでないしなー。。。

とりあえず、行きましょう。


IMGP0456.jpg前日は道の駅原尻の駅に野宿しました。
テーブルあるし、人来ないし、快適な一晩でした。
滝の音はうるさかったけどね、慣れたけど。

IMGP0459.jpg朝ごはんはパスタにミニ大根の漬物をのっけたもの。
パスタが漬物味に塗り替えられたけど、意外にいける。
この日はどこまで走るか決めてなかったこともあり、なんだかんだで8:30ごろと
遅めの出発になりました。

IMGP0460.jpg走り出して1kmくらいで前輪パンク。
幸い近くにコンビニあったので、コンビニの駐車場で修理させてもらう。
予備のチューブに交換しようと思ったけど、パンクしたチューブに空気入れてみたら
目視であっさり穴の箇所分かったのでそのままパッチを貼って修理完了。
そして走り出して100mくらいで再度前輪パンク。
これは絶対にタイヤかホイール側に問題あると思って、再度コンビニに引き返して
タイヤ・ホイールをチェックするも特に突起物などの異常は見当たらない。
今度のパンクで穴が開いた箇所は、口金を挟んでちょうど反対側だったので、
その辺りに何かあるはずなんだけど。。。
取り合えず予備のチューブに交換して空気を入れてタイヤを見ると、異常個所発見。

IMGP0461.jpgタイヤのサイドの縫製が裂けて、そこから中のチューブがふフーセンガムのように
飛び出してきていたみたい。
これで自転車乗ったら飛び出した部分がリムに挟まってパンクすると。
タイヤの交換が必須ですね。
前回タイヤ交換したのが、たしか那覇で3月12日のはず。
また2か月ちょい、距離にして1,700kmも走っていないのに。。。
やっぱり普通のタイヤじゃだめだ、シュワルベ マラソンみたいな耐摩耗、耐パンク性能の
優れたタイヤじゃないと。
それだけ0.1tの体重と大荷物を背負って走るこの旅は、自転車への負荷が大きいんだな。

IMGP0465.jpg応急処置として、裂けた部分を内外から布テープで補強してみました。
とりあえずは大丈夫そう。
修理場所に日影がなく、直射日光に晒されての修理となり朝から汗だく。
なんだかんだで2時間半くらい修理にかかってしまった。
お世話になったコンビニでアイスコーヒー飲んで、体力回復して11時ごろ再出発。

IMGP0466.jpgめっちゃ良い天気。
気分爽快だけど、暑いんですよ。

IMGP0469.jpg左側のは電車、右側のは機関車トーマス。
ではなくて、橋の欄干です。

IMGP0476.jpg11:30ごろ、道の駅きよかわに到着。

IMGP0477.jpg食堂で作ってくれるお弁当が450円くらいと安かったので、とり天弁当で早めの昼ご飯。
とり天美味しい。

IMGP0478.jpg直売所では補給食としてゆでもちなるものを購入。

IMGP0479.jpgうすべったい餅の中に粒あんが入っていて、結構なボリュームがある。
ゆでもちは翌日まで補給食として活躍してくれました。
賞味期限は当日限りではあるけれど。

IMGP0481.jpg
お次は道の駅からほど近い、沈堕の滝に来ました。
雪舟の絵になったことで有名だそうです。
ここも日本のナイアガラの一つです。

IMGP0480.jpgまずは遠目から。
ここから更に進んで近くから見れるようなので、もちろん行きます。

IMGP0483.jpg途中には沈堕発電所跡があります。

IMGP0484.jpg 
IMGP0486.jpg今となっては廃墟、というほど建物なくてここくらいです。
ラピュタのロボット兵が眠っていそう。

IMGP0485.jpg一番寄ったところからの一枚。
沈堕発電所のために滝の一部が止められていたこともあり、現在の滝は雪舟の絵に
沿って一部復元されたものだとか。

沈堕の滝を後にして先に進み、豊後大野市で自転車屋さんを見つけたので、
タイヤとダボ穴のネジの件を相談してみました。
ダボ穴のネジはネジ穴を潰して残ったネジを取り除き今後はボルトで固定する方法で
対応できる、タイヤは2,000円くらいの安いものしかない、とのこと。
近々で必要なのはタイヤ交換なんですが、安いのに変えてもすぐ摩耗することを
考えると交換するだけ無駄な気がする。
ということでタイヤはAmazonでシュワルベ マラソンを買うことにして、
ここでは修理せずに先に進むことにしました。

途中コインランドリーBUBBLINという充電席付きの素晴らしいところがあったので、
充電しながら洗濯。

途中、ゆでもちを食べながら走っていると、またタイヤが膨らんできた気がします。
本日の野宿地、道の駅やよいまではまだ30kmくらいあり、日没迄に辿り着けるか微妙な
ところですが、タイヤを気にしながら恐る恐る走るより、ここで時間を使ってもう一度
応急処置してから走った方が速いと判断して、再びコンビニの駐車場で修理。

IMGP0491.jpg今度はタイヤの裏にエアマクラ補修用の布切れを当てて補強。
これでかなり頑丈になったはず。
また30分以上ロスしてしまったので、急いで出発。

IMGP0493.jpg途中、かなり大きな犬が放し飼いにされていたり、

IMGP0495.jpg風連鍾乳洞の前を通り過ぎたり、

IMGP0496.jpg 毒ガス攻撃を受けたりしながら、かなり頑張って走行。

IMGP0497.jpgしかしこの煙幕はひどい。
道路の下の畑で何かを燃やしてるんだけど、風向き考えられないのかね。
走行中の車も怖いだろうに。

IMGP0498.jpg頑張った甲斐あって、19時前に道の駅やよいに到着。
ここは温泉もあり、近くにスーパーもコンビニもあり、野宿しやすい道の駅です。

IMGP0501.jpg IMGP0504.jpg途中のコンビニで買ったビールで乾杯してから、温泉に入りました。
その温泉には死海の海という、塩分濃度が海水よりも濃いい風呂があるんだけど、
そこに入った瞬間、激痛で飛び上がりました。
そういえばフロントギアで左足を切っていたのを忘れてました。。。
死海の海の塩分濃度が誇大広告じゃないことを体で証明したよ。

IMGP0507.jpgお風呂から出たら、晩ご飯。
熊本の道の駅で買っておいた馬肉燻製とミニ大根の漬物、今日のお酒は
黒本本店の芋焼酎、㐂六 。
九州最高。

IMGP0510.jpg21時くらいに突然数名の大人が皆で大型テントを設置し始めてビビった。
道の駅テント野宿は一杯見てきたけど、大型テントで大勢が野宿する様子は初めて。
22時ごろに道の駅の人が「テント泊はいいけど絶対火は使わないで」と注意をして
廻っていました。
そういう巡回があることは事前に調べてたので、この日はノーファイア。

んじゃ!

走行距離 54.79km
総走行距離 11308.54km
出発地点 道の駅月尻の滝
到着地点 道の駅やよい
 
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【330日目 5/17】阿蘇脱出、再びの大分県

みなさん、けちゅうらです。

現在5月22日は愛媛の松山市のマクドナルドで、強すぎる日差しを避けて、
充電中&ブログ更新中です。
強烈すぎるよ日差し。
腕時計焼けとかメガネのツル焼けが凄い。
5月からこんなんだったら、8月にはどうなるやら。
雨よりはよっぽどいいから文句は言わない。
上のは文句じゃなくて感想。

では行きます。


IMGP0316.jpg道の駅阿蘇にて6時くらいに起床。
今日は良い天気、やっぱり山には青空が似合いますね。
中村くんは阿蘇山のどこかに登山するらしく、颯爽と去っていきました。
俺はナラザキさんと10時に阿蘇神社で待ち合わせているため、ゆっくりとさせて貰います。

IMGP0318.jpg今日は米軍Cレーションのこいつ、おそらく桃の何かを食べよう。
近くのコンビニで食パンを調達。

IMGP0319.jpgやっぱり桃のジャムみたいなやつだった。
甘甘だけどたまにはいいな。
食パン二枚で朝ごはん完了。

カブ旅のおじさんが火気使用禁止とシールの貼ってあるテーブルでバーナーを使うのを
横目で見てイラついたりして(注意はしないヘタレ)、ナラザキさんと話したりして、
9:45ごろに出発。
途中、ナラザキさんにセブンイレブンのコーヒーを奢って貰ったりして、10時過ぎに
阿蘇神社到着。

IMGP0324.jpg阿蘇神社も熊本地震で多大な被害があり、楼門、拝殿は倒壊してしまい、
現在も復旧工事中でした。

IMGP0327.jpg復旧工事中といっても、裏から見るとまだ倒壊した建築物がそのままの状態になっています。
復旧はいつになるのか。

IMGP0329.jpg在りし日の楼門。

IMGP0328.jpg地震後の境内の様子。

IMGP0330.jpg参拝は新しく建てられた仮拝殿で行います。
こんな神社でも、ここまでの旅の安全に対する感謝と成就をお祈りする利己的な自分。

IMGP0331.jpg神社内に湧き水があったので、ペットボトルに頂きました。
阿蘇神社近辺も豊富な湧水地でいたるところに水汲み場がありました。
ナラザキさんが言うには、阿蘇神社は肥後一之宮としていつも賑わっていて、こんなに
閑散としているのは今まで見たことがない、ということでした。

IMGP0322.jpgさてお参りも済んだので、参道にあるお食事処はなびしへ向かいます。
本当は有名店いまきん食堂に行ってみるつもりだったんですが、前日調べたら定休日( ;∀;)
憲武のペレサイン見たかったなあ。

IMGP0336.jpgはなびしではあか牛丼はなくて、あか牛牛かつ重となっていました。
もちろんあか牛牛かつ重大盛1,900円を注文。
牛カツが乗ったお重ですが、これが旨かった。
柔らかく肉肉しい赤身肉に衣の食感と油がマッチするというか、よくわかりませんが、
わさび載せて食べるのがお勧め。

IMGP0337.jpgナラザキさん登場。
会社を息子に譲り、今は色んな場所に旅に出かけ、木陰でそよ風に吹かれながら読書を
するのが大好きなおじさんです。
そしてたまに毒蝮三太夫。

IMGP0323.jpg次に馬ロッケという馬肉を使ったコロッケがあるそうなので食べてみます。

IMGP0338.jpg店内には色んなものが置いていました。
鹿の脚だろうか。。。
保存食なのかな。

IMGP0339.jpgお宝発見と煽ってますが、一見地味なこちら。
ナラザキさんによると左がリアカーのナンバープレート、右が自転車のナンバープレート。
昔はリヤカーとか自転車にもナンバーあったのか。
見たことあるような、ないような。

IMGP0341.jpg注文してから5分ほどで馬ロッケ提供。
揚げたてが旨くないはずがない。
馬肉のせいかちょっと変わった風味もあって、美味しかったです。

IMGP0342.jpgナラザキさんに博多の「お汐井」というお清めの砂を振りかけてもらい、
旅の安全を祈願してもらい、お別れ。
颯爽と去っていく様は男の哀愁を感じる。
本当に色々とお世話になりました、ありがとうございました!

IMGP0343.jpgさて、それでは出発です。
今から目の前の山を越えて、阿蘇を去らなくてはいけません。
また坂か、、、なんだけど、あの山を越えればその後はずっと緩やかな下りの道になるはず。

IMGP0345.jpg水田に写った青空と白雲。
今日も焦げるような日差しなので、気休めの日焼け止めを塗って出発。

IMGP0347.jpg
それなりにきつかったけど無事最高地点到着。
阿蘇の坂は想像よりもフレンドリーだった。
阿蘇スカイラインは除いて。

IMGP0349.jpg予想通りの下り基調。
急すぎず緩すぎない下り坂で、ほとんどペダル回さずに自転車が進んでいきます。
最高の道。
気温17℃ということもあり、日差しを受けつつも寒いくらい。

IMGP0354.jpg
あっという間に道の駅波野に到着。
道の駅内を物色していると、中村くんが現れました。
登山後に道の駅阿蘇に戻ったところ、すぐにここまで乗せてくれる車が見つかったそうです。
まさか再会するとは思わなかった。
それにしてもヒッチハイクって結構できるもんなんですね。

IMGP0352.jpg
中村くんとキャベツソフトクリームを食べながら談笑していると、

InkedIMGP0353_LI.jpgナラザキさん再登場。
さっき感動のお別れしたばかりなのにw
三人で少し話して、今度こそ本当にお別れです。
ちゃんと5月中に博多に戻ってくださいね、ナラザキさん(笑)

IMGP0356.jpg道の駅波野を出たあとも快適な下り坂は続き、ついに再びの大分県突入。

IMGP0360.jpg高原キャベツ畑。

IMGP0368.jpg15時過ぎに竹田市の丸福食堂に到着。
昨日道の駅で話した地元のお兄さんが丸福のから揚げをお勧めしていたので、
食べて見たくなった。

IMGP0369.jpg鳥モモと鳥ぶつ切りを落ち帰りで注文。
待つこと10分ほどで出てきました。
店から出た食後にぶつ切りをぱくついて見ました。
オーソドックスなから揚げですが、揚げたてなので美味しい。

IMGP0370.jpg近くに百名城の一つでもある岡城跡があるので寄ってみました。
多少の坂を越えて到着、説明パンフレットは巻物状の凝ったもの。

IMGP0372.jpg城に行く間に潰れた秘宝館ぽいってものと、宿泊施設。
寂れた感じがいいです。

IMGP0374.jpgさあ、登ってみましょう。
岡城は鎌倉時代に作られた山城で、明治時代の廃城令で廃棄された城です。
瀧廉太郎の「荒城の月」はこの城から着想されたとのことです。

IMGP0380.jpg山城とはいえ、縄張りは結構広く歩きがいがあります。
ぶつ切りから揚げ食べながら廻ったら、廻っている間に全部食べてしまった。

IMGP0385.jpg IMGP0388.jpg IMGP0392.jpg 
IMGP0412.jpg 
IMGP0394.jpg本丸跡にある岡城天満神社は天井の絵が見事。

IMGP0396.jpg滝廉太郎先生の銅像もあります。

IMGP0404.jpg下を見下ろせば国道502号線。
荒城の月のメロディラインがあり、岡城までメロディが聞こえます。
そういえば、荒城の月ってまともに聴いた記憶がない。

IMGP0406.jpg現在は整備されているとはいえ、荒城感はたっぷり。

IMGP0408.jpg
突き当りの下馬御門。
石垣に隙間ができてそのうち崩れそう。

IMGP0415.jpg滝廉太郎が見たときはもっと荒れていたんだろうか。

IMGP0424.jpg岡城を後にして、国道502号を走ります。
ここがメロディゾーン。

IMGP0425.jpg大野川にかかる沈下橋発見。
四万十川以外にも、結構いろんなとことにあるんだな。

一方的な下りは竹田市で終了、その後は適度にアップダウンを繰り返して、
17:30ごろに道の駅原尻の滝に到着。
道の駅のすぐ裏に、

IMGP0433.jpg日本のナイアガラ(の一つ)と言われる、原尻の滝があります。
大雨の後などは水量が増して迫力らしいんですが、この日は多分標準的な感じ。
ナイアガラというには少し寂しい。
けど、原尻の滝は色んな角度から見ることができるので、楽しい。

IMGP0438.jpgすぐ横で見ることも、

IMGP0439.jpg真横から見ることもできます。

IMGP0445.jpg川面からの滝。

IMGP0440.jpg IMGP0449.jpgさあ、待望の晩ご飯。
今日は早くに道の駅着いたので、まだ外が明るいうちからご飯食べれます。
真っ暗な中で食べても、美味しくないから嬉しい。
まずは丸福食堂の鶏もも。

IMGP0452.jpgナラザキさんからお餞別に貰ったカップ焼きそば。
嵩張るから優先的に食べないとね。
久しぶりのカップ焼きそば旨かったなー、簡単だしたまにはいいかも。

IMGP0454.jpg夕日に染まる空を見ながらご馳走様。
中村くんとはここらでまた再会するかも、と思ったけど来なかった。

テント張って、白川水源で買ったミニ大根の漬物つまみながら焼酎飲んで、
ブログ更新してお休みさない。
滝の音が一晩中鳴り響き、まるでエアコン室外機の傍で寝ているかのようですが、
それ以外は静かだったので、慣れれば気になりませんでした。

んじゃ!

走行距離 51.81km
総走行距離 11253.75km
出発地点 道の駅阿蘇
到着地点 道の駅月尻の滝
 
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【175日目 12/13】Rainy Blue in 福岡

みなさん、しらしんけんすもつくれん42歳です。

今回は自転車の天敵、雨の中を福岡県へ移動の巻です。
移動距離は短いんだけど、しんけん疲れた一日でした。
やっぱり雨の日は走るもんじゃないなーと改めて思いました。
この反省は生かされなかったわけですが、それは後日。

20161213231305656.jpg道の駅しによしとみで起床、いつも通り7:30ごろに出発準備完了。
天気予報では一日中雨だったんだけど、とりあえず今は降ってません。
停滞する気満々だったので、道の駅の休憩所に置いてあったマンガなどをぱらぱら読んで
1時間くらい様子見たんだけど、降ってこないのでとりあえず近場観光でもすることに決定。

2016121323130669f.jpg中津は福沢諭吉先生の出身地なので、街中いたるところに標語が掲げられてます。

2016121323130868c.jpgまずは中津からあげを食べようとネットで良さげなところを探し、朝から営業している
「ぶんごや」さんにやってきました。
中津の醤油味の唐揚げ発祥のお店らしいけど、本職は唐揚げ屋さんではなく精肉店。

20161213231309f5c.jpg骨無し唐揚げ200g購入。

20161213231312908.jpg揚げたて熱々をいただきます。
元々唐揚げ大好物ってのもあるんですが、これは美味しい。
200gは多かったかなと思ってたけど、あっという間に平らげました。

20161213231311c2f.jpg数百mのところに福沢諭吉旧居記念館があったのでやってまいりました。
福沢諭吉については、咸臨丸のってアメリカ行って慶應義塾を創設して学問のススメを書いた
人くらいしか知らないので、お勉強。
まあ、大体上に述べたような感じでしたが、偉大な教育家であり、しんけん酒好きだったとか
いろいろお勉強になりました。

20161213231314c34.jpg諭吉先生の育った家のなかを見ることもできます。

201612132313159a2.jpg土蔵の2階に登ったら、諭吉少年が勉強中。
階段に「この上に諭吉少年の人形があります」ってわざわざ張り紙してたのは、
きっとびっくりして階段から落ちる人とかいたんだろうな。

20161213231323e55.jpg次は中津城。
黒田孝高が築城し細川忠興が完成させたお城。

201612132313172c0.jpg天守は模擬天守。

20161213231319c17.jpg天守からの展望。

2016121323132019f.jpg天守の中は資料館になってますが、感銘を受けたのは鳥居強右衛門。
ちょっと間抜けな感じに磔にされてますが、この人は男の中の男。

奥平家が長篠城で武田勢に包囲された時に、身分の低い雑兵だった強右衛門は援軍要請の
ために長篠城を脱出し岡崎城に到着。
無事援軍の約束を取り付けるが、長篠城に戻るときに不運にも武田勢に見つかり
捕まってしまう。
武田勝頼は岡崎城からの援軍の話を聞き、強右衛門に「援軍は来ない」と奥平勢に
伝えれば、命を助けると脅して、強右衛門を長篠城の前に連れ出す。
強右衛門も表向きは脅しに屈して嘘の報告をすると約束していたが、いざ引き立てられると
城内に向かって、「援軍は2~3日で到着する」と伝えて味方を鼓舞した。
怒った勝頼によって強右衛門はその場で殺されてしまうが、援軍が来ることを知り強右衛門の
死に様を見た奥平勢は大いに士気を上げて、援軍が来るまで持ちこたえたという。

雑兵の身分とはいえ、サムライスピリッツの手本のような死に様です。
信長公もこの話を聞いて、立派な墓を建てさせたとか。

201612132313211d2.jpg中津城の堀ではガチョウと鴨。
ガチョウ見たの久しぶり。

中津城出たのは10:30過ぎていたけど、まだ雨は降ってこないので北九州市に向けて出発
することにしました。
出発して30分も経たないうちに降ってくる雨。
でももう引き返す気なかったので、レインウェアを上下着込んで雨の中を走ります。
最初は小降りだった雨もすぐに本降りになりました。
北九州市まではとても行けそうもないので、30km先の行橋市のネットカフェを目標に変更。
普段なら32時間もあれば着く距離なんだけど、雨の中だとブレーキ効かないし視界悪いしで
いつも以上にペース上がらず、なかなか進まない。

201612132313264c9.jpgしかも途中でフロントのバックが破損。

20161213231327807.jpgバッグを自転車に固定する部品のネジが緩んで外れ、ネジも紛失してしまった。
仕方ないので壊れたバッグは後ろに荷台に積んで走り出したんだけど、フロントバックが
片方だけついている状態だから、ハンドルがバックの方に引っ張られてフラフラして
一層走りにくい状況になってしまった。

2016121323142112c.jpg
とりあえず途中のホームセンターで適当はネジを買ったけど、雨の中で修理するのは嫌すぎるので
修理は後日する。

 20161213231419851.jpg

201612132314181fb.jpgついてに途中の本屋さんで四国で教えてもらった温泉博士と、東北以来となるツーリング
マップル購入。
ツーリングマップルは美味しいお店とかキャンプ場なんかも載ってるので、キャンプ場
多そうな九州でも使えるかなと思って。
 
20161213231329430.jpg雨の中なんとか2時間半ほどかかって、行橋市に到着。
ネットカフェ近くの太一商店にてお昼ごはん。
2日続けて二郎系ラーメンw

20161213231332c35.jpgラーメン大盛り、全部多めで頼みました。
今回は野菜お代わりなし。
おいしゅうございました。

その後近くのマクドナルドに行って20時まで4時間ほどコーヒー一杯で粘って
ブログ更新して、ネットカフェにイン。
12時間1,500円と中々にお得。
それにしても疲れた一日でした。

翌日も一日中雨予報なので、どうやって停滞しようか考えながらお休みなさい。

んじゃ! 

走行距離 38.07km 
走行時間 2:45
出発地点 道の駅しんよしとみ
到着地点 ネットカフェ iBox行橋店

20161213220439e25.jpg 

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【174日目 12/12】別府温泉の湧出量はァァァァアアア、日本一ィィィィィイイイ!!

みなさん、おおかたでちょきん。

20161213225039767.jpg今回は日本一の湧出量を誇る別府市に向かいます。
青看板で北九州って出ると、九来たんだなーって実感する。
ちなみに青い道路標識のことを僕は青看板、略してアオカンと呼んでます。
多分地域的な呼び方とかではなくて個人的な呼び方だと思いますが、一般にはなんて
呼んでるんですかね。

20161213225044204.jpg別府駅。

20161213225047436.jpg別府海浜砂湯に来ました。
砂湯って人生初。

20161213225059377.jpgこんな感じで海岸そばの砂湯に入ります。
屋外ですが、貸し出しの浴衣があるので裸族になることはありません。
砂湯の感想は、それなりに温かかったけど汗かくほどではないということと、思ったより
かけられた砂が重く感じる。
鳩尾に砂をかけられたときには「おうふ」って声が漏れて、係り人から「なに?」って
聞かれてしまいました。

20161213225049f39.jpgそして目の前が海なんだけど、砂に埋もれている間は体が固定されてるので空しか
見えないということ。
15分ほど砂に埋もれたあとは係り人の合図で砂から這いずり出て、源泉かけ流しの
内湯に移動。
砂から這い出た瞬間から体が冷え始めるので内湯で温まり直しますが、浴槽が3~4人で
いっぱいになる程度の広さしかなく、次から次へ人が来るのであまりゆっく
り入れませんでした。
まあ砂湯を経験できただけども良しとする。

次は別府地獄巡りをします。
地獄は八つありますけど、全部行くと車でも2時間半くらいかかるそうなので、手近に
見れそうなところを3つほど回りました。
ちなみに料金は8つ全部回れる共通券が2,000円、個別に入場すると400円。

201612132250586cd.jpgまずは鬼山地獄。
水蒸気吹きまくりの温泉も凄いんですが、

201612132250568b1.jpgここは温泉熱を利用してワニ飼育を行っており、ワニがめっちゃいます。
ワニは体力温存のため基本的に動かないそうで、大量のワニがじっとしている様は、
何かのオブジェのよう。
置物が混じっていても見抜くことはできないであろう。
でも1~2mもありそうなワニの群れは迫力あります。

20161213225111d57.jpgゆっくりと口を開けるワニ。
スローモーな動きは可愛らしくもあるけど、その歯並びは見せないでくれ。

20161213225100328.jpg鬼山温泉で飼育されていた初代イチロウさんの剥製。
5mくらいありました。
メジャーのイチロー選手の名前もこのイチロウさんからとったというのは有名な話(嘘)。

201612132251061b8.jpg次はちょっと離れたところにある海地獄。

20161213225108de6.jpg今は見るかかげもありませんが、この大鬼蓮の葉は8月ごろには小学生低学年が乗れる
くらい大きくなるそうです。

201612132251061fd.jpg海地獄の温泉はきれいなコバルトブルー。

20161213225108bfe.jpg赤い温泉もあったので、これ見れば血の池地獄は行かなくていいんじゃねと思った。

20161213225109f6e.jpg最後にかまど地獄。
ここは1丁目から6丁目まで様々な湯の池があります。

2016121322511387d.jpg1丁目。
泥のような地獄。

20161213225115b43.jpg2丁目。
こんなに情けない鬼(青)の顔は見たことがない地獄。

201612132251167ac.jpg 3丁目。
海地獄みたいな地獄。

20161213225509118.jpg4丁目。
泥がぽこぽこしている鬼石坊主地獄みたいな地獄。

20161213225510f48.jpg5丁目。
あれ、また海地獄。

20161213225511406.jpg
6丁目。
血の池地獄っぽい地獄。
海地獄についてこちらも2度目の登場。

かまど地獄いけば他の地獄は行かなくていいんじゃないかというくらい、
バリエーション豊かでした。
その分お客さんも一杯います。

201612132255131b6.jpgうじゃあ。
外国人率高し。

20161213225108377.jpg
さて、地獄巡りはこれにて終了。
写真は撮影者の腕があれなので分かりにくいですが、別府の街は至るところから
湯煙が立ち上っていて、流石に温泉の街だと思いました。
細い路地の排水溝とかからも、もうもうと立ち上っていたりします。

20161213225514dd5.jpg
食べ損ねていたお昼ごはんを15時ごろにようやくゲット。
大分県の二郎系ラーメン、太一商店。
太一ラーメンの麺大盛り、野菜背油多め。
まずまずのボリュームですが、二郎ほどではないなあと思っていると野菜はおかわり可とのこと。

20161213225515f11.jpg野菜普通を追加でおかわり。
完全にお腹いっぱいになりました。

さて、別府温泉ともこれでお別れして北上します。
本当はもう一回温泉に入りたかったんだけど、時間が押しているので諦めます。
お昼ごはん食べ終わった時点で15時過ぎ。
目的の道の駅までは50kmくらいあり、ナイトランは覚悟。

国道10号を使ってちょっとした山道を走ります。

2016121322551844f.jpg趣のある石橋。

明るいうちは良かったんですが、暗くなると真っ暗な細い山道は路面状況掴みにくいので
やっぱり走りにくい。
そろそろと走って山道を越えると、広々とした道路になって快適に走れるようになりました。
けど、思ったよりも目的地に近づいていません。
どうも距離をはかり間違えたらしく、最初の予想より15kmくらい走らないといけないみたい。
夜から雨予報だったので、雨が降る前に着くことを祈りながら走ります。

201612132255199ef.jpg宇佐市にて小振りな自由の女神。
やっぱりUSA市だからなのかな。

201612132255202b5.jpg中津市に到着、福沢諭吉先生の出身地らしいです。

道の駅まであと1~2kmというところでスーパーがあったので、半額惣菜やビールを購入して
外に出ると雨。
スーパー寄らなければ間に合ったなと思いながら、20時半ごろに道の駅しんよしとみに到着。

201612132255224c9.jpg道の駅内のピザ屋が21時まで営業中だったので、それまでビール飲みながら時間を
潰しますが、寒い。
道の駅内に結構な大音量で音楽が流れていたので、まさか一晩中流れてないよなと
心配したけど、ピザ屋が閉まったら音楽も消えてひと安心。
テント張って、麦焼酎でもう一杯やってお休みなさい。

んじゃ!

走行距離 95.04km 
走行時間 6:27
出発地点 ネットカフェ コミックバスター大分店
到着地点 道の駅しんよしとみ

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プロフィール

ぐりぐら

Author:ぐりぐら
42歳、体重0.1tのおっさんです。
いい年して会社辞めて自転車で日本一周に挑戦!
札幌から2016年6月22出発⇒2017年8月19日にゴールしました!

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