みなさん、アロ。
名古屋城から始まった城廻りも今回の甲賀伊賀で完結となります。
当初の予定だと甲賀伊賀も含めて3日間で回るつもりだったんですが、5日間かかりました。
日々の移動距離が短いから仕方ない。
でも今回は久しぶりに頑張りました。

こんな感じにテント張りました。
5:30に起きてテント畳んでいると、6時頃には掃除のおばちゃんがちらほら。
結構早いですが、みなさんいい人で挨拶したら笑って返してくれました。
何故かぶら下がっているサンドバックを叩きながら朝ごはんの用意をします。
ハチミツパン美味しい。
鞄の中を整理していたら、見慣れないネジがあったので何かと思ったら携帯工具が分解していた。
修理するための道具なのにお前が壊れたら何を使って直すんだよ、となるところだったけど、
六角レンチを別に持っていたので無事復旧できました。
ここで一眼レフカメラのK-50の故障も発覚。
どのモードにしても全部AVモードになって、しかもシャッターが切れません。
仕方ないのでここからはスマホの撮影になります。
さあ、今日も頑張っていきましょう。
山合の道をのんびりと進みます。
晴れているとただ走っていても気持ちです。
甲賀市侵入。
ケムマキくんとかサスケが育った街です。
猿飛佐助といえば真田十勇士、というよりもさすがの猿飛。
細野不二彦氏のマンガは傑作でした。
甲賀流忍者屋敷に到着。
ここの忍者屋敷の凄いところは、実際の忍者屋敷がそのまんま残っているということ。
中に色んなカラクリがあるんですが、それらもほぼ当時のままの姿であるんです。
伊賀にも忍者屋敷があって、観光的にはそっちの方がメジャーみたいだけど、あっちは
昭和に入ってから移設されて、その際に色んな家のカラクリを移植したらしいです。
真の現存忍者屋敷は日本でもここだけ!という響きには弱いです。
外見は時を経た風格こそあるものの、普通のお屋敷。
中に入ると先客は1名だけ。
平日朝イチとはいえ、人気ないすね。
まずは10分くらいのビデオで忍者屋敷について紹介。
昔のNHKのドキュメント番組の録画で、懐かしの鈴木健二アナが出演してた。
クイズ面白ゼミナール、毎週見てました。
その後お姉さんがカラクリの紹介をしてくれます。
落とし穴や、
どんでん返しや、
隠し梯子。
天井が低い2階には忍者が。
天井が低いのは刀を使わせないため。
いそいそと2階に登る忍者。
カラクリ自体は今や一般的に知られているものですが、こんな風に落とし穴に敵を落とすことを
想定していたとか、こんな風に敵を挟み撃ちにすることができたとか、こんな風に敵に
見つからない武器を隠していたとか、ディティールが説得力ありまくり。
そりゃ本物だからな。
マンガやゲームだと超極秘忍術書として扱われることの多い万川集海も、普通にありました。
手裏剣投げができるそうなので、チャレンジ。
8枚400円、鉄製の手裏剣。
結果がこれ。
的内2枚、的外4枚、刺さらなかったの2枚。
以外に刺さるなという感想。
的には当たらないけどね。
自分用お土産に手拭いと鉄製手裏剣を購入。
手裏剣の使い道は、ない。
ちなみに忍者は手裏剣を1~2枚しか持っていなかったそうです。
敵を倒すためのものというより、気をそらしてその間に逃げるためだったんだろう。
次は隣の伊賀市に突撃。
伊賀忍者といえば、ハットリくん、服部半蔵、霧隠才蔵などなど。
正義の味方的な印象があるのは、ハットリくんのせいか、服部半蔵が家康に召し抱えられたせいか。
伊賀の里は、里山の里でした。
山と田畑が織り成す景色は何故か郷愁感を呼び起こします。
車の往来も少ないので、聞こえるのは車輪の回転音と風の音、小鳥のさえずりのみ。
滋賀、三重は本当に気持ちよく走れます。
伊賀の忍者屋敷に到着。
忍者屋敷見学の前に、忍者ショーを見に行きます。
別料金ですが、伊賀忍者特殊軍団「阿修羅」の忍術実演ショーが見れます。
日本刀での巻藁切り(切った藁を空中でもう一度切ってた!)や、手裏剣、吹き矢、
殺陣などが見れました。
本職の投げる手裏剣はとても迫力ありました。
残念ながら撮影不可。
伊賀行ったら見た方がいいよー。
伊賀忍者屋敷や忍術博物館はさほどではなかった。
忍者屋敷は、やっぱり甲賀の方が良かった。
コアラのマーチとのコラボくらいかな、良かったのは。
伊賀の忍者博物館は、阿修羅を見に行くべし。
伊賀忍者博物館と同じ敷地内に伊賀上野城跡地があります。
ということなので、すぐそこの上野城跡を見学します。
天守閣。
模擬天守閣なんですが、凄いのが川崎克という人が個人で天守閣を復元したそうです。
しかも鉄筋コンクリートではなく、木造復元にしたというこだわりよう。
外見はコンクリートとの違いはわからないけど、100年200年後には現存天守閣のような
風格が備わるんじゃないでしょうか。
1階は城主藤堂高虎の人生を描いた顔出し撮影パネルが連なってます。
この辺は模擬天守閣っぽくて良い。
伊賀上野城の特徴が、大阪城と並ぶ日本一の高石垣、高さ29.7mあります。
写真が伝わらないと思うけど、石垣の先端に行くのは結構ドキドキでした。
両足揃えるのは無理。
さて伊賀見物も終わったので、本日のねぐらに移動します。
翌日からは伊勢神宮参拝を皮切りに、紀伊半島ぐるっと回る予定なので、山を越えて
伊勢湾側に行く必要があります。
バッテリーも底をつきそうなので、ネカフェにいくことにしましょう。
ルートを調べると、標高500mを越えて津市に行く道と、標高300mを越えて
亀山市に行く道があります。
伊勢神宮に近いのは津市ルートですが、夕方になってから500mの山越えは嫌なので、
若干後戻りになる亀山市ルートを選択。
したんだけど、亀山市ルートの道が例によって自動車専用道路でした。
脇道はあるんだけど面倒くさいので、津市ルートに突っ込むことにします。
思いっきり山道を延々と登っていきます。
厳しい坂ではないけど、ひたすら登りということと、辺りがどんどん暗くなって
いくので、精神的には非常にきつい。
と思ったら、標高350mあたりで突如トンネルが現れて、そこから下りに突入。
どうやら標高を調べたツールでは、トンネルが反映されていなかった模様。
なんとか真っ暗になる前に山道を抜けることができました。
しかも泊まろうと思っていたネカフェの側に、オークランドシティという温泉・
コインランドリー・パチンコが一体になった夢のような施設があり、お風呂と洗濯も
無事行うことができました。
オークランドシティに住めるかもしれないと思いつつ、パチンコは自粛して
ネットカフェで、お休みなさい。
んじゃ!
走行距離 96.51km
走行時間 6:46
出発地点 道の駅アグリパーク竜王
到着地点 ネットカフェ快活クラブ23号津南店
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