【103日目 10/2】道の駅清川にて利用者とトラブル発生!
みなさん、バクシーシ。
今回は道の駅八王子から道の駅清川までの旅程となります。
道の駅八王子ではほぼ徹夜状態でしたが、起きてしまえば寝不足感はありません。
道の駅に商品を納めに来た農家のおじさんの声援を受けながら、出発します。
が、道の駅の斜め向かいに24時間営業の中華料理店があり、珍しいので直行。
モーニング的なリーズナブルメニューを期待したんですがなかったので、
普通にラーメン焼き肉定食セットを注文。
当初は八王子素通りして山梨に向かう予定だったんですが、山梨行きがなくなったので、
とりあえず八王子観光します。
八王子観光と言えばなんと行っても高尾山、ですがその前に八王子城跡に行ってみましょう。
高尾山にはなんどか行ったことあるんですが、八王子城は初めてです。
日本百名城にも選ばれているそうですが、心霊スポットとしても有名らしいです。
八王子城は北条氏照が築城した山城ですが、氏照の留守をついた豊臣方の軍勢により
滅ぼされました。
落城の際、婦人子供たちは捕まって人質になるよりはと、御主殿の滝に身を投げたそうです。
その後三日三晩、御主殿の滝は彼女達の血で真っ赤に染まっていたという。。。
という訳で八王子城に到着。
近くで祭り太鼓のの練習をしているらしく、ずっとどんどん音が響いていました。
気分も盛り上がります。
まずは御主殿の滝から見学にいきましょう。
10分もかからずに滝に到着。
これは心霊現象と思われます。
滝自体は非常に落差の少ない小さな滝です。
ネット情報だと、川のせせらぎに紛れて恨めしげな声が聞こえたり、落武者がとうせんぼを
してきたりするらしいですが、今回は特に何もありませんでした。
と思っていたら、やつらが出現!
木々を伝って私の遥か上空を通りすぎていきます。
写真の中央やや右下あたりにいますが見えますか?
お化けじゃないですよ。
どこかの猿と違って人馴れしていないようで、全く近寄ってきませんでした。
ここからは散歩道ではなく、結構な山道になります。
名前のとおり、舟を吊っているようなおもしろい形です。
何もないですねー、というか狭い。
30人も集まれば端っこの人が落ちてしまうんじゃないかというくらい。
この狭さから特に天守閣のような建造物はなかったとされていますが、そらそうですね。
下山したら12時近くなっていました。
2時間以上いたことになります。
急いで近くの高尾山に向かいます。
ミシュランで三ツ星とって大ブレイクしたんでしょう。
すごい綺麗になって、駅に隣接して温泉施設なんかもできてました。
しかしまだ自転車乗るのでお酒の飲む訳にはいきません。
自由の中の不自由。
リフトで登るのは初めてなので楽しみ。
またまた写真がぶれまくりですが、これも霊障。
ながらかな登りの中にもかなり急な登りを2回くらい越えて、なんとなく得した
気分になれました。
特段眺めがいいわけではないですが、足をぶらぶらして乗ってるだけで楽しいです。
12分の道のりはあっという間に到着、これで1時間くらいの短縮になったはず。
ケーブルカーやリフトは山頂まではいかず、リフトは462m地点で終点となります。
前菜としてカロリーメイトを食べながら、1号路というルートで登山開始。
開店直前だったので凄い待ち人数、100人以上はいました。
うらやましーなー。
ここから頂上まではダイジェストで御送りします。
標高599.15m。
この度初の登山ですね、第二弾はあるんでしょうか。
山頂でお湯沸かしてカップラーメンを作るのは楽しいな。
この生七味で生野菜を摂取する作戦です。
下山は4号路というルートで帰ります。
往路の1号路は全面舗装路でしたが、4号路はこのような山道になりますが、それほどきつい
道のりではありません。
4号路のメインディッシュ、吊り橋です。
前にいる中国人グループが交代で写真撮っていて、しばらく進めませんでした。
邪魔やのう。
帰りもリフトを使うことをちらっと考えたんですが、行列ができていたので歩いております。
自転車で登ることを想像すると、吐き気がしてくるくらい。
急坂過ぎるときは歩くより小走りで降りた方が楽に感じますね。
下山して自転車で走り出したのは16:30過ぎ。
あと1時間くらいで日没になってしまう。
今日の宿泊地として神奈川の道の駅清川を目指しますが、あと40km弱あります。
今日もナイトラン。
名も知らぬ川で家族がキャンプファイヤーしていて、その様子を見てちょっと
心が暖かくなります。
しかしここから先が本格的な山道。
アップダウンがきつい訳じゃないですが、街灯も民家ほとんどないような真っ暗な道を
延々進みます。
地図を見て山の中なのはわかってたけど、ここまで山道が続くとは思ってませんでした。
神奈川には山というイメージがなかったからです。
体力的にも精神力的にもかなり削られて、道の駅近くのセブンイレブンを見つけたときは、
歓声をあげてしまいました。
何より明かりが嬉しかった。
セブンイレブンから道の駅までは本の2km程度。
晩ごはんを購入し、もうひと登りがんばって道の駅に到着したのは20時過ぎ。
ここの道の駅には24時間解放の休憩室がありますが、天気予報は晴れなので
外にテントを張ることにします。
それではお休みなさい、
とはなりませんでした。
外にテント張って休憩室でご飯を食べていると、白髪を後ろで縛った丸っこい
おじいさんが休憩室に入ってきました。
とりあえず挨拶をしましたが、向こうは挨拶を返すこともせずに、
「外にあるテントはお前のか、あそこはテントを張るための場所じゃないんだ、
道の駅に通報しておいたからな」
と凄んできました。
一応道の駅の関係者か確認するも違うそうなので、今から来る警備員と話をすることにして、
おじいさんとは絡まずに外にでて警備員を待ちます。
10分程度で警備員が来たので事情を説明すると、
「邪魔になる訳じゃないから別に構わない」
とのこと。
その後警備員は休憩室の中で通報したおじいさんとも話をして出てきましたが、
「テントは動かさなくていいんだけど、通報した人がうるさい人なので
となりの駐車場にテントを移した方が安心だと思うよ、風も防げるしね」
とアドバイスくれました。
一度設置したテントを動かすのは億劫ですが、せっかく警備員が間を取り
持ってくれたので、その言葉にしたがってテントを移動。
そこでようやく落ち着くことができました。
正直いきなり喧嘩腰できたおじいさんには腹が立ちますが、道の駅に勝手にテントを
張っているという負い目があるし、こちらが何もしていないつもりでも正体不明の
テントが張ってあるだけで脅威を感じる気持ちも十分理解できます。
やっぱり、野宿はなるべく人目につかないことが肝要ですね。
んじゃ!
走行距離 61km
走行時間 7:48
出発地点 道の駅八王子滝山
到着地点 道の駅清川
※サイコンアプリの不調のため走行距離等はGoogleMapから。